このメールマガジンを読んでいる鍼灸師の先生は、優しい患者さんと厳しい患者さんのどちらが好きですか?

ほとんどの方が優しい患者さんが好きだと思います。

私も優しい患者さんが好きです。


しかし、治療力を上げるには厳しい患者さんの方が良いのです。

例えば治療後多少効果が出れば優しい患者さんは「ありがとうございました。」と言って終わります。

しかし、厳しい患者さんはもっと良くならないと納得しません。

治療は真剣勝負なので、優しい患者さんに対して甘えたり、油断しないようにしています。


また、私は患者さんとの距離感を大切にしています。

お互いの信頼関係を構築し、尊重しあいながらも親密になり過ぎないようにしています。

治療効果が出なくても許されてしまう関係になってしまうと困るからです。

「親しき仲にも礼儀あり」という言葉がありますが、この言葉を肝に銘じて治療を行っています。

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*五枢会治療セミナー

2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。

興味がある先生・学生の方は下のホームページをご覧になって下さい。

http://5su.muto-shinkyu.com/
 

もし治す力を早く高める方法があったらどうでしょうか?

しかも無料で、です。


それは自分に治療することです。

自分の身体に治療すると、治療効果の有無や技術の状態がはっきりわかります。

しかも患者さんは逃げません(笑)。

さらに治療が上手くいくと体調も良くなり、一石二鳥です。


私がこのことに気づいたのも自分の体調不良を治すために自分で治療を始めたことがきっかけでした。

毎日欠かさず治療を続けると思わぬ発見、気づきがあります。

更に、良質の情報や師匠・メンターがいると、鬼に金棒です。

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*五枢会治療セミナー

2011年から再現性の高い治療・有効率の高い治療をマニュアル化し、治療セミナーを行なっています。

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同じ患者さんに対して一年を通して同じ治療をしていませんか?

暑い夏と寒い冬では患者さんの身体の状態が異なります。

夏では熱証や上衝傾向が出現し易くなっています。


具体的な症状としては、のぼせ・ほてり・頭痛・耳鳴・不眠などです。

この様な場合、鍼が中心の清熱法になります。

また、エアコンや冷たい物の飲食により、寒証になっている場合もあります。

症状としては食欲不振・腹痛・下痢・足腰の冷えなどが挙げられます。

灸が中心の温補法になります。


最も厄介なのは熱の症状と冷えの症状が合わさっているタイプです。

のぼせ・ほてり+下痢+足冷が典型例です。

上半身は鍼中心で、腹部・下肢は施灸をしていきます。

施灸は透熱灸で温灸・灸頭鍼は使いません。


患者さんの元来の体質に気候的要素と人工的要素(エアコン)を合わせて考える必要があります。

 

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前回のメールマガジンでは横刺をすることの価値をお伝えしました。

今回は刺鍼をするときのポイントについてです。


1.効果が逆の経穴を組み合わせない

百会(交感神経優位を緩和)と顖会(副交感神経優位を緩和)、足三里(胃酸分泌を増加)と陽陵泉(胃酸分泌を減少)など効果が真逆の経穴を組み合わせないようにします。


2.切皮について

切皮はできるだけ皮膚面に平行にします。

斜めになっていると、横刺ではなく斜刺になってしまいます。


3.刺入について

刺入するときに皮膚面に水平に刺入したつもりでも斜刺になってしまうことがあります。

イメージとしては水平よりむしろ上に向けて刺入すると水平に入ります。


4.筋緊張の緩和について

筋緊張を緩和する目的で横刺をする場合には筋線維と垂直に鍼を刺入します。

斜めでも効果は出ますが、水平だと効果が出にくくなります。


5.効果を高めるために

筋緊張を緩和する目的の場合には同一の筋肉にもう1~2本水平に刺入してみて下さい。

この様な点に留意すると横刺は非常に効果的な刺鍼法だと思います。

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http://ameblo.jp/5su/

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最近感じることは、横刺は非常に有用な治療法であるということです。

私が横刺について感じている利点は4つです。

1つ目は2つ以上の経穴を同時に治療出来ることです(透刺)。

特に効果が類似している場合は増幅することが可能です。

2つ目は刺激量を加重できることです。

頭部や背部では深刺することが困難な場合も多いですが、透刺によって刺激量をアップさせて治療効果を出すことが可能となります。

3つ目は筋緊張を緩和できることです。

筋緊張を緩和する方法として、直刺をして筋膜の部位で雀啄をするのが一般的だと思います。

しかし、頭部や上背部など深刺をしにくい部位では横刺をすることは筋緊張を取るために有効です。

4つ目は治療過誤を防止出来ることです。

深刺することで気胸など臓器へのダメージが懸念される場合、透刺することによってその過誤を予防できます。

この様に横刺は非常に効果的かつ安全性の高い刺鍼法です。

次回は横刺をするときのポイントをお伝えします。 

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腹直筋が緊張して棒状になったものを腹証では腹裏拘急と言い、脾虚証の程度が強いタイプに見られます。

一方、腹筋を鍛えて腹直筋が隆起しているスポーツマンを見かけることがあります。

脾虚証の腹裏拘急とスポーツマンの腹直筋の隆起を間違えるはずがないと思いますか?


