【はじめに】

 

大人になってメシの食える人とは、逆境を楽しんだり逆境に燃える精神を持つ人。どういう状況に直面しても自分でちゃんと立ち上がる人。

 

つまり何かのプロフェッショナルになることなんです。

 

 

 

 

~高濱正伸氏の言葉~

 

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【本文】

 

■自力でメシも食えず、悪事に走る大人たちが増えた!■

 

はなまる学習会がカンブリア宮殿に取り明けられた時、MCの村上龍氏は「高濱さんは子供たちをメシの食える大人に育てようとしている。今、自分の力でメシの食える大人は少ない」とコメントしていた。

 

事実、自分の力でメシの食えない大人は年々増えている。

 

だから、闇バイトに応募するのは若者だけでなく中年も多いという事実がある。

 

楽して大金を手に入れようと考えるからだ。

 

自力でメシの食えない大人は若者だけではない。

 

いい年をした中年が親のすねをかじって生きているのは悲しい。

 

年金暮らしの親の年金を当てにして遊んでいる輩(やから)までいる。

 

田舎では、昔から子供たちは親の働く姿を見て育った。

 

子供の時から野良仕事のお手伝いをしていたから働く意義を知っていたが、今の時代は子供が親の働く姿を見る機会はほとんどない。

 

=コンピテンシー宣教師=

 

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【教訓】

 

日本のモノ作りは何もかも、標準化、マニュアル化が主流になった。

 

それでは、「どこでもできる化」、「誰でもできる化」になり、再び成長路線に乗れるかと言うと乗れないと思う。

 

 

 

 

~渡邉良機氏の言葉~

 

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【本文】

 

■多品種少量品はセル生産方式の方が有効になった!■

 

日本が高度成長期を迎えて以降は、大量生産が主流になった。

 

数十工程もある製品を組み立てる場合には、例えばベルトコンベアに多くの作業員を配備して流れ作業で組み立てた。

 

この場合の生産技術の主な仕事と言えば作業を標準化したり、標準化した作業をマニュアル化して作業員を徹底指導することだった。

 

これらは品質の揃った製品を効率よく生産することに大きく貢献することができた。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

大量生産品の多くは、海外、中でも中国などに移行されて国内には数の半端な多品種少量品が残された。

 

数の少ない多品種少量品は、流れ作業というよりは、職人技で丁寧に生産するほうが安全確実で効率的である。

 

そんな状況の中で、作業者が最初から最後まで一人で組み立てる「セル生産方式(一人屋台方式)」が重宝されるようになった。

 

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【はじめに】

 

小林旭の「惚れた女が死んだ夜は」という歌の4番の歌詞に「いいやつばかりが先に行く。どうでもいいのが残される」という一説がある。

 

この歌を聞くたびに経営不振でリストラを繰り返す会社を思い出さずにはいられない。

 

 

 

 

~下山明央氏の言葉~

 

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【本文】

 

■いい人ばかりが先に行き、どうでもいいのが残される!■

 

会社が経営不振に陥る原因は、早い話が経営の失敗である。

 

企業を取り巻く経営環境は目まぐるしく変化する。

 

変化対応力がないから売り上げ、利益が大きく落ち込んでいく。

 

業績落ち込みの予兆が現れたらすぐさま対応すればよいものをすぐに経営環境は元に戻ると期待してしまい、「待ちの姿勢」をとってしまう経営者は多い。

 

ところが経営環境は元に戻るどころか益々悪化していく。

 

何度も経営会議を開催して対策を検討した結果、遅ればせながら出された結論は「大リストラ策」だ。

 

組合との関係もあるから手順として「リストラ策」を発表してリストラへの応募者を募る。

 

すると「いい人」、つまり「仕事のできるやり手社員」から手を挙げて辞めていく。

 

彼らは自力で再就職できるから躊躇なく辞めるが、行き場のない人たちが取り残される。

 

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【教訓】

 

手ぶらで帰るお客さんがいたので問いかけてみたところ、カミソリの替え刃がなかったと言われ、せっかく品揃えした意味がないことが分かった。

 

だから世界一わかりやすい店を作ろうと思った。

 

 

 

 

 

~大薗誠司氏の言葉~

 

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【本文】

 

