ある症状を改善することにより、病気全体が急速に改善する場合があります。


4つ目は痛みです。


腰痛・膝関節痛・頚部痛など慢性的に痛みがあると、うつ傾向が出現し易くなります。


気力の低下・意欲の低下・食欲不振などの症状が見られます。


また、鎮痛剤を常用すると、上腹部痛・食欲不振などの症状が出現し、東洋医学的には脾虚証の状態になることが多いです。


腰痛・膝関節痛・頚部痛などは根底に脾虚証があることが多いので、鎮痛剤の服用により体質傾向を悪化させている可能性があります。


したがって鍼灸で痛みの治療をすることは対症療法ではなく、うつ状態を改善させたり、脾虚証を悪化させない治療と位置付けることが出来ます。


更に疼痛性疾患の原因治療(脾虚証など)をすることが出来るのなら、より本質的に身体の状態を改善していると言えます。


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*五枢会治療セミナー


2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。


興味がある先生・学生の方は下のホームページをご覧になって下さい。


http://5su.muto-shinkyu.com/


*メールマガジン鍼灸雑記帳のバックナンバー


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ある症状を改善することにより、病気全体が急速に改善する場合があります。


4つ目は痛みです。


腰痛・膝関節痛・頚部痛など慢性的に痛みがあると、うつ傾向が出現し易くなります。


気力の低下・意欲の低下・食欲不振などの症状が見られます。


また、鎮痛剤を常用すると、上腹部痛・食欲不振などの症状が出現し、東洋医学的には脾虚証の状態になることが多いです。


腰痛・膝関節痛・頚部痛などは根底に脾虚証があることが多いので、鎮痛剤の服用により体質傾向を悪化させている可能性があります。


したがって鍼灸で痛みの治療をすることは対症療法ではなく、うつ状態を改善させたり、脾虚証を悪化させない治療と位置付けることが出来ます。


更に疼痛性疾患の原因治療(脾虚証など)をすることが出来るのなら、より本質的に身体の状態を改善していると言えます。


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ある症状を改善することにより、病気全体が急速に改善する場合があります。


3つ目は扁桃炎です。


扁桃炎が原因となり様々な症状を引き起こす「病巣感染」として考えられる疾患に慢性関節リウマチ・糸球体腎炎・心筋炎などがあります。


アトピー性皮膚炎や乾癬も関連しているという説もあります。


慢性反復性扁桃炎に対し、扁桃を摘出するという方法を取っている病院もあるようですが、扁桃を摘出することは極力避けた方が良いと思います。


鍼灸治療をすることにより、扁桃炎が起こりにくくなります。


治療穴は商陽・合谷・地機・照海などです。


扁桃炎が起らなくなることにより病気が改善した場合、扁桃炎が関与していたと考えられます(診断的治療)。


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ある症状を改善することにより、病気全体が急速に改善する場合があります。


2つ目は便秘です。


便秘自体が瘀血証の原因となります。


便秘の治療することにより、ニキビ・吹き出物・アトピー性皮膚炎・嘔気・関節症状・精神症状が改善する場合がかなりあります。


便秘に有効な経穴として、沢田流神門・大巨・府舎・腹結・外大腸兪などが挙げられます。


鍼灸治療以外に、水分・食物繊維を良く摂ることなど食事指導も必要です。


また、過敏性腸症候群による便秘の場合は腸内細菌の乱れや精神ストレスが関連していますので、乳酸菌などの摂取や認知行動療法の併用も必要と思われます。


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ある症状を改善することにより、病気全体が急速に改善する場合があります。


その1つが首肩のコリです。


首肩のコリは良くある症状ですが、著しくなるとめまいの原因となります。


斜角筋・小胸筋の緊張はエントラップメントを引き起こし、上肢のしびれが出現します。


頭半棘筋・頚板状筋・後頭下筋などの緊張は頭痛の原因となります。


更にうつ病・不眠症も強い首のコリを伴っている疾患です。


首のコリを改善することにより、めまい(頚性めまい)・上肢のしびれ(胸郭出口症候群)・頭痛(緊張型頭痛)・うつ病・不眠症を改善することが出来ます。


頚部筋の緊張緩和を行なうポイントとしては


1)目的とする筋肉を的確に探る。


2)局所取穴の刺鍼部位は筋の付着部又は筋腹である。


3)遠隔取穴の場合は該当筋が通る経絡上の経穴を使う。


患者さんによって首のコリを強く訴えている場合もあれば、あまり気にしていない場合もあります。


患者さんの訴えのみを重視して治療するのではなく、病気が改善する鍵を常に探ることが重要です。


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中国・元の時代、王国瑞は竇漢卿の鍼灸を受け継ぎ活躍しました。


