【はじめに】

 

会社をあっという間に大きくするのは独裁的経営者です。

 

だが、会社をあっという間に傾かせるたり倒産させてしまうのも独裁経営者なのです。

 

 

 

 

 

~下山明央氏の言葉~

 

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【本文】

 

■会社を大きくするのも傾かせるのも独裁経営者なのです!■

 

ニデック(旧日本電産)の「N会長」はこれまで破綻したモーターメーカーをことごとくリストラなしで、しかも短期間に再建させた。

 

あるとき、記者会見で「この会社の再建に当たっては何人ぐらいリストにするのか」と質問されたが、「N会長」は、「一人もリストラしない」と答えた。

 

同記者から「リストラもしないような会社の株は誰も買わないのではないか」と言われ、さスガに「N会長」はカチンときたが、そんな記者を相手にしなかったそうだ。

 

「6S」の中の「5S」を徹底すれば工場のスペースが増え、効率化されるから余剰人員が生まれ、さらにもう一つの「S」である作法、つまりビジネスマナーを磨けば顧客先や仕入先からも愛されるから繁盛の原動力となるのだ。

 

外部に出していた仕事を社内に取り込むことで出金が押さえられ、短期間で黒字浮上できるから日本電産流再建モデルは独創性が高いと評価されてきた。

 

旧日本電産の創業、幾多の傾いた企業の再建などで名をはせてきたが、N会長が無茶苦茶な要求を部下に課してきたことから、経理上の不正だけでなく品質上の不正をなんと1,000件以上もやってしまったという。

 

あっという間に会社を大きくするのも傾かせるのも独裁経営者なのです。

 

=コンピテンシー宣教師=

 

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【教訓】

 

ユザワヤには畑中会長が培ってきた「信頼」が満ちている。客との、従業員との、取引先との言葉と行動によって紡がれる信頼。信頼が人を支え、救い、幸福にする。

 

正直者は決してバカを見ない。信頼は最強の戦略だ。

 

 

 

 

 ~畑中利元氏の言葉~

 

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【本文】

 

■取引先とは強固な信頼関係を構築すべきです!■

 

「カリスマバイヤー」と言うキーワードがあるが、自社にとって絶対有利な条件で商品を仕入れるバイヤーを指しているようだ。

 

「取引先は生かさぬように、殺さぬように」とでも考えているかのようで、民・百姓に対する徳川幕府の基本政策のように思えてならない。

 

百姓一揆の連続で徳川幕府は弱体化していったことを思い出すべきだ。

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

山形県酒田市郊外に日本一美味い「平牧三元豚」を生産している平田牧場がある。

 

当時絶頂期にあったダイエーにも相当数の平牧三元豚を納入していたが、ダイエーのバイヤーは顔さえ合わせれば厳しい値引きの要求ばかりを突き付けてくる。

 

しびれ切らした平田牧場の経営者はダイエーとの取引をお断りした。

 

ダイエーは徐々に落ち目になり、再生機構の支援を受けたが浮上できなかった。

 

ビジネスにおいては、「強固な信頼関係」がなければ長い取引関係は維持できない。

 

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【はじめに】

 

5年半の現場勤務が私の全てだ。

 

 

 

 

 

~川田達男氏の言葉~

 

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【本文】

 

■現場を知り尽くした経営者なら多能工化と言う戦略を思いつく!■

 

単能工は一つの作業しかできないから融通が利かない。

 

忙しい職場に異動させようとしても「それは、やったことがないからできません」となる。

 

一方、多能工はたくさんの作業ができるように教育訓練されていて、一人何役もこなせるから大いに融通が利く。

 

秋田県に「カミテ」と言う金型製作およびプレス部品加工メーカーがある。

 

この会社では女性も含めて全社員が多能工に育成されている。

 

生産がバカに忙しくなれば、事務所の社員も全員がモノ作りに従事できる。

 

機械の数が足りないから2シフト、場合によっては3シフトを組むこともある。

 

事務関係の仕事が少々遅れてもお客様にご迷惑をお掛けすることはないが、生産が遅れればご迷惑をお掛けしてしまう。

 

単能工よりも多能工のほうが、社員はやりがいがあるし、会社にとってもありがたい。

 

現場を知り尽くした経営者なら「多能工化」と言う戦略を思いつくはずだ。

 

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【教訓】

 

経営においては、予兆を掴む仕組みを作ることが大切です。

 

 

 

 