■商品が「探しにくい店」VS「探しやすい店」!■

 

どこに何があるのかが分からないようなお店が「ドン・キホーテ」だ。

 

通路は狭く、陳列はまるでジャングルのようで、お目当ての商品を探し当てるのは容易なことではない。

 

これはこれで意味があるそうで、ジャングルを探検するような気持ちで時間をかけてゆっくり物探しをすることに楽しみと快感を感じるお客は満足してくれるのだそうだ。

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

一方、九州を中心にドミナント展開しているホームセンター「ハンズマン」では、目的の物を探しあぐねて手ぶらで帰るお客がいたことから世界一探しやすい売り場を目指した。

 

売り場案内の看板は極力大きくして遠くからでも見やすく、読みやすくをモットーにした。

 

売り場の要所、要所にインターホンを設置して一声かけてもらえば店員が飛んで行って対応できるようにした。

 

ドン・キホーテとは真逆の売り場を目指した感じがする。

 

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【はじめに】

 

アフリカで成功できた理由とは、チャンスに行く勇気と好奇心があったことだ。

 

それと自分を試したかった。自国で試すよりも異国で試す方が面白いと思ったんですよ。

 

 

 

 

 

~佐藤芳之氏の言葉~

 

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【本文】

 

■最貧国に近かいケニアは自分を試す異国としてふさわしかった!■

 

「カンパニー」とは、パンを分け与えるというラテン語からきているそうだ。

 

つまり、佐藤芳之氏はケニアの人々にパンを与えること、つまり食べていけるように豊かにしてあげることを目標に掲げたわけだ。

 

これがアフリカ行きのチャンスと考えた。

 

異国の地で自分を試してみようと考える動機になった。

 

今日は悲惨だけれども、明日はきっといい日が来ることを夢見たわけだ。

 

そのことを佐藤芳之氏は「Better Tomorrow(ベター・トモロー)」と考えることにした。

 

70年近くも前になるが、ラジオで「少年ケニア」という物語が放送されていた。

 

太平洋戦争勃発の年にケニアの奥地で父親と生き別れになった10歳の少年ワタルが大自然の中でマサイ族の仲間や動物たちとたくましく生き抜く冒険物語だ。

 

当時、ケニアはイギリス領だったが、最貧国に近かった。

 

佐藤芳之氏が自分を試すには最適の国と考えたのは納得できる。

 

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【教訓】

 

「すみません。この価格で合わないのなら申し訳ございませんが、どちらかで調達して頂きたい」とお詫びして帰ってこいと申し伝えてある。

 

 

 

 

~渡辺良機氏の言葉~

 

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【本文】

 

■海外進出をせずに大物バネに特化して技術力で勝負する経営者!■

 

「お客様が高いと言えば最終的にはトントンまで値引きして注文をもらう」。

 

これが営業の仕事だと思っている会社は多いようだ。

 

しかも定期的にコストダウンの要求も来る。

 

結局利益を削ってでもコストダウに応じざるを得ない。

 

いつまでもこんなことをやっていては、会社は繁栄しないからじり貧に陥る。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「東海バネ工業」では、「値引き要求されたら、やんわりお断りして帰ってこい」と社長から通達が出ている。

 

営業マンは、心強い社長の指示があるから、値引きには応じない。

 

元は小物バネメーカーだったが、海外には進出せずに大物バネ(大きなコイルバネ、タケノコバネ、板バネなど)に特化しているから競争相手も少なく、持ち前の技術力で勝負できるのである。

 

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【はじめに】

 

私が目指してきたのはケニアの人たちがみんな幸せになれる会社。

 

だから、人海戦術で作業をさせる。

 

 

 

 

 

~佐藤芳之氏の言葉~

 

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【本文】

 

■後進国では非効率化で雇用を増やすべきと考えた経営者!■

 

後進国で会社を興す場合には、非効率化が重要なポイントになる。

 

なぜなら、一人でも多くの人々を雇用して仕事を与えるためだ。

 

治工具などを作ってそれを活用させてはならない。

 

設備を導入してはならない。

 

治工具も設備も効率が良くなるから雇用する人数が減ってしまうからだ。

 

例えば、ケニアナッツカンパニーでは製品を入れる箱の組み立てに10人を割り当てた。

 

