CD=活動情報=ヘッドフォン

宝石紫ハイレゾ音楽制作ユニット「Beagle Kick」ユニットP・ディリクション補佐・広報

ヘッドフォン音響エンジニア

AV Watchにて宅録の先生役として、現場のアドバイス、記事監修を担当しました(録音方法・吸音など)。

情熱報道ライブ「ニューズ オプエド」にて音響を担当(週に1回程度不定期)

自宅の防音スタジオ「Studio 0.x」で音声録音を行なう
次世代のナレータートレンドを生み出す新しいナレーターメディア「HITOCOE」にてインタビューが掲載

AV WatchにてXperia 1 IVの録音アプリ「Music Pro」のレビュー記事に録音協力で参加

宝石赤オーディオライター

AV Watchにてオーディオ向けスイッチングハブSilent Angel「N8」「N8 Pro」のレビュー記事を執筆

AV Watchにてじっくり聴いて選べる「Onsite Audio 立川店」の訪問記事を執筆

FOSTEXのアクティブスピーカー「PM0.1BD」のレビュー記事を執筆

作曲家 甲田雅人氏のインタビューを担当・記事執筆

ヤマハのモニタースピーカー「HS3」のレビュー記事を執筆

作曲家 桜庭統氏のインタビューを担当・記事執筆

作曲家 目黒将司氏のインタビューを担当・記事執筆

作曲家 岡部啓一氏のインタビューを担当・記事執筆

SOUND WARRIORのUSB-DAC「SWD-DA15」(Bulk Pet音質比較)と、Audirvāna Originの活用レビューを執筆

作曲家 西木康智氏のインタビューを担当・記事執筆

作曲家 岩垂徳行氏のインタビューを担当・記事執筆(qdc「SUPERIOR」)

低音域に特化した吸音パネル、「SHIZUKA Stillness Panel LACOS」の体験レビューを執筆

FX-AUDIO-の本社ノースフラットジャパン(NFJ)に訪問したレポート記事を執筆

ネットワークトランスポート(USBブリッジ)のDST-Lacerta導入レビューを執筆

2023年を振り返るプレイバック2023を執筆。ヤマハのアクシスZとSONYのα6700を紹介

DALIのエントリーモデル「SPEKTOR」の試聴レビュー記事を執筆

全天候型コンパクトスピーカー JBL「STAGE XD-5」の試聴レビュー記事を執筆

新型PlayStation5のM.2 SSDお引っ越し作業をレポート

超小型、デュアルモノラルパワーアンプFX-1001Jx2の導入レビューを執筆

2023年7月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

デスクトップオーディオの再構築をレポート(K3ES/AP20d/Control 1 PRO)

壁コンセント「RAC-1318(WM-1318)」の交換レポート記事を執筆

2023年4月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

FX-AUDIO-のバルクキャパシター「Petit Tank Limited Edition」の活用レビューを執筆

ソニーの有機ELテレビ「XRJ-48A90K」を導入した体験記を執筆

2023年1月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

ソニーのエンタテインメントロボット「poiq」の研究報告会への潜入取材記事を執筆

パイオニアのAVアンプVSX-LX305でUVERworldの「KING'S PARADE 男祭り FINAL」を聴く。Dolby Atmosミックスを手掛けたWOWOWの戸田佳宏氏にインタビュー取材

Astell&KernのDACアンプ「AK HC2」を使用しているTAKU INOUE氏のインタビュー取材を執筆

SONYの4K/HDRレーザープロジェクター「VPL-XW5000」の導入レビューを執筆

2022年10月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

2022年を振り返るプレイバック2022を執筆。ヤマハの原付2種アクシスZを紹介。

エントリークラスのサウンドバー「DHT-S217/S517」の実用レビュー記事を執筆

Macfan 1月号 検証炎コーナーで1P執筆。製品は、ネットワークスピーカーのDENON HOME 350。

2022年7月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

Focusriteの音声コンテンツ制作向けオーディオインターフェース「Vocaster」のレビュー記事を執筆

メディアインテグレーションにてFocusriteのマイクプリアンプ「ISA Two」の活用レビューを執筆(比較音声有)