~藤田東久夫氏の言葉~

 

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【本文】

 

■経営者は洞察力をしっかり身に付けて予兆を掴むこと!■

 

日産なら「さもありなん」だが、ホンダが赤字経営に陥るとはだれも予想だにしなかったのではないか。

 

EV車が全く振るわず、ソニーとコラボして開発してきた車も目途が立たず中止となり、莫大な開発費が泡のごとく消えてしまった。

 

さらにトランプ関税も重くのしかかった。

 

本田宗一郎翁が生きていれば、「何をバカなことやってるんだ」と経営陣には雷が落とされることだろう。

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

トランプはEV車に対する補助金を廃止した影響は大きかった。

 

全車をEV車と燃料電池車にすると宣言したが、撤回せざるを得なくなった。

 

今思えばあの時、日産を統合する計画が頓挫(とんざ)して本当に良かった。

 

あのまま経営統合が進んでいたらさらに重い荷物を背負うことになっていた。

 

経営者は洞察力をしっかり身に付けて予兆を掴むことが大切だ。

 

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【はじめに】

 

誉め言葉は人間に降り注ぐ日光のようなものだ。そうしなければ花開くことも成長することもできない。

 

我々はことあるごとに批判の冷たい風を吹き付けるが、誉め言葉と言う温かい光を人に注ごうとはなかなかしない。

 

 

 

 

~ジェス・レアー氏の言葉~

 

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【本文】

 

■社長室から「褒め褒メール」を送信する会社がある!■

 

親にも先生にも一度も褒められた経験のない子供は実に多いそうだ。

 

親も先生も褒めることの効果を知らないか、勉強もしていないということだろう。

 

小林製薬には、「褒め褒メール」という制度がある。

 

社員が何かいいことをしたならば、気づいた人が社長に進言する。

 

社長は、社長室から直接本人に「褒め褒めメール」を配信する。

 

このメールは社内中に拡散させて良いことになっている。

 

「褒め褒めメール」を贈った対象者には後日(例えば半期に一度)、全社発表会の席を設けて全員に披露するようにしている。

 

褒めるのは些細なことに対してでもよいのだ。

 

褒められた人は、それだけでモチベーションが高まり、良いことをしようと頑張るようになるから褒めることは効果てきめんなのだ。

 

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【教訓】

 

ユザワヤでは仕入れ先から接待を受けることは禁止です。接待を受けた人は嬉しいが、それ以外の全社員は嬉しくない。

 

そのうえ仕入れ価格が高くなるから接待を受けることは一つもいいことはない。

 

 

 

 

 

~畑中利元氏の言葉~

 

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【本文】

 

■昔の接待天国は消滅しタクシー券さえ頂けない時代に!■

 

接待費交際費とは、得意先、仕入れ先など事業関係者への飲食、贈答(お中元、お歳暮)、お祝い金、手土産などを言う。

 

個人事業主の場合は事業に関連する支出であることが必須とされている。

 

平均は売り上げの約3%程度となっている。

 

私は経営コンサルタントとして個人事業主だったが、ゴルフなども接待交際費にできたから都合がよかった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ホビー商品のデパートとして有名なユザワヤでは会社の方針として接待を受けることを全面的に禁止している。

 

接待を受ければ、その分仕入値段のアップに繋がりかねないから接待を受けることはいいことは一つもない。

 

昔は企業間取引においては接待天国で、高級飲食、高級クラブ、帰りはタクシー券で帰れたが、今はほとんどの会社では接待はなくなってしまった。

 

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【はじめに】

 

住宅の建設現場にIEの技術を持ち込んだのが「アキュラホーム」の通称カンナ社長だ。カンナ社長は大工上がりだ。

 

大工仕事はムダが多いから建設費が高く付くと考え、モノ作りの改善手法であるIEを導入して他社よりも30%以上も建設費を安くしたからすごい。

 

 

 

 

~下山明央氏の言葉~

 

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【本文】

 

■IE手法を導入して大幅に建設費を下げた住宅建設会社がある!■

 

例えば、家一軒を建設するときの建設コストに占める大工やその他の職人の人件費(手間賃)はかなり大きい。

 

基礎工事をやっているときの職人や作業員の動きを観察していると、行ったり、来たりのムダな動きや移動が多いから効率が悪く、建設費だけでなく納期にも悪影響を及ぼす。

 

大工職人の動きを観察してもムダな動きが多く、効率が悪いから建設費だけでなく納期に悪影響を与える。

 