もし日本の企業なら一人当てるだけだろう。

 

さらに日本でなら自動組み立て装置を開発して無人化してしまうだろう。

 

ケニアと言う国が豊かになってくれば、経営者たちは多角化に走るだろう。

 

そうすれば仕事が増えるから少しずつ人手不足になっていくことが予測される。

 

効率化はその時の切り札に取っておくと言う考えもありなのだ。

 

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【教訓】

 

リーマンショックの時、多くの企業は学生に出していた内定を取り消しました。わが社は内定を取り消さずに「自宅待機策」を採りました。

 

出社を指示するまでの間、アルバイトなどは自由を認め、初任給の6割を支払うことにしました。

 

 

 

 

~川田達男氏の言葉~

 

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【本文】

 

■リーマンショック時も内定を取り消さなかった偉大な経営者!■

 

学生にいいこと尽くめのPRを繰り返し、優秀な学生に内定を出したが、リーマンショックの影響で夏場ごろから景気後退が鮮明になり、多くの企業は頭を抱えた。

 

既に出してしまった内定を取り消す企業が続出し、学生は大混乱に陥った。

 

大企業はひどい仕打ちをすると非難を浴びても、どこ吹く風だった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

一方、繊維関係で有名な「セーレン」と言う会社は、正直ずいぶん悩んだ様子でしたが内定を取り消さないことを決断しました。

 

そして、半年間の自宅待機策を採りました。

 

月2回出社してもらい、会社の現状や見通しを説明し、約束の給料の6割を支給しました。

 

自宅待機の期間中は、アルバイトをすることも認めました。

 

「川田社長(当時)」のEQは、あっさり内定を取り消した経営者とは比べ物にならないほど高かったと思う。

 

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【はじめに】

 

成功のカギは的を見失わないことだ。

 

自分が最も力を発揮できる範囲を見極めてそこに時間とエネルギーを集中することだ。

 

 

 

 

 

~ビルゲイツ氏の言葉~

 

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【本文】

 

■独立後品質管理のプロとして多くの企業を支援した!■

 

ビルゲイツ氏は、世界最大のソフトウエア企業であるマイクロソフトを共同創業した人物である。

 

パソコンを一般家庭に普及させるため革命を起こした。

 

どこのメーカーのパソコンにも必ずマイクロソフトが搭載されている。

 

人々はマイクロソフトのソフトに慣れ親しんでいるから、バージョンアップされてもすぐ使いこなすことができる。

 

ビルゲイツ氏が最も力を発揮できる範囲を見極めて、そこに時間とエネルギーを集中した賜物と思われる。

 

私事で恐縮だが、品質管理のプロになることができた。

 

上司に「オール日立の若手品質管理担当者育成の一か月間研修があるから出なさい」と言われてチャンスを頂いた。

 

一般的な品質管理はもとより、信頼性管理の分野まで学ぶことができて、後に経営コンサルタントとして独立後に、品質管理の先生として多くの企業を支援することができた。

 

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【教訓】

 

ビジネスの世界に満塁ホームランはあり得ない。

 

努力した時間こそが事業のエネルギーであることを肝に銘じて頑張ってほしい。

 

 

 

 

~藤田 田氏の言葉~

 

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【本文】

 

■たゆまぬ努力で家電量販店と伍していく街の電気屋がある!■

 

藤田 田氏は、東京銀座で日本初のまぐドナルドを開店させ、日本におけるファーストフード文化の礎を築いた。

 

マグドナルドは、日本国内において価格競争を引き起こし、低価格で食品提供を可能にするビジネスモデルを確立した。

 

藤田 田氏のたゆまぬ努力のお蔭で、日本の消費文化における新たな道を切り開くことができたと言っても過言ではない。

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

東京都町田市界隈を「でんかのヤマグチ」のシマウマ模様の車が走っているのを見かける。

 

近隣には家電量販店が数軒あるが、「でんかのヤマグチ」は特にお年寄りから圧倒的な支持を得て繁盛している。

 

修理依頼が来れば代替機を無料でお貸しするから不便をおかけしないし、電球一個でも迅速に配達するなどお客様に常に寄り添っている。

 

工務店も併設しおり、家のことは丸ごと何でも聞いてあげられるからお客様に喜ばれる。

 

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