会話の出来るソニーのエンタテインメントロボット「poiq」との生活を綴ったレビュー記事を執筆

FX-AUDIO-のリーズナブルなハイスペックUSB-DAC「DAC-SQ4J」のレビュー記事を執筆

2022年4月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

USB-Cケーブル一本で使えるモバイルディスプレイLCD-CF162XAB-Mの活用レビュー記事を執筆

ファストレンドにて外付読み込みCDドライブのおすすめ記事を監修&コメント

2022年1月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

静科の吸音パネルSHIZUKA Stillness Panelの試用レビュー記事を執筆

Astell&KernのキャリアブルヘッドホンアンプACRO CA1000のレビュー記事を執筆

e-onkyo musicにて、『智異山OST』の注目どころをK-POP評論家 古家正亨氏に伺う特集記事を執筆

ラックスマンのエントリープリメインアンプL-505uXIIの導入レビューを執筆

マランツの大人気薄型AVアンプNR1711をマルチチャンネルで使うレビュー記事を執筆

2021年10月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

AV Watchにて2020年の振り返り記事(音声宅録情報発信について)を執筆

ShureのWEBサイトにて、会議音響のソリューション「Microflex Wireless」(MXW2/Beta58他)の導入事例を取材・執筆

マランツの大人気薄型AVアンプNR1711をマルチチャンネルで使うレビュー記事を執筆

ShureのWEBサイトにて、会議音響のソリューション「Microflex® Ecosystem」(MXA910他)の導入事例を取材・執筆

e-onkyo musicにて、『月とライカと吸血姫』のエンディング主題歌を担当したChima氏のインタビュー記事を執筆

2021年7月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

ULTRASONEのヘッドフォンを作曲家/ミュージシャンの照井順政氏に試聴していただき感想を伺う記事を執筆(sora tob sakana等、活動インタビューも)

Apple Musicの排他モードや出力サンプリングレートの挙動を検証、競合サービスとの音質比較を執筆

2021年4月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

DALIのサブウーファーSUBE-9Nをリビングと防音シアターで実用レビュー

2021年1月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

ヤマハのモニタースピーカーMSP3Aをエンタメ用途で徹底レビュー(モニター用途も)

ポッドキャストを制作できる、オールインワン型ワークステーション「ズームP8」を体験レビュー

2020年10月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

2020年の振り返り記事を執筆。(Zoom高音質化など)

Acoustuneのイヤフォンを伊藤賢治氏に体験いただくインタビュー記事を執筆。

ロスレス無線接続が可能なアクティブスピーカーAIRPULSE A300 Proの試聴レビュー記事を執筆

SONYのデジカメをWEBカメラ化するアプリ、Imaging Edge Webcamを使った緊急レポートを執筆(α6600)

音楽出版社刊の「ヘッドフォンブック2020」にてSONYのMDR-M1ST特集他、多数執筆

「クロノクロスライブLive Audio」の制作秘話を光田康典氏に伺うインタビュー記事を執筆

光田康典の「クロノクロスライブLive Audio」をFOSTEXのデスクトップオーディオで試聴する記事を執筆
2020年4月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆
DALIのスピーカーDALI MENUET SEの試聴レビューを執筆

ONKYOのカスタムIEMを製作する体験レビュー記事を執筆

2020年1月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

Amazon music HDの排他モード対応について緊急レポート

2019年10月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

ゲットナビにてmora qualitasの試用レビュー&キーマンインタビューを執筆・出演

2019年の振り返り記事(ハイレゾサブスクの課題等)を執筆

e-onkyo musicにて「マイ・ベスト・ハイレゾ 2019」の選者として2018年の特に気に入ったハイレゾを紹介

ウォークマン誕生40周年記念モデルA100TPSの試聴レビュー記事を執筆、カセットテープ思い出話など。

Android搭載のストリーミングウォークマンA100の試聴レビュー記事を執筆

2019年7月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

AndroidスマホやPC向けの超小型USBヘッドフォンアダプターDC01/DC02の試聴レビュー記事を執筆

音楽出版社刊の「スピーカーブック2019-2020」にて私の選ぶスピーカー・オブ・ザ・イヤー2018-2019他、多数執筆

ゲットナビにてアニソンに合うヘッドフォンを紹介する記事を執筆・出演

ウォークマンを思い出とともに振り返る「#009 WALKMAN IN THE PARK」イベントレポートを執筆

2019年4月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

ゲットナビにてアニソンに合うイヤフォンを紹介する記事を執筆・出演

D&Mインポートオーディオサイトにて、DALIのスピーカーRUBICONシリーズを導入した際の体験レビュー

2019年1月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

メリディアン公式サイトにて、デジタルプリアンプ「218」の徹底試聴レビューを執筆(前編/後編

HiVi 2019年3月号にて「5万円以下で買える、エントリークラス 9モデル」の視聴対談に参加(小原由夫×橋爪徹)

