【心に刻んでおきたい言葉】

日本で売れているものが、必ずしも中国人にとって魅力的なわけではない。

だから基本的な技術開発部隊などは日本に置きつつ、中国で好まれているデザインや型は中国で作ることが重要です。

 



~木瀬照雄氏の言葉~

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【本文】

■「現地化」は海外進出の重要な戦略になる!■

TOTOがウオッシュレットの開発に成功したとき、木瀬照雄氏は営業課長だった。

「画期的な商品だから沢山売ってこい」と上からハッパをかけられた。

当時はまだどこの家庭もトイレに電気のコンセントはなく、水洗トイレは都市部では普及しつつあったが、田舎ではトイレに水道もひかれていない地域が多かった。

はたと困った木瀬課長率いる営業部隊は、工務店の社長の奥さん方にアプローチをかけて、ウオッシュレットが普及する礎を築いた。

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中国では、お金持ちのシンボルは、「車とウオッシュレットがあること」だった。

基本的な技術開発部門はもちろん北九州市小倉にあるわけだが、中国人好みのデザインなどは中国で設計するようにしているから大いに売れているのだろう。

海外進出では「現地化」は重要な戦略になる。

木瀬氏はTOTOの社長を勤めた後、TOTOの会長、住宅設備産業協会会長を勤めている。

=コンピテンシー宣教師=

 

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