あけましておめでとうございます。釣りっぽいタイトルでごめんなさい。


2014年から毎年振り返りブログを書きはじめて今回で5回目。自分は割とツイッターに細かい学びを書いててそれを1年振り返ってこのブログを書くネタにしています。学びをアウトプットするのにすごいオススメです。

なのでパラパラと項目別で学びや大事だなぁと思う事を書いてくので、例の如くクソ面白くないのでご勘弁ください。

----------------------------------
◆どんな年齢だって伸び代(のびしろ)めっちゃあるっていう話
シナリオセミナーというSGEの施策で、プロデューサー陣を対象にプロットを見れる様にするための社内研修みたいなものがありました。今まで映画やアニメを勉強の対象として見た事なかったのでめちゃくちゃ目からウロコで、

「え、俺めちゃめちゃ伸び代あるやん」

って驚愕したのを覚えてます。自分で自分の事まぁまぁ面白いと思ってましたが、ここからインプットする全てのコンテンツを研究対象として見れるって、え、俺とんでもないことになっちゃうんじゃないの?って。佐藤、面白モンスターになっちゃうんじゃないの?ってそう思いました。

(現実はそんなに甘くないので残念ながらモンスターのモの字にもなれてませんが)

ただここから学んだことは、やっぱり勉強し続けることはどんな立場、年齢になっても大事だという事。ゲームの仕事に身をおいて6年くらい経ちますが、関連するものでこんな伸び代感じるドメインがあった事に驚いてますし、ぶっちゃけ探せばいくらでも出てくるんだろうな、と。

2018年は、アニメ、映画、多岐にわたって名作と呼ばれるものは結構見れました(マンガは常に見てる)。インプットとアウトプットは双子の兄弟の様なもので、土壌がしっかりしてればしてるほどインプットは厚みを増します(ビジネスでも言える事ですが)。

 

学ばない奴は止まる

 

そう思わされたという話。


◆役割は安堵をもたらすけど、役割に満足してたらそれまで。その時点で終わり。成長はないっていう話
上の伸び代の話に関係するんですが、ある一定の役割というものは、時に居心地が良く、特にその人の得意なものがバチっとハマってる時こそ、その役割に安住しやすいもの。貯金だけで仕事してると半年、1年でホントにあっという間に差ができる。このワナに自分も囚われている気がしたので書きました。

評価を受けるのであれば、それを超える価値を提供する義務がある

全ては結果に繋げるためのもの。役割は手段

役割に逃げるな

◆事業に対しての健全なストレスの話
事業に対して向き合い苦しむというのはとても健全なストレス。
もがいた先に成長がある。視点が下がってないか?当り前ができなくなってないか?集中できてるか?うまくいってない時は絶対に要因が存在するし、意外と足元に転がってるものだと思う。

人間関係とか、やりがいが無いとか、そういう事ではなく、どれだけ仕事に健全に憂鬱になれるか。
ピンチはチャンスと言ったものだけど、本当にそう。ピンチの時にどれだけ前に立てるか、受け止めきれるか。ピンチなんて事業をやってたら勝手に来るもの。それをどれだけチャンスに変えられるか。

旨味だけ味わおうなんて虫が良い。辛い時や厳しい時にも責任があるからこそ、その旨味がある。そこを勘違いしちゃだめ。だから辛い時こそ、向き合い方が大事になる

2019年も憂鬱フルスロットルで正面突破したいと思う。


◆仕事は想像力すぎてヤバい、そしてモチベの源泉もヤバい話
最近YJCでCAで活躍している社員の方々と触れ合う機会が多くて、めちゃくちゃ実感している事なんですが、ビジネス力が高ければゲームプランナーだろうが、宣伝だろうが、営業だろうがなんでもできるんだろうなと最近思う。通ずるものが多すぎてやばい。要はユーザーやクライアントに対して想像を巡らせて、期待値を超える価値を提供するっていう事。ディテールは違うけど、そういうもの。

