中国・三国~晋の時代に活躍した葛洪は「肘後備急法」の著者です。
肘後備急法は急性病、特に脳卒中・人事不省・急性腰痛などの症状に対し、施灸で治療するという方法を取っています。
葛洪は急性病が陰盛によって起こると考え、灸によって補陽を行なうとしています。
ひきつけ・痙攣に対しては人中に30壮、人事不省に対しては陰交穴へ2壮、脳卒中に対しては両足の母趾の下のしわの中へ随年壮(患者の年齢の数)、急性腰痛に対しては腰眼穴へ7壮、急性胃腸炎の嘔吐に対しては間使穴へ7壮、腹痛に対しては中脘穴に7壮施灸を行なうとしています。
葛洪は隔物灸について書物に初めて記載したことでも知られています。
ニンニク・塩・小麦粉などを使った隔物灸について記載しております。
特に腫瘍の上に小麦粉を丸めたもの(中に椒を含む)を置き、施灸する方法は興味深いです。
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