FX-AUDIO-のデジタルアンプ「FX152J PRO」「FX-50」のレビュー記事を執筆

10月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

DALIのエントリークラスの新スピーカー「OBERON」のレビュー記事を執筆

メリディアン公式サイトにて、USB-DAC付きヘッドフォンプリアンプ「Prime」の徹底試聴レビューを執筆
7月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆
ネット配信などに便利なUSBマイクUber Micの体験記事を執筆


Stereo Sound ONLINEにてMQA-CDの解説記事(前編)/(後編)を執筆。その仕組みや再生方法など。
メリディアン主催のオーディオイベントにて、「Ultra DAC」を使った今話題の『MQA』音源を聴く!MERIDIAN 『ULTRA DAC』で楽しむ最新ハイレゾ音源試聴会でナビゲートを担当 @ノジマオーディオスクエア相模原店
AV Watchにて4月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆
Stereo Sound ONLINEにてMYTEKの最新DAC「Brooklyn DAC+」試聴&使い勝手レビューを執筆。

音楽出版社刊の「カセットテープ時代2018」にてSONY歴代ウォークマン紹介記事を執筆(1985年までの機種を担当)
音楽出版社刊の「ヘッドフォンブック2018」にて製品レビューなど複数執筆
音楽出版社刊の「スピーカーブック2018」にて私の選ぶスピーカー・オブ・ザ・イヤー2017-2018他、多数執筆
AV WatchにてELACのアクティブスピーカー「AM200」の活用レビュー記事を執筆
AV Watchにて2018年1月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆
AV Watchにてアイ・オー・データ機器のオーディオ向けNAS「Soundgenic」の使いこなしレビュー記事を執筆
メリディアン公式サイトにて、USB-DAC「Explorer2」の試聴レビューPart3を執筆 (後編)
メリディアン公式サイトにて、USB-DAC「Explorer2」の試聴レビューPart3を執筆 (前編)

OTOTOYにて高橋健太郎氏と私による対談。2017年のハイレゾトピックを振り返り、未来を占う内容。
AV Watchにて10月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆
音楽出版社刊の「ヘッドフォンブック2017 Winter」にてT3-01開発秘話取材、モニターヘッドフォン特集他、多数執筆

AV Watchにて7種類の使い方ができるマルチパーパススピーカーALTECO C1の使いこなしレビュー記事を執筆
Stereo Sound ONLINEにてTVアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』主題歌アーティストインタビューを担当、記事執筆。(RIRIKO&rionos)
音楽出版社刊の「CDジャーナル 2017年11月号」にて高橋みなみの試聴記事を執筆(1P) 機材:DRA-100
AV Watchにて7月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

アコースティックラボ主催のオーディオライブin蔵前Village【スフォルツァート】にてレポート執筆
ステレオサウンドオンラインにて同人音楽初の768kHz/32bit整数による録音企画のレコーディングレポート記事を執筆(一部のみ)

AV Watchにて4月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆
小型モニタースピーカー「iLoud Micro Monitor」のレビュー記事を執筆

音楽出版社刊の「CDジャーナル 2017年7月号」にてジェイコブ・コーラーの試聴記事を執筆(1P)
スピーカーブック2017」にてデスクトップスピーカーの特集記事を執筆(3P)
CDジャーナル 2017年6月号」にてリチャードナイルズの試聴記事を執筆(1P)
CDジャーナル 2017年5月号」にてBeverlyの試聴記事を執筆(1P)
ヘッドフォンブック2017」にてシン・ゴジラの劇伴音楽集をGRANBEATを使って試聴(2P)
CDジャーナル 2017年4月号」にてピンク・マルティーニの試聴記事ほか執筆(2P)

