Q:「どうやって名前をつけるの?」
生物にはそれぞれ名前がある。
例えば我々の(生物としての)名前は、人、human、humain、
……うん、名前は、時に国をまたぐと変わってしまうものである。
でも恐竜はどこの国でも同じ名前だ。それは何故か。
簡単に言えば、恐竜の名前は[学名]だからだ。
[学名]とは、その生き物の「世界共通の名前」である。
ルールとしてはラテン語で記すこと、属名+種小名の「二名法」に基づいて名づけること等がある。
我々がよく知る「○○サウルス」はこの場合属名である。
また、どんな名前をつけるかは発見者のセンスにかかっているので、
時には面白い名前もつくことがあるのだ。
これを研究したことと一緒に学会に提出して、OKが出たら名前がつく、という訳だ。
ではこのモノロフォサウルスの名前を見てみよう。
モノロフォサウルスという名前は、実は3つの単語から成っている。
まず「モノ」。これは「1つ」という意味だ。
次に「ロフォ」。これは「トサカ」を表している。
そして「サウルス」。「トカゲ」という意味のラテン語だ。
これを組み合わせると、
モノロフォサウルス=「1つのトサカを持つトカゲ」ということである。
ではみんなに問題だ。
モノロフォサウルスの横にいるディロフォサウルス。
この恐竜の名前の意味を、みんな考えてみてね!
という訳で、今回の問いに対する、(現状の)答えはこちら。
A:「[学名]というものを、色んなルールの下でつけている。」