寝る寝ない問題
![間取図](https://stat.ameba.jp/user_images/e4/a1/10010632606_s.jpg?caw=800)
4.5畳(実質2畳)の部屋に二人で住むということ。
最大の問題は何か……?
それは、実際に経験しなきゃわからないかもしれないが、
生活サイクルがいちばんの問題だ。
俺が仕事から帰ってくる20:00~24:00。
まあ、その時間ならばまだ夏子は起きている。
しかしそれを逆に言えば、
俺が帰ってきてすぐに寝たいとしても……
夏子は起きている!!
それは夏子にもいえること。
夏子は自宅で建築設計の仕事をしている。
つまり、期日までに設計を仕上げなくてはならない仕事であり、
締め切りに間に合わせようと、深夜まで……いや、
早朝まで作業を続けることになる。
俺が寝るためにフトンをしくと、
夏子もフトンの上に座らなければならなくなり、
夏子は仕事がしにくくなる。
なにより、必死に仕事を頑張っているとなりで
グースカ寝られたのでは、夏子も嬉しくないはず。
逆に、夏子が眠いのに
俺が自宅作業をしているときもある。
そうなると、
ふたりの生活サイクルにズレが生じるのは
あたりまえの話だ。
俺 「眠い……」
夏子 「私も……」
俺 「フトンしいていい?」
夏子 「いいよ」
俺 「じゃあしく~」
夏子 「しいてもいいけど……お茶入れて」
俺 「お茶飲みたいの? いいけど……」
……お茶を出す。
……そして2時間後ちょっと目が覚めて。
俺 「……まだ仕事してんの?」
夏子 「……うん。まだまだかかりそうなのよ」
俺 「そう……でも、もう寝ちゃおうぜ♪ 明日やればいいよ」
夏子 「間に合わないの!!!!!!!!」
俺 「ご、ごめん!!!!」
夏子 「夏子を眠りに誘わないで!!!!」
俺 「はうあ!! (´Д`)」
確かに空気読んでなかったかも……。
俺のしてる行為って、
クルマの運転者が眠いのに頑張って運転しているというのに、
助手席でグースカ寝ているようなものではないだろうか……。
マナーが俺にはなかったのではないか……。
ちょっと反省した日でした……。
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福祉住環境コーディネーター2級に合格
![間取図](https://stat.ameba.jp/user_images/e4/a1/10010632606_s.jpg?caw=800)
夏子が、最近なんか黙々と勉強していたと思ったら、
いつの間にか、資格を取ったらしい。
夏子 「福祉住環境コーディネーター2級に合格シタヨ!!」
俺 「おおっ!! なんかすごそうだな!! もっと偉い建築士になれんの?」
夏子 「バカ。違う」
俺 「どんな資格なん?」
夏子 「東京商工会議所の資格で、建築と医療の間に立って高齢者や障害者の要望にこたえて、改修工事などをコーディネートする仕事よっ♪」
俺 「……ほへ?」
夏子 「医療の人は建築のこと詳しくないでしょ?」
俺 「うん」
夏子 「建築の人は医療のこと詳しくないでしょ?」
俺 「うん」
夏子 「だから、両方の知識がある私がその真ん中でコーディネートするってわけよ」
俺 「おおおおおお!! よくわかんないけどすごいな!!」
夏子 「夏子すごくな~い?」
俺 「すごいすごい! っつーことは治療とかもできるわけだ!」
夏子 「ハァ~? できるはずないじゃん。バカじゃないの?」
俺 「じょ、冗談じゃん……」
夏子 「夏子……冗談通じないの。やめて!!」
俺 「はい……」
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金参萬円也
![間取図](https://stat.ameba.jp/user_images/e4/a1/10010632606_s.jpg?caw=800)