ヤマハの音楽配信サイト mysoundにて「THE IDOLM@STERハイレゾ配信」の特集記事を執筆

ステレオサウンド刊の「DigiFi(デジファイ)No.25」にて緒方恵美氏インタビュー。取材と構成(3P)

音楽出版社刊の「CDジャーナル 2017年3月号」にて小泉今日子の試聴記事執筆(1P)
音楽出版社刊の「ポタ音スタイル2017」にてMQAの記事執筆(3P)
音楽出版社刊の「CDジャーナル 2017年2月号」にてFlower Notesの試聴記事執筆(1P)

アコースティックラボ主催の「Audio Forum Vol.36」吸音(配置)によるステレオ音場の調整を考えるにてレポート執筆

ステレオサウンド刊の「DigiFi(デジファイ)No.24」にてMQA特集(インタビュー)を執筆(2P) (WEB版も公開中

DigiFi(デジファイ)No.23」にてMQA特集を執筆(4P) (WEB版も公開中

アコースティックラボ主催の「(仮称)オーディオライブin蔵前」オーディオにおけるチューニングの世界 そのⅠにてレポート執筆

オーディオフォーラム番外編(MQA試聴体験会)にてナビゲート&レポート執筆
オーディオフォーラム番外編2(ホームシアターと防音)にてレポート執筆
オーディオフォーラム番外編(ドルビーアトモス)にてレポート執筆

音楽出版社刊の「CDジャーナル 2016年11月号」にてMQAの記事執筆(1P)
CDジャーナル 2016年7月号」にて記事執筆(1P)
スピーカーブック2016」にて記事執筆(5P)
ヘッドフォンブック2016」にて記事執筆(4P)
CDジャーナル 2016年4月号」にて記事執筆(1P)
ポタ音スタイル2016」にて記事執筆(7P)

OTOTOYにて『Little Donuts / HAPPY TALK SESSION @ TAGO STUDIO TAKASAKI DSD11.2MHz録り下ろし音源』の試聴レビューを執筆
日本ファルコムのアクションRPG「東亰ザナドゥ」の音楽についてPhile-webに記事執筆

アコースティックデザインシステム主催のオーディオフォーラムの第22回にてレポート執筆
OTOTOYにて『Suara / キミガタメ / 君のかわり DSD11.2MHz録り下ろし音源』の試聴レビューを執筆

e-onkyo musicでアニメ「トリニティセブン」のハイレゾ音源紹介コメントを執筆
1/2/3/4/サウンドトラック/リミックスアルバム/5

音元出版刊の「アニソンオーディオ Vol.2」にて記事執筆(3P)
オーディオアクセサリー155号」にて記事執筆(1P)

宝石緑Webラジオ/トークライブ/公開録音/ボイスサンプルなど音声に関する音響エンジニア
やっています。

宝石ブルーポッドキャスト「熱量と文字数」 ミキシング・OPナレーション・サウンドPを2015年4月まで担当
(月一の公開録音「月刊熱量と文字数」では録音を担当していた @私設図書館シャッツキステ

こんにちは、オーディオライターの橋爪徹です。

普段、AVWatchなどでオーディオ機器を紹介したり、アーティストやクリエイター・開発者のインタビューなどもやらせていただいてます。

このたび、KORGの新しいインテリア雑貨『ON・YU(音癒)』を試用する機会に恵まれまして、数週間自宅で使ってみました。

HOME | ONYUonyu.korg.com

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KORGの新しいインテリア雑貨「ON・YU」

これはいいです! 予想以上に癒やされます! 「スマホやタブレットばかり触っていて、最近集中力が続かなくなってきた。家の中で本を読めなくなってきた。気がつくとSNSを見てしまう。目や脳が疲れてる」……なんて方にはお勧めしたいです。
小さくて可愛らしい見た目から奏でられる音は、空間を満たす本物の環境音のような自然さ。小柄な見た目と小さなスピーカーから想像するようなサウンドでは決してありません。
一人暮らしの私にとって、聞こえてくる音は味気ない生活ノイズばかり。ON・YUの3Dサラウンドを流すことで、まったく新しいリラックスした生活が生まれたように思います。
仕事の執筆中や、ちょっとした軽作業、料理や家事、入眠にいたるまで、ON・YUを鳴らすことで、ギシギシしていた自分の身体や頭(脳と心)がほぐれていくような気がしました。特にお気に入りのライブラリは、森のざわめき、秋の虫の音などを収録した「自然」ですね。故郷がそこそこの田舎だった私は、子供の頃は虫やカエル、野鳥の鳴き声とともに過ごしました。ON・YUが与えてくれた音による癒しに懐かしさすら覚えました。
「本や雑誌を自宅で読むことが出来なくなった、ついタブレットやスマホの画面を見てしまう」という方も、ON・YUを鳴らしてる間だけは、ざわつく脳と心を落ち着けて、積ん読してる本を手に取ることが出来るかもしれません。

