風呂(シャワー室)ぶっこわれる
夏子 「お風呂、壊れちゃった」
俺 「え~~っ!? どうすんの?」
夏子 「うん、それでね、大家さんがね……」
俺 「銭湯に行けって?」
夏子 「1階の空き部屋のお風呂使ってくれって」
俺 「マジ!?」
夏子 「マジマジ」
俺 「風呂入るたびに階段おりて1階へ?」
夏子 「うん」
俺 「俺、ここに住んでるの大家さんに内緒ダヨナ……」
※2006年現在は大家さんの許可を得ています。
夏子 「内緒もなにも、一人で住む契約だもの……」
俺 「俺がさ、お風呂に入るために1階に出入りしてるの見られたらヤバいよナ」
夏子 「ヤバイね」
俺 「……」
夏子 「でもまあ、なんとかなるんじゃない?」
俺 「何が?」
夏子 「さあ……」
俺 「なんとかなる根拠はないわけか」
夏子 「1週間くらい外の配管を工事するらしい。どうしよう……」
俺 「じゃあ、バレないように深夜に1階へ行く……」
夏子 「1週間お風呂ガマンできる?」
俺 「ハァーーーーーーーーー!?」
夏子 「1階の部屋に出入りしているの見つかったらヤバイじゃん?」
俺 「銭湯に行くっつーの!」
夏子 「あっ!!」
俺 「何……」
夏子 「トイレも使えないって言ってたんだ」
俺 「………………(;´・`)」
夏子 「ごめんね……」
俺 「え? 何がごめんなの?」
夏子 「トイレ、銭湯でするはめになってごめんね」
俺 「そうくると思った」
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