いま、朝です。
すっごくあせってます。
夏子の親友が結婚することになり、今日は披露宴の日。
しかし夏子は寝坊してしまい……少なくともあと20分以内に
家を出なくてはなりません……。
そういう状況で……。
俺 「冷静になれ!! まず冷静になれ!!」
夏子 「……あああああん!! もう時間ない!! 混乱してきちゃった~!!」
俺 「まず何を用意しなきゃなんない?」
夏子 「えーとえーと!! なんだったかな!?」
俺 「化粧したよな!!」
夏子 「したした!!」
俺 「その服、披露宴に着ていく服だよな!!」
夏子 「うん、そう!! これ着てく!! アクセもつけた!!」
俺 「あとなんだ……!?」
夏子 「あとアレ!! ご祝儀!! お金封筒に入れないと!!」
俺 「そうかわかった。どこだ封筒」
夏子 「これこれ!! お金2万円入れるの!!」
俺 「入れろ入れろ!! 2万円入れろ!!」
夏子 「あああ!! ご祝儀袋に名前と金額書かなきゃ!! 住所も!!」
俺 「書け書け!!」
夏子 「……夏子、字が下手なの」
俺 「んあ!? 俺が書けばいいの?」
夏子 「お願い!! 書いて!!」
俺 「書く書く!! 俺書く!!」
成瀬夏子 ____φ(.. )
東京都港区麻布十番…… ____φ(.. )
金参萬円也 ____φ(.. )
俺 「できたぞっ!!」
夏子 「キャ♪ ありがとう!!」
俺 「イッテコーーイ!!」
夏子 「ギャアアアアアアアアアアアアア!!」
俺 「はうあ!!」
夏子 「3万円じゃない!! 2万円!! 2万円よっ!!」
俺 「うはああああああああああ!!」
× 金参萬円也
○ 金弐万円也
夏子 「……もういい。時間ないから行く!!」
俺 「……ごめんよ。今夜、焼肉にするから……」
夏子 「そういう問題じゃない!! 行ってくる!!」
……完全に怒ってる。
こりゃヤバイ……。夏子がこんなに怒ったの初めてだ。
……夜。
夏子 「ただいま♪」
俺 「ごめんな……3万円」
夏子 「あっ? いいのいいの♪」
俺 「どして?」
夏子 「親友だったしさ、披露宴すっごく楽しかったし♪」
俺 「そ、そうかぁ。よかったあ♪」
夏子 「焼肉は?」
俺 「こういうオチだよな」
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風呂(シャワー室)ぶっこわれる
![間取図](https://stat.ameba.jp/user_images/e4/a1/10010632606_s.jpg?caw=800)
夏子 「お風呂、壊れちゃった」
俺 「え~~っ!? どうすんの?」
夏子 「うん、それでね、大家さんがね……」
俺 「銭湯に行けって?」
夏子 「1階の空き部屋のお風呂使ってくれって」
俺 「マジ!?」
夏子 「マジマジ」
俺 「風呂入るたびに階段おりて1階へ?」
夏子 「うん」
俺 「俺、ここに住んでるの大家さんに内緒ダヨナ……」
※2006年現在は大家さんの許可を得ています。
夏子 「内緒もなにも、一人で住む契約だもの……」
俺 「俺がさ、お風呂に入るために1階に出入りしてるの見られたらヤバいよナ」
夏子 「ヤバイね」
俺 「……」
夏子 「でもまあ、なんとかなるんじゃない?」
俺 「何が?」
夏子 「さあ……」
俺 「なんとかなる根拠はないわけか」
夏子 「1週間くらい外の配管を工事するらしい。どうしよう……」
俺 「じゃあ、バレないように深夜に1階へ行く……」
夏子 「1週間お風呂ガマンできる?」
俺 「ハァーーーーーーーーー!?」
夏子 「1階の部屋に出入りしているの見つかったらヤバイじゃん?」
俺 「銭湯に行くっつーの!」
夏子 「あっ!!」
俺 「何……」