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チェストにポン置きしても、生活空間を壊さないルックス

KORGのインテリア雑貨「ON・YU」とは

さて、ON・YU(音癒)について簡単に解説しましょう。
ON・YUは、電子楽器メーカーのKORGがクラウドファンディングのMakuakeで販売を開始したところ、わずか32分で目標金額に到達。早割対象の限定数も56時間7分で完売するという大反響を経て、急遽追加生産が決定。200台の追加分が現在も販売中です。なんと、追加分も感謝割りとして28%割引されています。プロジェクト終了は7/30。本原稿を書いている時点ではまだ残数がありますので、気になる方は、早めにポチることをお勧めします。

www.makuake.com

自然の音に包まれる癒し空間サラウンドBGMプレーヤー ON・YU(音癒)

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自然の音に包まれる癒し空間サラウンドBGMプレーヤー ON・YU(音癒)

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このどんぐりのような見た目の不思議な物体は、厳選された「癒しのひとときをイメージした」効果音を3Dサラウンド再生するインテリア雑貨です。
インテリア雑貨と銘打ってますが、「音響インテリア」といってもいいかもしれません。

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鳴ってなくてもインテリアとして家に置きたい、シンプルでセンスのあるボディ

左右にスピーカーを搭載し、あらかじめプリセットされた「自然・瞑想・集中・快眠・子守唄・目覚め・リラックス」の全7種、内容の違う2セットの音源を再生出来ます。収録された音源は、ON・YUのために約1年かけて制作したという気合いの入ったオリジナルライブラリ。総収録時間は2時間50分に及ぶとか。ステレオ、モノラル、バイノーラルなど、ソースごとに最適な方法を吟味していて、ロケーションは、八ヶ岳・三浦半島・本栖湖などの富士山周辺、海外まで……なんだかSEの聖地巡礼をしたくなるラインナップですね。

デザインは、オーディオ機器に見えない、かわいらしく優しい木目調のボディが目を引きます。この木材はウォールナットやケヤキなどで試作した結果、家具やギターにも使われている木目の美しいサペリに決めたそうです。(サペリって知りませんでした)

サペリという木の特徴は|オーダー家具「家具蔵(カグラ)」 [2019年07月14日]地球と人に優しい無垢家具やオーダー家具を取り扱う「家具蔵(カグラ)」です。都内でオーダー家具をお探しなら家具蔵にお任せ下さwww.kagura.co.jp

オーディオ機器なら逆に存在を主張してほしいともいえる、ボタンやインジケーターは、徹底して最小限かつ目立たない場所に配置しています。フロント側には、動作状態を表示するLED(再生モード、電源ランプ)。リア側には、操作ボタン(再生停止およびコントロール、モード変更、ボリューム)と電源/充電用のDCジャックだけです。

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操作ボタンとDCジャック(ADアダプターを挿す)

スピーカーは、20mmのフルレンジが左右に1個ずつ。このスピーカーも、スピーカーにあまり見えないように色味とか、コーンの風貌は工夫されてると感じました。

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20mm口径のスピーカーユニット

これだけ空間に溶け込み、デザイン性のある小型スピーカーなら、自宅だけでなく、お店やオフィスのロビーなど、ビジネスの現場でも使用出来そうです。駆動は、付属のACアダプター(9V/1.7A)のほか、バッテリーも内蔵しています。持続時間は48時間(充電は4時間半)と音を鳴らす機器としてはかなりのロングライフ。アンプ出力は1.5W×2ですが、ボリューム最大にすると結構な大きさで鳴ってくれます。一般家庭なら十分な音量感ではないかと。
重さは、わずか590g。片手で簡単に持てる軽量ボディです。(丸い本体なのでつるっと落とさないように両手で持つことを推奨します)

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セッティングは超簡単! というか、セッティングらしい手順もほぼありません。最適な効果を得るためには、「手の届く範囲 正面に置く」ということだけ。左右は40センチずつ、背後は10センチは空間を取ることを推奨しています。最適な3Dサラウンド効果を感じるためです。自分が試したところ、周辺空間を確保しつつ、部屋のどこかにポンと置くだけでも、さりげなく空間に溶け込むサウンドを提供してくれる超優秀アイテムです。

ON・YUを使ってみた!