「アキュラホーム」の社長が導入した、「各ブロックごとの作業のST(Standard Time:標準時間)」と「単位時間当たりの賃金制度(賃率)」はかなり独創性のある仕組みだ。

 

単位時間当たりの賃金とは、例えば「1分100円」と言うように仕切るのだ。

 

このブロックのSTを1時間と設定し、丁度1時間で完了すれば効率100%と言うことだ。

 

大工やその他の職人はしっかり段取りをし、ムダな動きをしないように工夫するだろう。

 

モノ作りの改善手法であるIE(Industrial Engineering)を導入することで、建設費は雄に30%以上も下げることに成功し、「アキュラホーム」は確固たる地位を確立した。

 

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【教訓】

 

商店の原点は話してナンボ、渡してナンボの世界だ。

 

 

 

 

 

~西山 輝氏の言葉~

 

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【本文】

 

■ドンキに吸収されたダイシン百貨店のお客様はどうなったか!■

 

ダイシンは東京都大田区山王にある百貨店だった。

 

2,021年にドン・キホーテに吸収されてしまった。

 

それまでのダイシン百貨店はユニークな百貨店で、お客さんはほとんどがリピーターで遊びがてらダイシンを訪れていた。

 

店員とお客様はほとんどが顔見知りで、店員はお客様を実名でお呼びするほど親しかった。

 

あっちこっちで店員とお客様が親しそうに会話している光景が見られた。

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

ドン・キホーテに吸収されてからは、経営方針だけでなく商品構成も大きく変わった。

 

昭和の雰囲気が漂うレトロな百貨店から、ドンキ特有の雑貨主体の商品構成になり、高齢者向きではなくなった。

 

ドンキに吸収される前までのダイシンなら、お客様と会話を楽しながら商品を渡すわけだが、かつ重くて持ち帰れないお客様には宅配便でその日のうちにお届けして喜ばれていた。

 

今は、高齢のお客様も出不精になり、楽しみがすっかり奪われてしまったのではないか。

 

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【はじめに】

 

好きなことと、自分に合っていることとは違うと思う。

 

でも、やるなら少なくとも数年間は続けてみて。

 

 

 

 

 

~西田貞子氏の言葉~

 

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【本文】

 

■有名大学の建築家を出ている女性の大工さんはかっこいい!■

 

西田貞子氏は、女だてらに「大工」だった。

 

女性が大工になる例は少ないと思うが、女性だろうと男性と同等に扱って立派な大工に育てている会社がある。

 

その会社は「平成建設」という。

 

静岡県沼津市の会社で秋元久雄氏が興した建設会社である。

 

大工の数がめっきり少なくなっていて、募集をかけても大工は集まらない。

 

そこで秋元社長は自社で大工を育てるしかないと考えた。

 

募集をかけたところ有名大学の建築学部の学生が多数応募してきた。

 

女性も数名応募してきた。

 

会社の方針として大工仕事だけでなく、土木や基礎工事、内装・外装、屋根工事などもできるマルチ職人に育成した。

 

女性の大工さんなんてかっこいいと思いませんか。

 

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【教訓】

 

私は、「やる気と行動力」を「人財5つの条件」のトップに据えている。やる気やそぶりを見せる人は多いが、実際行動に移して結果を出す人は少ないように思う。

 

馬を水辺に連れて行くことはできるが、馬が水を飲むとは限らないのだ。

 

 

 

 

~下山明央氏の言葉~

 

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【本文】

 

■「やる気と行動力」のスイッチが入るように働きかけよ!■

 

親に「勉強しなさい」と日々うるさく注意されて、嫌気をさした子供が親をあやめる事件が時々起こることがある。

 

「やる気と行動力」が欠如しているから自主的に勉強しようとしないわけだ。

 

馬を水辺に連れて行くことはできるが、馬が水を飲むとは限らない。

 

馬は喉が渇いていないし、子供は勉強のスイッチが入っていないからである。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

なぜ勉強しなければならないのか、今勉強しておくとどんないいことが待っているのかを親身になって分かりやすく説くことが大事だ。

 

やる気に点火し、行動に駆り立てるきっかけを与えればきっと動き出すに違いない。

 

スイッチ、スイッチ、今日も明日も親は勉強のスイッチのことを考え続けてほしい。

 

優しさと思いやりを持って勉強のスイッチが入るのを待つことが重要なのである。

 

=コンピテンシー宣教師=

 

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