フュージョンやニューエイジを中心に生演奏特盛りでM3や配信サイトで頒布中です。
7/9に1stアルバムを発売しました。ぜひ試聴してみて下さい。
ハイレゾ版も配信中です!
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DLsite.com(同人作品配信サイト)
(FLAC版 アルバム購入)

同人音楽の森(同人音楽作品配信サイト)
(FLAC版 単曲購入)

OTOTOY(高音質音楽配信サイト)
http://ototoy.jp/them/index.php/ARTIST/87203
(WAV・FLAC・ALAC版)
BRAND NEW KEYS発売記念 インタビュー記事
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ときどきフリーで音声関係の音響エンジニアをやってます。
WEBラジオや公開録音・トークライブなどで活動させてもらっています。
オーディオライターとしても活動を始めました。
アコースティックデザインシステム主催のオーディオフォーラムの第22回にてレポート執筆。
OTOTOYにて『Suara / キミガタメ / 君のかわり DSD11.2MHz録り下ろし音源』のレビュー。
e-onkyo musicでアニメ「トリニティセブン」のハイレゾ音源紹介コメント。(全7枚)
1/2/3/4/サウンドトラック/リミックスアルバム/5
ポータブルオーディオプレイヤーってお持ちですか?
略称はDAP(デジタルオーディオプレイヤー)と呼ばれています。
私は、iPad-miniにUSBカメラアダプターとUSB-DAC内蔵ヘッドフォンアンプ(AT-HA30USB)を接続して聴いていましたが、単体専用プレイヤーは持っていませんでした。
ずいぶん前に購入したハイレゾ非対応のiAUDIO M3は外付けHDDになっています。
世間では、ポータブルオーディオが大盛況。ヘッドフォンもイヤフォンも大人気で、ポータブル系の展示イベントでは多くの若者が訪れます。
外で音楽を聴く習慣がない私もさすがに気になっていました。
そしてこの夏、私もついに購入!
Cowon Systems(コウォン)のPLENUE Mです。

ハイレゾ音楽制作ユニットBeagle Kickのメンバーとしては、リファレンスになり得るモデルを選びたいところです。
外出先で音楽を聴くときはもちろん、家でミックスやマスタリングチェックを行うときも、信頼できる音質のモデル。
購入の決め手となったのは、その圧倒的なオーディオ性能です。
あの某最高級DAPと比べても数値上は、S/N比、ステレオクロストーク 、THD+N(全高調波歪み率+雑音)特性、これら全てにおいて優れた数値を記録しています。
クロックジッターも低く抑えられています。位相ジッターの値は1.0psだとか。ちなみに某最高級DAPはこれのさらに1/5という驚異的な数値です。
ただ、クロックについてはジッターの値も大事ですが、近傍位相ノイズの少なさも音楽のD/A変換においては重要だそうです。
PLENUE MはSYS-2722という業務用の音響測定機器で、ヘッドフォン端子からの出力を測定しています。
それはダイレクトにリスナーが聴く音に当たる訳ですから、信憑性は高いと思われます。
内部の回路的な特性だけ並べられても、製品の音が悪かったらどうにもなりませんから。
数値はあくまで参考に留め、実際の出音を聴くことはとても大切です。
デザインや操作性、音質に関するコメントは次回にお届けするとして、今DAPを選ぶなら何をチェックすればいいか、私なりにまとめてみました。
今後、購入を検討している人、買い換えを考えている人は一読してみて下さい。
今、ハイレゾ対応のDAPを選ぶ上で重要なチェックポイントはなんでしょうか。
・DSD対応
・32bit整数対応
・DXD対応
・USB-DAC機能
・ヘッドフォンのバランス接続対応
他にもありますが、とりあえずこんな所でしょうか。
上から順に見ていきましょう。
DSDは、多くのモデルで対応が広がっています。
フォーマットとして、2.8MHzまで再生できるもの、5.6MHzまでのもの、PCM変換再生のもの、ネイティブ再生できるもの……
今後は、DSD 11.2MHzの最上位フォーマットまでネイティブ再生が実現することを期待したいですね。
32bit整数対応は、DSDの次の段階の話だと思われます。
何しろ音源がまだ少ない。
音楽制作現場でもA/D機器において32bit整数に対応している機種は、存在しないと思われます。
ちなみにPLENUE Mは32bit-floatに対応しています。
実際に再生するときは24bit表示になりますが、ビットレートが明らかに大きいので32bit-floatはちゃんと認識されている模様。
Protoolsなどで書き出せる32bit-floatのオリジナルファイルを楽しみたい方は、32bit-float対応はチェックした方がいいかもです。
実際の音はきめ細かなダイナミクスが魅力ですが、そこまで大きく24bitと変わりません。(音の入れ物としては24bitなので)
DXD(352.8/384kHz)は、もうおまけと考えてもいいでしょう。
そもそも販売されているハイレゾ音源にDXD形式を採用しているケースがどれほどあるか…(実際には存在するようです)
あえて言えば、DSD非対応の機種でDSDを聴きたいとき、あらかじめPCでDXDに変換してから転送して聴くという手法も。
変換ソフト 『TASCAM Hi-Res Editor』
USB-DAC機能は、PCオーディオを嗜む方にとっては強い味方です。
専用ドライバーが提供されていれば、96/24を超えるハイレゾファイルもネイティブで再生できます。
DSD信号にも対応しているなら、然るべき再生ソフトで設定をすれば高品質に楽しむことが出来るでしょう。
バランス接続は、ハイエンドユーザにとってはたまりません。
気になる方は調べて見てください。
ただし、プレイヤーだけでなく対応のイヤフォンやヘッドフォンが必要です。
ということで、次回はPLENUE Mを実際に開封して使ってみた感想をレポートします。
では、また!