夏子 「トイレも使えないって言ってたんだ」
俺 「………………(;´・`)」
夏子 「ごめんね……」
俺 「え? 何がごめんなの?」
夏子 「トイレ、銭湯でするはめになってごめんね」
俺 「そうくると思った」
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45センチのテラス
![間取図](https://stat.ameba.jp/user_images/e4/a1/10010632606_s.jpg?caw=800)
俺 「いまさらだけどさ……」
夏子 「うん」
俺 「この部屋のテラス、意味ないよな」
夏子 「ふぁ~!? なんでよ」
俺 「だってさ、出られないじゃん」
夏子 「勇太郎はバカね~。気合で出られるじゃん」
俺 「毎度おかしなこと言うよな」
夏子 「窓開けて、またいでテラスに出ればいいじゃん」
俺 「あのさ、テラスとかベランダって、普通はガラス扉開けて出られるじゃん?」
夏子 「うん」
俺 「窓またがないと出られないテラスって変じゃない?」
夏子 「幅45センチしかないのよ。何に使えると思ってんの?」
俺 「……まあ、使い道ないわな」
夏子 「……でも、ひとつだけ使い道あるわよ」
俺 「なに?」
夏子 「ごみ置き場」
俺 「!!」
夏子 「こんな狭い部屋じゃ、ゴミ箱さえ置けないじゃない?」
俺 「……そういやゴミ箱ないな。いつもスーパーの袋に入れてる」
夏子 「そのスーパーの袋、テラスに置いてるのよ。気がついてた?」
俺 「!! 知らなかった!! マジで?」
夏子 「マジで」
俺 「テラスに出られなくてもゴミは置けるか……考えたな!」
夏子 「でへへ。ふんぽこふんぽこ!!」
俺 「は? ふんぽ……」
※なぜこんな狭い部屋にわざわざテラスがついているか?
建築基準法には道路斜線制限というものがあり、ある一定の高さを超える建物は、景観に対して圧迫感を与えることがないように、建物を建てられる空間に制限が設けられている。つまり、夏子の部屋のテラス部分は“建物を建てられる空間”外であり、そこを部屋にすることができなかったわけです。
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光ファイバーを申し込む
![間取図](https://stat.ameba.jp/user_images/e4/a1/10010632606_s.jpg?caw=800)
ハァァァァァァァ!?
4.5畳の部屋に光ファイバー導入!?
夏子 「いま、二人同時にインターネットできないよね」
俺 「あー、そうだね。ちょっと不便かな。いまAIR-EDGEか」
夏子 「うん……PCカードっていうやつ? だから勇太郎が使ってると私が使えないの」
俺 「ごめんごめん。ついつい長時間使いすぎちゃうな」
夏子 「しかもさ、動画とかつらいよね」
俺 「う~ん、まあ、通信スピード32kだからなあ」
夏子 「でしょ? もっと早いインターネットにしない?」
俺 「おおっ!! どーする? ADSLあたりにする?」
夏子 「光ファイバーにする!!」
俺 「ぶっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
夏子 「電話もIP電話にする。いま電話ないでしょ?」
俺 「まさか、電話台にするために本棚もう一個買ったのか!?」
夏子 「うん♪ いいアイデアでしょ?」
俺 「4.5畳の部屋に光ファイバーって、すげーな!」
机とか棚とか増えたから
実質、生活スペース2畳の部屋に光ファイバー……。
夏子 「光ファイバーの会社に電話してみてよ。よくわかんないから」
俺 「光ファイバーの会社って……」
……とりあえず、電話してみた。
俺 「工事開始まで1か月かかるって」
夏子 「そんなに待たせんの!?