使ってみた感触としては、「どこでも使ってみたくなる」が一番感動したところです。確かに3Dサラウンドを味わう上では、適切な設置方法があるのですが、それに気を付けなくても、いい感じに部屋を音で満たします。

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キッチンにも癒しのサウンドを与えるON・YU

オーディオファン的な視点で見ると、「スピーカーから鳴ってる感」が薄いというのも重要なポイント。スピーカーから音が鳴ってると、やっぱり直接音に意識が向きがちです。それは音楽を聴かせる意味では好ましい状態なのですが、環境音などを流して音による癒しや心地よさを味わうというON・YUのコンセプトからすると、主張が強すぎるというデメリットになってしまうでしょう。その点、左右にスピーカーが付いていて“ユニットが正面を向いていない”、3Dサラウンドを感じるために“特別に作成された音源”というON・YUの2大要素はいい感じに音の発生源を意識させないようにしてくれるのです。
一応、断っておきますと、置いている場所は分かります。置き場所すら忘れさせるほどの不思議サウンドではありません。ただ、スピーカーの存在を意識させにくい、自然に漂うような“環境浸透型サウンド”と言っていいと思います。

リビングのPCデスク

まず、リビングの仕事机で使ってみます。パソコンは外付けモニターとキーボード、マウスを付けていますので、ご覧の様なシステムです。

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私の仕事机 AG03はWEB会議のマイクを挿すUSBミキサー

手の届く場所にLEDを正面にして設置。再生ボタンを押して、全曲リピートで流してみました。私は、執筆や事務作業をしながらの“ながら聴き”は音楽もラジオも両立出来ないタイプです。ところがON・YUから流れてくる立体音響は、気が散らないというか、むしろ少しリラックスして作業や執筆が出来るではありませんか! メロディーがある音源は、ほとんど収録されておらず、基本は環境音やSEっぽい音が主体なのも影響していると思いますが、普通のスピーカーからストレートに2ch音源を流していたらこうはいきません。私の場合は。
音場的には、自分が半円球、プラネタリウムのような音場にスッポリ入っているような、あるいは頭を突っ込んでのぞき見(のぞき聴き)しているようなイメージを持ちます。コンパクトなボディからは想像も付かないような包囲感です。

部屋にポン置き ~軽作業時など~

次に、ちょっとした軽作業のお供に、リビングや4畳半くらいの小部屋で床などにポン置きして鳴らしてみました。頭を包むような3D感はさすがに感じられません。でも、これは意外といいと思います。ふんわり漂う環境音。部屋を自然に満たすストレスフリーな音響空間が簡単にON・YUひとつで現実になります。音量を適切に調整して、さりげなく鳴っているくらいにするのが空間浸透度を高めるには適当だと感じました。私の場合は、あまり音量を大きくすると、スピーカーの存在に意識を引っ張られました。

入眠のお供に

味を占めたので、就寝時にも使ってみました。私は、寝るときにラジオやテレビ、動画サイト、音楽も含め、一切音を鳴らさないタイプです。気が散って眠れないからです。

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ベッドの写真を載せるのは控えますが、枕から左真横160cmほど離れたチェスト天板に設置

