仕事は【あり方】なんだと思う
あけましておめでとうございます。毎年振り返りの文章を書いてもう7回目になります。2020年は本当に色々ありました。振り返ると毎月必ず憂鬱なことがあり、目の前のことにひたすら向き合い続けていました。個人的にはとても反省の多い年でした。主に反省を中心に振り返っていきたいと思います。(今年も絶望的に面白くないです)----------------------アドバイスをくれる人を大切にする----------------------これは何かを追い込まれて【視野が狭くなる】時に毎回ハッとする話。何かの責任者になったり、余裕がないときに、人は必ず視野が狭くなる。人から何か図星を言われるとイラっとしたり、そんなこと分かってるんだけど?っていう態度が出たり。何もわかってないなって人を見下したり。大なり小なり、人によって度合いはあれど、態度に出てしまう。態度に出ているときに、周りにそれを伝えてくれる人がいる。立場や年次が上がれば上がるほど、そういう人は減ってくるからこそ大切に、大事にしたほうが良い。----------------------仕事は【あり方】なんだと思う----------------------最近仕事をしていて、テクニカルなものは些末に感じる事がどんどん多くなった。スキルや、マネジメントなどは本を読めば書いてあるし経験を積めばやり方もわかる。この振り返りも含めて、テクニカルな事象はたくさんあれど【事業をどうにかする】という点に置いては覚悟や執着、仕事のスタンスの方がはるかに大事。組織成果も、自分とチームをどれだけシンクロできるかが勝負。トップの振る舞いは下からは良く見える。どう向き合うか、人としてどうあるべきか?その【あり方】に向き合わないと一皮むける事は難しいと感じた。話はそれるが、アプリボットのリーダー陣で、今自分が感じていること大事だと思っていることをテキストで共有し合う施策があった。そのみんなの投稿を見て、自分は徳や愛が足りていないと感じた。その人の特性が大事だから、徳や愛があればいいってことはないんだけど器はでかくありたいと思った。ダサい事はしたくない。ケツを持つ人間でありたい。そんな事を思った記憶がある。そしてのその【あり方】は仕事の中で研磨されると思う。2021年も邁進していきたいと思う。----------------------ミクロとマクロの乖離----------------------マクロで仕事がすることが多くなると自分は細部への意識が薄れてしまう傾向がある。モノづくりで神が宿るのは細部。そして人の感情も細部が大事。組織とシンクロできている場合は、マクロで大きく舵を切っても問題はない。ここに齟齬があると、意図をくみ取る想像力が弱くなって伝わらない、伝えられない。本音で会話できない。結果、お互いに箱に入り、自分自身を省みる機会も失う。細部への拘り、想像力を常に頭においておく。事業は一歩も待ってくれない。来るタイミングで決断の連続。細部に拘っている場合じゃない事も沢山ある。その時に向けて、しっかりと備えておく。----------------------withコロナ 「貯金を切り崩す」という感覚----------------------コロナで仕事のやり方は変わり、適応していった一部は生産性もあがり、一部は武器も作れた。良い面もあった。でもコミュニケーションや、深い議論、ふとした気づき、言語化。ミクロで考え、想像するところが欠如したような、今までためて来た貯金を切り崩すような、そういう感覚。人はいくつもの側面を持っているし、深さが存在する。人を知るには、ただ話しただけじゃわからない。表面だけじゃなく、色んな角度や深さまで知ることが大切。そして大事なのは人の感情や考えはウツロウという事。一度理解したから安心するのではなく、定点で理解しないと、必ずズレる。軌道修正されない想像力はただの妄想だという事を改めて肝に銘じようと思う。----------------------孤独と向き合う----------------------さっきの話と逆説的な話になるが、究極、人のことを完全に理解しようというのは難しい。自分の事を完全に理解してもらうことは不可能だし、伝える事にも限界がある。だから孤独と向き合うことも必要になる。孤独を恐れず、必要だと思う事、結果幸せにできる事に向き合う。----------------------自分(達)でやるという呪縛----------------------新卒の振り返りあるあるだけど「自分でどうにかしなきゃいけないなんて絶対に思っちゃだめだ」というアドバイスを毎年している。でもそれは自分にも言える事。色んな経験をして、幅が広がると人は勘違いする。大切なのは課題を解決する事。そのためには自分よりも大きな優秀な存在をいかに資源として考えられるかが大切。----------------------組織成果を出すこと----------------------結果これがすべて。どんな内省も、どんな分析も、どんなプロセスも、言い訳に過ぎない。最後に個人的に、趣味が内省なのですが2020年は毎月の事象は振り返れていても思想のアップデートという観点では振り返りが滞っていた気がします。年末年始、とても良い振り返りの場になりました。今年も想像できないような事が沢山起きるんだと思います。1つ1つにしっかり向き合ってダサくないビジネスマンとしての【あり方】を研磨していこうと思います。今年もよろしくお願いいたします!↑31日の施策を見送った後の代々木公園にて