部屋が狭いからバカにしてんじゃないの!?」
俺 「いや、部屋の広さとか話してないから(汗)」
……1か月後が楽しみというかなんというか。
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机を買いました……
![間取図](https://stat.ameba.jp/user_images/23/7b/10010630857_s.jpg?caw=800)
机がない……。
確かにこの部屋は狭い。
4.5畳しかない。
立ったり歩いたりできるのは3.0畳くらい。
しかし、机が無いのはつらい。
なぜなら、俺のデスクトップパソコンが
地面に置いて使用しているからだ。
必然的に、おれはうつぶせに寝そべりながら
パソコンを使うことになる。
夏子のパソコンはまだいい。
ノートのiBookなので、ひざの上で作業できる。
しかしそれでも、Macをひざの上に乗せて設計をするのは
かなり苦痛らしい。
俺 「ねえねえ、机欲しいよね」
夏子 「欲しいけど、机なんて置いたら人間のいる場所なくなるよ?」
俺 「……だよなぁ」
夏子 「……あっ、そうだ! 夏子頭いい♪」
俺 「なになに? 何かいいアイデア?」
夏子 「細長い本棚を横に倒して、その上にパソコン置いたらどう?」
俺 「……なるほどっ♪ 頭いいじゃん!」
夏子 「そうすれば、棚の部分に本とか入るからいいよね♪」
俺 「だな!!」
……ということで本棚を買いに行きました。
夏子 「ここよここ。麻布十番でもここが安いのよ」
俺 「おおお、そうなのか」
店員 「いらっしゃい」
夏子 「細長い本棚が欲しいんですけど~」
店員 「ほほう。こんなのどうですか?」
夏子 「いいんじゃない?」
俺 「うん、丈夫そうだしサイズもいいね」
夏子 「おいくらですか?」
店員 「9800円だよ」
夏子 「高い! ちょっと高いわぁ~」
店員 「……じゃあこれは? 3800円だけど」
夏子 「ちょっと軽いのね。予算ないからこれにしようかぁ」
俺 「安いしいいんじゃない? これ買っちゃうよ? 俺買うから」
夏子 「……なら、もう一個買わない?」
俺 「払うの俺ってわかったとんたソレかよ!!」
夏子 「この本棚はは横倒しにするけど、もう一個は縦置きにするの」
俺 「……何を置くの?」
夏子 「フフフフフ。いいからいいから」
いいからって何!?
![本棚横倒し机](https://stat.ameba.jp/user_images/f0/76/10010630491_s.jpg?caw=800)
ということで買いました……。
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ヘッドフォンの意味なし
![間取図](https://stat.ameba.jp/user_images/47/09/10010615103_s.jpg?caw=800)
こんなこと があったので、
渋谷のビックカメラでイヤフォンを購入。
っていうかヘッドフォンを購入。
俺が使うはずが、
なぜか夏子が使うことに……。
まだ結婚してないが、お前は『鬼嫁日記』の嫁かよ!
……帰宅後。
さっそく俺はWindowsパソコンのスピーカーで宇多田ヒカルを
聴きながらインターネット。
夏子はヘッドフォンでスピッツを聞きながら
設計の仕事をMacで進行中。
俺 「宇多田はえぇなァ~。心に響くわァ~」
![Windows](https://stat.ameba.jp/user_images/37/30/10010629846_s.jpg?caw=800)
夏子 「あ□ぁ~♪ 今、君だ×のため□赤い火▲な※あぁ~♪ のおぉ~♪」
俺 「……(;´・`)」
夏子 「あぁ~♪ 君▲あ×ため※い~♪」
俺 「…………(´Д`)」
スピッツ聴こえなくても夏子が歌ったら
ヘッドフォンの意味ねぇええええええ!!!!!!!!!!!!
夏子はギャグでやってるんだよね?
俺 「……あのさ、夏子」
夏子 「……? どしたん? スピッツ音漏れうるさい?」
俺「いや……音漏れなんてレベルじゃないんだけど」
夏子 「ハァ? 何がいいたいの?」
俺 「スピッツ聴こえなくても夏子が歌ったら意味なくない?」
夏子 「リズムに乗ってなんで悪いの?」
俺「宇多田ヒカルの曲に夏子の歌が乗ってきてんの!」
しかも歌詞はスピッツ!
