同じ患者さんに対して一年を通して同じ治療をしていませんか?

暑い夏と寒い冬では患者さんの身体の状態が異なります。

夏では熱証や上衝傾向が出現し易くなっています。


具体的な症状としては、のぼせ・ほてり・頭痛・耳鳴・不眠などです。

この様な場合、鍼が中心の清熱法になります。

また、エアコンや冷たい物の飲食により、寒証になっている場合もあります。

症状としては食欲不振・腹痛・下痢・足腰の冷えなどが挙げられます。

灸が中心の温補法になります。


最も厄介なのは熱の症状と冷えの症状が合わさっているタイプです。

のぼせ・ほてり+下痢+足冷が典型例です。

上半身は鍼中心で、腹部・下肢は施灸をしていきます。

施灸は透熱灸で温灸・灸頭鍼は使いません。


患者さんの元来の体質に気候的要素と人工的要素(エアコン)を合わせて考える必要があります。

 

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*五枢会治療セミナー

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