今までご紹介した鍼灸をまとめると、補法は灸で、瀉法は刺絡で行なうということになります。
中国の金・元の時代に活躍した「鍼経指南」の著者である竇漢卿(とうかんけい)は補瀉を鍼の手技で行なうことを提唱しています。
寒熱補瀉・呼吸補瀉・手指補瀉・迎随補瀉などの記載があり、寒熱補瀉から透天涼と焼山火の手法が発展しました。
動・揺・進・退・搓・盤・弾・捻・循・捫・擦・按・爪・切などの手法についても解説しており、後にこれを高武は「鍼灸聚英」の中で十四法として紹介、楊継州は「鍼灸大成」の中で十二法の中に取り入れています。
また、得気を重要視しており、軽・滑・慢であれば気が来ておらず、沈・渋・緊であれば来ていると判定しています。
現在の中国の手技鍼にも竇漢卿の手法は多く取り入れられています。
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