ヨガマットが……当たった
抽選でヨガマットが当たった……。
ヒマなときにインターネットの抽選に応募しまくったのが当たって
いまになって届きだしたらしい……。
夏子 「ヨガマットって……」
俺 「……当たっちゃった」
夏子 「ただでさえ置くところないのに！」
俺 「……」
夏子 「ここ、4.5畳よ!? わかる？ ある意味ワンルーム以下なの！」
俺 「……フトンの下に敷いて、フトンに弾力性を与えるか」
夏子 「ヨガマットのサイズが違うじゃん」
俺 「わかった……俺が会社のヨガやってる女性にあげることにするよ」
夏子 「オンナ!? だめ!! オンナにあげるならヤフオクにでも出しましょう」
俺 「え～。せっかく当たったのにヤフオクはいやだな～」
夏子 「……」
俺 「……」
……結局、まるめてテレビ台の横に
置くことになりました。
『4.5畳の恋人』について
いらないもの大当たり
俺 「インターネットの抽選でテレビ台が当たったんだけど……」
夏子 「えっ!?」
俺 「置く場所……だよね（汗）」
夏子 「テレビないのにテレビ台当ててどうすんのよ！」
俺 「確かにそうだけど……そうだアレだ！ テレビ台の上にフトンを置こう！」
夏子 「えっ？」
俺 「いまってフトンはたたんで床に置いてるけど、テレビ台の上に置けば
テレビ台の下にいろんな物が置けて省スペースだよね！」
夏子 「頭イイじゃん♪」
俺 「あははっ！」
……っていうか、よりによってテレビ台かよ！
すでに4.5畳じゃないんですけど……。
実は、この家にテレビがないわけじゃない。
お風呂で観る用の小さなテレビはある。
しかし、それをテレビ台の上に置いてもさまにならない。
まあ、フトンも置けるし、フトンの下に物も置けるし、
当たったわけだし、ここは素直に喜ぶとするか……。
『4.5畳の恋人。』について
異臭騒ぎ
彼女と一緒に4.5畳の部屋に
住むようになってから、はや1週間。
彼女は自宅で設計の仕事。
オレは会社が終わると晩御飯の準備……
って、ええええええ～～!?
なんかいつの間にか晩御飯係りになってるんですけど!!
夏子は料理がまったくできない。
どう転んでもできない。作ったことがないのだから当たり前だ……。
ま、まあそれはいいとして、調理を始めると問題が発生する。
夏子 「ねえ……」
俺 「なあに？」
夏子 「肉臭いんだけど……」
俺 「肉野菜炒めだからね♪」
夏子 「いや……そうじゃなくて、いま寿司屋の設計してんの」
俺 「ああそう。何か問題あった？」
夏子 「寿司屋の設計なのにインスピレーションが
肉になっちゃうのよ。ちょっとは考えて！」
俺 「えええええええ～!! でもこの部屋で調理するしか……」
……ワンルーム
……しかも4.5畳だよ？
ニオイ防ぐの無理だよな……。
っつーことで、湯気や煙が出る料理は、
できるだけニオイがしないものにすることにした。
つまり……
・スパゲティ
・ごはんにふりかけ
……飽きる（笑）。
なので必然的に外食が増えることになったのです。
『4.5畳の恋人。』について
はじめて彼女の家に泊まったとき
はじめて彼女の家に泊まったときのこと。
それはまだ告白してないとき……。
……っていまだに告白してないけど（笑）。
まあ、出会いの話はまた別の機会にするとして……
部屋狭っ!!!!!!!!!!!
玄関から入ると、もう台所!! っていうか台所が部屋!!
っていうか台所が寝床!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼女が一級建築士なのは知っていた。
偏見かもしれないが、一級建築士が住むような部屋か!?
で、でもまあ、まだ彼女は
27歳だし一級建築士としては若い。
いまは駆け出しの時期ということで、
まだまだこれからなのかもしれない。
しかしあれだ。
はじめて彼女の家に入ったわけだ。
ドキドキしないわけがない。
俺の心 「ま、まずは何から話して何をしようかな……」
夏子 「囲碁しよっか」
俺 「あ、はい……え……囲碁!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
夏子 「できるでしょ？」
俺 「で、できるよできるできる！」
なんか囲碁ができるの当然のように言われたけど、
今までの元彼はみんな囲碁できたのか!?
っていうか囲碁セットあるし!!
俺「や、やろうか」
……囲碁 一局。
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…………………………………………
…………………………………………。
……負けた。
夏子 「なんか弱くない？」
俺 「えええっ!! Yahoo!ゲームでは囲碁やってるんだけどなあ」
夏子 「ええ!? 嘘だよね（笑）」
俺 「え……いや、ほんとに」
……囲碁 二局。
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…………………………………………
…………………………………………。
……負けた。
なんか異様に強いんですけど。
夏子 「……弱いよね」
俺 「そんなはずは……」
……囲碁 三局。
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…………………………………………。
……負けた。
夏子 「…………」
俺 「はい、弱いです」
……っていうかもう夜中の4時なんですけど
5時間も囲碁してたってこと!?