一穴で最大の効果を発揮する目的で考えられた透刺について著書を最初に出した治療家です。


「玉竜経」の中に以下の記載があります。


頭風(慢性の片頭痛)に対して透刺を行なう。


側頭部の痛みに対しては糸竹空→率谷に透刺する。


前頭部の痛みに対しては印堂→攅竹または攅竹→魚腰に透刺する。


痰飲がある場合は風池→風府に透刺する。


巨刺の治療も行なっており、特に巨刺を用いる疾患として半身不随と片頭痛を挙げています。


半身不随の治療では、健側を先に補い、次に患側を瀉することが重要との事です。


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南宋に活躍した席弘は鍼の技術が非凡であったと伝えられています。


席弘の十代目の子孫の席信卿の弟子である陳会から秘伝を伝えられた劉瑾(りゅうきん)の著書である「神応経」には席弘の治療の秘訣や補瀉の順序について書かれています。



治療は先に瀉し、後に補すべきで、これを「平補平瀉」という。


なぜなら症状が出る場合そこに邪気が集まっているからである。


そして邪気が集まったところは正気が虚している。


両手の拘攣には先に曲池を瀉し、後に肩髃・手三里を補う。


頭痛・項強には先に承漿を瀉し、後に風府を補う。


正気の虚損がない場合は瀉法のみで良い。



私も自分の治療では先に瀉法、後に補法を行なっております。


体力が極端に低下している場合は補法を中心とした治療を1~3回行なった後、先瀉後補の治療をしています。


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中国・清の時代に活躍した鄭宏綱(ていこうこう)は病気の原因として風邪を重要視し、「開風路鍼」という治療法を行なっていました。


開風路鍼とは風邪を外に駆逐し、刺鍼によりふさがった道を開くという意味になります。


喉風(扁桃炎)では風府・風池・少商・少衝・合谷・商陽などへの刺鍼や刺絡を行ないます。


落下風(下顎の脱臼)では頬車に生姜灸を行なう、魚口風(口角炎)では鼻の角に刺鍼するとの事です。


風邪由来の疾患には風の文字が入っている経穴を用いるというのは(根拠は別として)分かり易い方法ですね。


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中国・三国~晋の時代に活躍した葛洪は「肘後備急法」の著者です。


肘後備急法は急性病、特に脳卒中・人事不省・急性腰痛などの症状に対し、施灸で治療するという方法を取っています。


葛洪は急性病が陰盛によって起こると考え、灸によって補陽を行なうとしています。


ひきつけ・痙攣に対しては人中に30壮、人事不省に対しては陰交穴へ2壮、脳卒中に対しては両足の母趾の下のしわの中へ随年壮(患者の年齢の数)、急性腰痛に対しては腰眼穴へ7壮、急性胃腸炎の嘔吐に対しては間使穴へ7壮、腹痛に対しては中脘穴に7壮施灸を行なうとしています。


葛洪は隔物灸について書物に初めて記載したことでも知られています。


ニンニク・塩・小麦粉などを使った隔物灸について記載しております。


特に腫瘍の上に小麦粉を丸めたもの(中に椒を含む)を置き、施灸する方法は興味深いです。


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今までご紹介した鍼灸をまとめると、補法は灸で、瀉法は刺絡で行なうということになります。


中国の金・元の時代に活躍した「鍼経指南」の著者である竇漢卿(とうかんけい)は補瀉を鍼の手技で行なうことを提唱しています。


寒熱補瀉・呼吸補瀉・手指補瀉・迎随補瀉などの記載があり、寒熱補瀉から透天涼と焼山火の手法が発展しました。


動・揺・進・退・搓・盤・弾・捻・循・捫・擦・按・爪・切などの手法についても解説しており、後にこれを高武は「鍼灸聚英」の中で十四法として紹介、楊継州は「鍼灸大成」の中で十二法の中に取り入れています。


また、得気を重要視しており、軽・滑・慢であれば気が来ておらず、沈・渋・緊であれば来ていると判定しています。


現在の中国の手技鍼にも竇漢卿の手法は多く取り入れられています。


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