ON・YUは、ライブラリの中に虫の鳴き声や風の音などを収めた「自然」がありましたので、ループ再生にして流してみます。あれまぁ、これはステキ!! 私が少年時代を過ごしたのは、浜松市の田んぼに囲まれた地域でした。クーラーのなかった実家では、夏は窓を網戸にして、扇風機だけで過ごします。雑草や稲が風になびく音、カエルやコオロギ、スズムシの鳴き声で夜は自然の子守歌を聞きながら寝るのが当たり前でした。窓を閉める中間期であっても、遮音性能が悪かったため、環境音はうっすら聞こえてきてましたね。数十m先には遠州鉄道も走ってましたし。
「自然」を選んで、布団に入ると、まずボリュームの微調整が大事だと気付きます。リラックスして気持ちよく入眠するためには、音量がしっかり自分に合ってないと気が散ります。上げたり下げたり、微調整していい感じに聞こえてきたらいざ就寝!
ああ……この空間を自然に満たす虫の鳴き声、森のざわめき……いいですね~
疲れた心と身体をクールダウンしてくれるようです。夜、横になった直後は、いろんな考え事をしてしまうタイプな私。ON・YUが鳴っていると、適度に頭が環境音に意識を使うので、変な事を考えなくて済みます。何日間か就寝時に使ってみたところ、途中で止めたくなることは一度もなく、スムーズに快眠できたと思います。

ということで、ON・YUによって、家事や軽作業、仕事、就寝、その他あらゆる隙間時間に至るまで、相性抜群な3Dサラウンドライフを楽しむことが出来ました。
何度も言うようですが、理想的な設置位置は厳守じゃないです。好きなところにポン置きするだけでも、オーディオ機器から音楽が鳴ってるのとは別の世界が広がります。
興味が沸いて来た方、まだ台数あるみたいなので、追加生産分をチェックしてみては!?(PR案件じゃないです、マジです)

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操作ボタン

細かな使い方や機能

操作は、最小限のボタンで行えます。音量-、+とMODEは、音量の上げ下げと、再生モードの切替え。再生/停止ボタンは2度押すと次のトラック、3度押すと前のトラックを再生し、長押しで電源のオン/オフができます。
タイマーはMODEボタンの長押しで有効/無効の切替えを行ないます。
各種リピートやランダム再生を無効にしつつ、タイマーを無効にしていると1時間で電源オフ。タイマーを有効にしていると30分で電源オフです。リピート再生やランダム再生をしていて、タイマーを無効にすれば、バッテリーが切れるまでずっと再生を継続できます。
説明書は、添付の紙にQRコードがありますので、そちらからWEBベースの取説にアクセスできます。

ON・YUは、シンプルイズベストという言葉がしっくりくる、機能を徹底的に絞り込んだ製品。例えば、音源の入れ替えや追加は出来ません。ファームウェアの概念もありません(機能追加などがない)。専用のコントロールアプリもありません。Bluetoothスピーカーにもなりません。よって、オーディオ製品というより、やはりインテリア雑貨というカテゴライズが適切だと思えます。

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パソコン作業の前後に、適度なリラックスタイムをON・YUで

目の前に置くだけで、まるでその場にいるような臨場感、没入感が味わえるということですが、その技術的背景はKORGオリジナルのAcoustage技術にあります。基礎となる技術は昔からフロント・サラウンドのホームシアターなどにも応用されており特別新しいものではありません。人間の聴覚が、2つの耳だけで距離や方向を感じられる理由について調べたことのある方もいるでしょう。まさにアレがベースです。Acoustageによって、2つのスピーカーだけで3Dサラウンドを感じることが出来ます。Acoustageの強みは、独自に開発した測定方法とこれまでの知見に基づいたシステム全体の位相や周波数の最適化を行なっている点にあるそうで。ON・YUのAcoustageは、空間に音をちりばめる一番潤沢な処理を施しており、その準備は音源制作時に完了しているため、ON・YU本体にはDSPなどは入っていないと思われます。低コスト化・高音質化にも貢献してそうですね。

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見た目の割に超ハイテク!

橋爪徹が考える「ON・YUの後継モデルがあるとしたら?」

ON・YUを使ってみて、もし後継機が出るとしたら、こんな機能が欲しいというアイデアがいくつか浮かんできました。思いつく限りの要望(願望)をまとめて本稿を締めたいと思います。

  1. コントロールアプリ(再生中音源の確認/本体ボタンのリモコン機能)