『4.5畳の恋人。』について
きっかけは単純明快
いつの間にか……
4.5畳の部屋に彼女と住むことなった俺。
まあ、ナァナァで住むことになったのだけれど、
いきさつはこう。
俺はずっと東京都北区赤羽に住んでいた。
けれど、職場は六本木。
朝が弱い俺にとってあまりにも遠すぎる……。
そんなときソーシャルネットワーキングサービス『mixi』で
出会った夏子と付き合うことになった。
明確には『mixi』というより、『mixi』で知り合った友人の知人が夏子だった。
……そして、偶然にも夏子は六本木から
徒歩10分の麻布十番に住んでいるというではないか！
恋人
↓
好き
↓
一緒にいたい
↓
仕事の後は彼女の家に通うようになる
↓
その回数が増える
↓
もっと好きになる
↓
ほとんど同棲
↓
好きになりまくり！
↓
完全に同棲
………ということで、赤羽に家がありながらも、
麻布十番の彼女の家に住むことになったのです。
しかし、問題はアレだ。
4.5畳なのだ……面積が！
しかも、そこにはいろんなものがある。
ヒトがいれるスペースは実質2畳……。
ここはナンカの奴隷船ですか?!
いやいや、しかし、好きなヒトと2人っきりで
狭いスペースにいれるというのは、
それだけ密着していられるということ！
テレビを観ていても。
本を読んでいても。
音楽を聴いていても。
料理をしていても。
部屋のなかにいて二人が別々になってしまうのは、
トイレとシャワーのときだけ！
いまのところハッピーな俺でした（笑）。
4.5畳の恋人について
『4.5畳の恋人』とは、どのようなブログですか？
実質4.5畳の部屋に2人で暮らしいてる恋人の話です。……といいますか、お恥ずかしいことに私（勇太郎）と夏子のノンフィクション日記です。 どんな二人が住んでいるのですか？
私（勇太郎）と彼女の夏子です。私は六本木のIT企業勤務の普通（？）のサラリーマン。彼女は一級建築士です……が、いまは建築事務所を辞めて独立し、4.5畳の部屋で建築の仕事をしています。 どこらへんに住んでいるのですか？ 東京都港区麻布十番に住んでいます……といえばカッコイイ感じですが、4.5畳の部屋に二人で住んでいるわけで……。まったくセレブでもリッチでもないです（涙）。 そんな狭い部屋に2人で住んでいいのですか？
旅館業法の施行令では洋室の客室は9平米以上(和室は7平米以上)、事業付属寄宿舎規定には1人につき2.5平米以上というルールがありますが、住んでいるところは寄宿舎やホテルではなく普通の狭いマンションなので問題はありません。 部屋の平米数はどれくらいですか？
4.5畳の生活スペースだけだと7.425平米で、全体だと9.9平米です。 どうしてそんなに建築について詳しいのですか？ いや、私が詳しいのではなく、彼女が一級建築士なので……。 IT企業勤務に一級建築士なら、お金もそこそこあるはず。なぜそんな狭い部屋に住んでいるのですか？
実家にも送金しつつ生活しているので、金持ちじゃないです。彼女は一級建築士ですが、実際の建築士は有名になったり事務所を持たないとあまりもうかりません。しかも現在は独立したてなので、学生のバイトのお給料より低いです。 出てくる人はすべて実在しますか？ 一部の方は名前を変更していますが、実在します。勇太郎は私、夏子は私の彼女、高橋と長柄は現在の同僚、律子は元同僚です。もちろ、私の両親、夏子の家族も存在します。創作の人物はひとりもいません。すべてモデルとなった人物が存在します。 4.5畳の部屋の間取り図はありますか？ 以下の通りです。ここに、キッチン（ガス・水道）、冷蔵庫、テレビ、テレビ台、収納ボックス多数、本棚があります。また、別にトイレ付きシャワー室があります。
ブロガーインタビューに掲載されました
当ブログが、アメーバブックスさんの
ブロガーインタビュー に掲載されました！
2006年12月18日（月）現在、私と夏子はまだ同居しておりますが、
そろそろクライマックスを迎えそうです。
ちなみに一昨日、
肩に一発“拳（こぶし）”でパンチされてから言われた言葉は
「夏子に暴力ふるわせてなんとも思わないの!?」
です……（まあ、痛くないんですけどね）。
さすがにマジかよ!! って思いましたが……。
ブログの記事は、まだ2006年1月までしか書かれていませんが、
今後、順次掲載していきたいと思います。
正直言って、今の状況は、
ドラマとか映画以上にヤバイです……。
身を削るこのブログ、今後ともよろしくお願いいたします（涙）。
●『4.5畳の恋人。』について