夏子 「……夏子、歌ってた?」
俺 「歌ってた……」
夏子 「……ごめんね」
俺 「……まあいいけど」
夏子 「でもさ……」
俺 「ん?」
夏子 「ノリに乗ったら歌うっつーの。夏子の設計の邪魔したいの?」
ヘッドフォンの意味ねえええええええええ!!
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騒音問題発生
![間取図](https://stat.ameba.jp/user_images/47/09/10010615103_s.jpg?caw=800)
うるさい……
いや、うるさいというわけじゃなくて
なんというか……狭いがゆえの騒音問題発生です。
いつも俺はWindowsパソコンで音楽を聴き、
夏子はMacで音楽を聴いている。
夏子 「あのさ……」
俺 「ん?」
夏子 いま夏子がスピッツ聴いてるのよね」
俺 「……あ、おう」
夏子 「勇太郎は宇多田ヒカル聴いてるわよね」
俺 「あ、うん……何?」
夏子 「二人で違う曲聴いていたら、スピッツと宇多田ヒカルの音が混ざるわけ」
俺 「……まあ、それは仕方ないかな。俺は我慢できるけど……」
夏子 「ちゃんとスピッツ聴けないじゃない!」
俺 「まあ、この狭さじゃあね……嫌でも聴こえるわな」
夏子 「ほぼ密着して2つのパソコンから違う曲が出てる」
俺 「うん……」
夏子 「私がスピッツ聴いてるときは宇多田やめて」
俺 「えええええ~!!」
夏子 「……わかったわ。どっちかがイヤフォンで聴けばいいのよ」
俺 「あ、そうか。頭いいなっ!」
夏子 「勇太郎、イヤフォンあったわよね?」
俺 「へ? ないない。おれ、iPod妹にあげちゃったもん」
夏子 「でもイヤフォンあるでしょコレ」
![イヤフォン](https://stat.ameba.jp/user_images/13/e8/10010616369_s.jpg?caw=800)
俺 「……これ、両耳じゃなくて片耳用のイヤフォンだよ」
夏子 「だめ?」
俺 「だめって、意味がわからん」
夏子 「勇太郎はそれで聴けばいいのよ」
俺 「俺には夏子のスピッツ聴こえまくりじゃん!」
夏子 「夏子には宇多田聴こえないからいいじゃん♪」
俺 「……よしわかった。今度イヤフォン買いに行こう」
夏子 「やったー!!!! 夏子それ使うわ♪ いいやつ買おっ♪」
俺 「夏子がかよ!」
●『4.5畳の恋人。』とは?
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水道料タダ
![間取図](https://stat.ameba.jp/user_images/47/09/10010615103_s.jpg?caw=800)
二人で住むにあたって、決めなくてはならないことがある。
それが家賃や光熱費などの生活費だ。
彼女名義のマンションで彼女が住んでいたところへ
俺が泊まるようになったわけで、
このままオレが何も払わないのでは、
どう考えてもヒモである。
……ヒモか。
でも、ヒモになるつもりはない(笑)。
ということで、俺も生活費を支払うことにした。
俺 「家賃は?」
夏子 「5万円」
俺 「安っ!! ここ麻布十番だよね……?」
夏子 「うん。探せば普通にあるもんよ」
俺 「いやいやいやいや、普通ないから5万円なんて。光熱費は?」
夏子 「ガス2500円、電気2500円、水道料タダ」
俺 「ガス2500円、電気2500円、水道料タダね……ってタダ!!!!!????」
夏子 「そうタダ」
俺 「なんで?」
夏子 「さぁ……」
俺 「……」
夏子 「……」
俺 「じゃあ、食費っていくらくらい?」
夏子 「いくらかなぁ。計算したことないわぁ」
俺 「じゃあ、家賃は夏子が払って、交友費とか食費は俺が払う。いい?」
夏子 「うん♪」
俺 「とりあえず、月7~8万円くらいかな?」
夏子 「うん♪」
……それにしても水道料タダって……なんで?
![えっ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/147.gif)