実は時々紛らわしい人がいます。

脾虚証で、頑張って腹筋を鍛えている人です。

腹筋が隆起しています。

今まで3人該当者がいましたが、口をそろえて「自分は腹筋を鍛えているために腹筋が隆起している。」と言っていました。

最初の1人目は相当前に見た人で、特に何もせずに終わりました。

他の2人に対し、陥谷を刺鍼したところ腹直筋の緊張が緩和しました。

その中の1人は長期継続治療をしており、腹直筋の隆起と緊張はほとんどなくなり、腹部に弾力性が出てきました。


そのことを伝えると、嬉しそうな反面がっかりしたようにも見えました。

体の状態が悪いにもかかわらず、無理にスポーツジムで鍛えて逆効果になっている方は少なくないと思います。
 
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八総穴を治療に用いていらっしゃいますか?

八総穴は奇経治療だけで使われると思っている方が比較的多いですが、正経治療で使うこともできます。

元々身体を八分割して使われていたものを奇経治療に応用するようになって来たと考えられています。


私は治療で八総穴を用いることが非常に多いです。

その理由は「治療効果が優れている」ということと、「応用範囲が広い」からです。


内関は精神不安・嘔気・動悸などに、公孫は嘔気・胃内停水に用いています。

外関は側頸部のこりに、足臨泣は頭痛に用いています。

後渓は首の痛み・咀嚼筋の緊張に、申脈は後頸部のこり・頭痛・腰痛に用いています。

照海は喉の痛みに用いています。

唯一列欠はほとんど使っていませんでした。

ただ、最近口内炎に使い始めました。


また、八総穴と四総穴を組み合わせると相乗効果がありますのでお勧めです。

腰痛に対して委中(四総穴)と申脈(八総穴)、脾虚証+痰飲に対して足三里(四総穴)と公孫(八総穴)の組み合わせは良いです。

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医道の日本誌が2020年7月号を最後に休刊することになりました。

1938年創刊と非常に長い歴史がある雑誌なのでとても残念です。

もちろんこの先再開することもあると思いますので廃刊にならないように祈っております。


鍼灸の雑誌では2008年に緑書房から鍼灸ジャーナルが出ましたが2013年に廃刊になってしまいました。

一般的に出版業界は厳しくなっているのでどの業界誌も難しいのかもしれません。

今後どのように情報を収集していったら良いのか‥‥。


鍼灸関連の雑誌としては、鍼灸OSAKAがあります。

森ノ宮医療学園で出版しています。

毎回特定の疾患を特集して、読みごたえがあります。

また中医学関連では中医臨床があります。

どちらもバックナンバーで買うことが出来ます。


インターネット上ではあはきワールドというサイトがあります。

試しに登録してみました。

もし他にも良い情報源があるという先生や学生の方、情報提供をお待ちしています。
 
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「最近○○の治療が流行りですって。」

「それでは、私も…。」

そのような流れでセミナーに参加する。

実は私もそのような経験があります。

しかし、そのような方法でセミナーに出ても、結局成果が出なかったことが多いです。

流行の治療法をドンドン受講していく方法では成功することは難しいと思います。

それではどうしたら良いでしょうか?


やはりゴールを設定し、そこから逆算して何をするか決めることです。

「患者さんから選ばれる鍼灸師になりたい。」

「○○病なら○○先生と言われるようになりたい。」

など。


また、自分の興味だけではなく、患者さんは何を求めているのか知ることも重要です。

そこへ到達するには何をするべきか?


6/21(日)にZoomセミナーを行います。

アフターコロナの鍼灸院の衛生管理、リーマンショック時に売り上げを2倍にした経営5つのポイント、実力アップできる勉強法についてです。

興味のある先生は以下のホームページから確認をして下さい。

 

https://5su.muto-shinkyu.com/category/2098091.html

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コロナ関連の報道が毎日次から次へとなされています。

治療薬・ワクチンの開発に関する報道、医療関連の報道、行動の自粛に関する報道が中心です。

その中で、メンタルの変化―コロナうつ・コロナ疲れの報道―も目立つようになって来ました。


五枢会のコロナうつに対する治療では、鍼灸治療と認知行動療法を合わせていきます。

身体症状、例えば不眠・食欲不振・疲労感などに対しては鍼灸治療を行っていきます。

身体症状(特に不眠・食欲不振)が改善すると、精神症状も改善するためです。

うつ状態・うつ病になり易い考え方を治すためには認知行動療法を行います。


コロナの報道・自粛勧告などのストレスに対し、さほど不調にならない人とひどくなる人の差は何でしょうか?

それは物事のとらえ方によるものです。

そしてそれを変えていくのが認知行動療法です。

鍼灸治療と認知行動療法を合わせて行うことでコロナうつ・コロナ疲れの状態からの脱却を図ります。


6/14(日)と6/28(日)に「コロナうつ・コロナ疲れの鍼灸治療」のセミナーを行います。

会場とオンライン(Zoom)両方の参加が可能です。

したがってコロナ関連でセミナーの中止はありません。

興味がある方は下のホームページをご覧下さい。

https://5su.muto-shinkyu.com/category/2014712.html

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