  2. ファームウェアアップデート機能

  3. ボリュームインジケーター

  4. 底面に三脚穴

  5. 音源追加機能

  6. USB-PD充電機能

  7. カラーバリエーション

①は、一番ほしい機能ですね。音源は7種類+ダイジェスト1種の計8種が2パターン入っているのですが、今流れてる音がどれなのか時々分からなくなりました。心配なのでマニュアルを見ながら再生ボタンを2回押してトラック送りをして、音源ライブラリを一周して目的の音を探すというケースが実際にありました。
また、ボリュームは、就寝時に手元のスマホでコントロールできると嬉しいです。ベッドに寝っ転がって音を聞き、音量を調整したくて起き上がって、チェストまで移動してボリュームを微調整してまた寝転がって、また音量調整するために起き上がって…を繰り返すのは、億劫でした。
②は、ファームウェアアップデートで新機能が追加されたり、機能改善してくれたら嬉しいなと思ってリストに加えました。ボタンは4つだけですが、ファームウェアアップデートによって、押し方を変えることで新機能を使えたりとかオーディオ製品あるあるですよね。LEDの照度を変更できたりとか。夢が広がりんぐ!
③は、アプリが無いと仮定した場合の代替案でもあります。ボリュームの状態(数値等)が分からないので、シチュエーションが変わるたびに適切な音量を微調整しないといけないのはちょっと不便です。「就寝時は3目盛り」「リビングでやる作業時は6目盛り」というように、音量インジケーターがあれば、ベストな値をユーザが覚えておくことで、スムーズに音量調整が出来るのではと。
あるいは、今あるモードLEDだけでボリュームインジケーターを実現するという方法も考えられます。ボリューム操作をしているときだけ、モードLEDがボリューム表示を担当するというもの。ボリュームゼロは点灯・点滅なし⇒(左から)1個目点滅⇒1個目点灯⇒2個目点滅(左隣のLEDは継続点灯、以下同様)⇒2個目点灯⇒3個目点滅⇒3個目点灯⇒4個目点滅⇒4個目点灯、これで9段階のボリュームが表示できます。実機は15段階くらいボリュームを変えられるため、もし同じステップで実装するなら、色を変えていくことでさらに階層表現するとか。最初は、白で点滅・点灯していって、さらに上げるときは左から黄色で点滅・点灯していけば、9+8で17段階表現可能? この辺りは、ファームウェア機能があれば、追加で実装出来そうです。
④は、設置場所の自由度を高めるためのもの。一脚や三脚の上に設置できればよりベストな3D音場を楽しめると思うからです。特に私の場合は、就寝時に頭の左真横に設置するしかありませんでした。枕元の上、左右の耳に均等に音を届ける場所に置くためには、我が家のベッドでは対応できません(シンプルなベッドで物を置くスペースが無い)。底面に三脚の穴があれば、カメラ用の三脚が使えます。重さ的にもカメラ+レンズの方が重いくらいなので、いけるかと。重量バランスもよさそうですし。
⑤は、⑥と一緒に実現してほしい機能です。USBでPCに繋げて、オプションとして追加配信されるコンテンツ(音源)をインストール出来るようになれば、末永く使えるでしょう。追加配信コンテンツは、個別に有料でもいいですし、次世代ON・YUを購入時に「追加コンテンツ4本保証版」とか「3年保証版」とか別プランを設けて、それを買った人に無償で提供するのもありかと思います。また、9VバッテリーはUSB-PDで充電できそうなので、iPadとかのUSB充電器が流用できると理想的です。
⑦は、ピュアオーディオのスピーカーのように、木目を基調としたワインレッドとか、ピアノブラックとか、色違いがあれば選ぶ楽しさも増えて面白そうです。

試用を終えて

ということで、PR案件じゃないのをいいことに好き勝手に要望を書いてしまいましたが、こんなに新しいアイデアが沸いてくるくらい、プロダクトとして魅力的で、可能性に溢れていて、KORGの次のアクションに期待したくなる逸品なのです!
シンセサイザーや電子ピアノといった、まさにガチの電子楽器メーカーKORGがインテリア雑貨を出すというサプライズは、クラファンの大成功によって幸先のよいスタートを切りました。追加販売分も本稿執筆時点で残り138個としっかり売れている様子。ネット上にON・YUを使ったという一般の方の感想やレポートが溢れれば、きっとKORGさんもレギュラー製品としてインテリア雑貨をカテゴリーに加えてくれるかも!?
ということで、大変楽しい試用でした。KORGさん、ありがとうございました。

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