ただ、突出した成果を出そうと思ったらそのディテールにどこまで命を吹き込めるか勝負になる。だから、やってる事がモチベの源泉と重なってるかどうかが大事。マジこれ。

それぐらいシンプルだと思う。だからゲームとか関係なく、ビジネス力、想像力が大事。

◆平賀のブログにむちゃくちゃ共感した話
今年CAの半期ベストプレイヤーを取った平賀がこういうブログを書いていてめちゃくちゃ共感した。

事業と共に這い上がれた半期

サイバーエージェントは若いうちから恐ろしく成果を出す会社です。その中で全くと言っていいほど成果が出ない状況というのは信じられないくらい辛くて、経験した事がある人しかわからないと思う。
同期や後輩がバンバン成果を出すなか、死ぬほど悔しい。でも全然成果でない。引くくらい成果出せない。(更に言えば、成果でなかった時の記憶がほぼ無い)

自身を許せるようになったというのは本当にその通りで、この観点で言うと自分は6年目まで成果が出てなかった事になる。今9年目だけど、少しだけ誇れる成果が出てからまだ3年。よくわからないけど、最初から成果出してきた人より、このありがたみと貴重さは多分に感じられていると思う。

だから、感謝の気持ちと重要性を沢山持ってるし、まだまだ伸びしろがあるんだと自分に言い聞かせている。正直、自分1人でやり切れてる訳が無くて、適切なタイミングで適切にマネジメントされているし、色々な人に助けられてきた。その連鎖を紡ぎ大きな成果につなげるのが組織に対しての恩返しになると思ってる。

スタートダッシュが大事なんだけど、粘って粘って粘って出した成果から得られる学びは以外と悪くないし強みにもなる。最初から成果が出てる状況とは違う側面で色んな事を感じられると思う。(逆もまた然りだけど)

(これは圧倒的なポジショントークになっちゃうので偏った意見だという前提で書きますが)

ウチの会社に限らず、最初に成果を出してチャンスもらって、すぐ壁にぶつかって辞める人がいる。
別にその人の人生ですし、基本仕事できる人だからその後活躍している人も沢山いて、それ自体はとてもいい事だと思うんですよ。ただ粘って粘って歯を食いしばって頑張って成果を出そうとしている人たちを超えて、そのチャンスを貰っているんだという事を忘れないで欲しいなと思う。

辞めるなとかそういう話じゃなくて、そういう事をわかった上で振る舞ってほしいなぁと。

早くして活躍したいと思う内定者や新卒は沢山いると思うけど、活躍した人は活躍した人なりの責務や振る舞いがあると思ってるのが個人的な思いです。

話を戻しますが、一個だけ言えるのは、どんなに成果が出なくて苦しくても仕事に対しての向き合い方や執着と方向性を間違えていなければ必ずチャンスは来る。何度失敗しても、絶対に来続ける。ちゃんと向き合ってれば絶対どこかで当てられる。たまにラッキーで当たることもあるけど、再現性は無い。


◆競合にジェラシーを感じさせる話
最近めちゃくちゃ感じてるテーマで、どれだけ競合にジェラシー感じさせるかが結局市場ですごいってことなんだと思ってる。同業者から見て「うわ、やられた!」って何回思わせれるか。もちろんユーザーを置き去りにしちゃいけないし、ちゃんと刺しつつなんだけど、この感覚が超大事だと思う。

----------------------------------

なんかわかりませんが、若手ってよりかおっさんに刺さるような内容のブログになってきた気がします。

2018年は昇格させて頂いたり、講演の機会を頂いたり、採用にがっつり関わらせて頂いたり、自分の管轄のメンバーも100人以上になったりと、ありがたい事に沢山のチャンスを頂きました。事業面は嬉しい事もありつつ、悔しい事も死ぬほど沢山ある1年でした。全社採用はめちゃくちゃコミットしててこれはこれでブログ書こうと思ったのですが、長すぎたので別途にします。

今年は、事業としても会社としても、沢山のジェラシーを感じさせる事が出来る様に当事者意識MAXで邁進していきたいと思います。

皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

写真は2018年いった屋久島でパシャリ