CD=活動情報=ヘッドフォン

宝石紫ハイレゾ音楽制作ユニット「Beagle Kick」ユニットP・ディリクション補佐・広報

ヘッドフォン音響エンジニア

情熱報道ライブ「ニューズ オプエド」にて音響を担当(週に3回程度不定期)

自宅の防音スタジオ「Studio 0.x」で音声録音を行なう

宝石赤オーディオライター

AV WatchにてヤマハのモニタースピーカーMSP3Aをエンタメ用途で徹底レビュー(モニター用途も)

AV Watchにてポッドキャストを制作できる、オールインワン型ワークステーション「ズームP8」を体験レビュー

2020年10月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

2020年の振り返り記事を執筆。(Zoom高音質化など)

Acoustuneのイヤフォンを伊藤賢治氏に体験いただくインタビュー記事を執筆。

ロスレス無線接続が可能なアクティブスピーカーAIRPULSE A300 Proの試聴レビュー記事を執筆

SONYのデジカメをWEBカメラ化するアプリ、Imaging Edge Webcamを使った緊急レポートを執筆(α6600)

音楽出版社刊の「ヘッドフォンブック2020」にてSONYのMDR-M1ST特集他、多数執筆

「クロノクロスライブLive Audio」の制作秘話を光田康典氏に伺うインタビュー記事を執筆

光田康典の「クロノクロスライブLive Audio」をFOSTEXのデスクトップオーディオで試聴する記事を執筆
2020年4月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆
DALIのスピーカーDALI MENUET SEの試聴レビューを執筆

ONKYOのカスタムIEMを製作する体験レビュー記事を執筆

2020年1月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

Amazon music HDの排他モード対応について緊急レポート

2019年10月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

ゲットナビにてmora qualitasの試用レビュー&キーマンインタビューを執筆・出演

2019年の振り返り記事(ハイレゾサブスクの課題等)を執筆

e-onkyo musicにて「マイ・ベスト・ハイレゾ 2019」の選者として2018年の特に気に入ったハイレゾを紹介

ウォークマン誕生40周年記念モデルA100TPSの試聴レビュー記事を執筆、カセットテープ思い出話など。

Android搭載のストリーミングウォークマンA100の試聴レビュー記事を執筆

2019年7月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

AndroidスマホやPC向けの超小型USBヘッドフォンアダプターDC01/DC02の試聴レビュー記事を執筆

音楽出版社刊の「スピーカーブック2019-2020」にて私の選ぶスピーカー・オブ・ザ・イヤー2018-2019他、多数執筆

ゲットナビにてアニソンに合うヘッドフォンを紹介する記事を執筆・出演

ウォークマンを思い出とともに振り返る「#009 WALKMAN IN THE PARK」イベントレポートを執筆

2019年4月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

ゲットナビにてアニソンに合うイヤフォンを紹介する記事を執筆・出演

D&Mインポートオーディオサイトにて、DALIのスピーカーRUBICONシリーズを導入した際の体験レビュー

2019年1月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

メリディアン公式サイトにて、デジタルプリアンプ「218」の徹底試聴レビューを執筆(前編/後編

HiVi 2019年3月号にて「5万円以下で買える、エントリークラス 9モデル」の視聴対談に参加(小原由夫×橋爪徹)

FX-AUDIO-のデジタルアンプ「FX152J PRO」「FX-50」のレビュー記事を執筆

10月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

DALIのエントリークラスの新スピーカー「OBERON」のレビュー記事を執筆

メリディアン公式サイトにて、USB-DAC付きヘッドフォンプリアンプ「Prime」の徹底試聴レビューを執筆
7月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆
ネット配信などに便利なUSBマイクUber Micの体験記事を執筆


Stereo Sound ONLINEにてMQA-CDの解説記事(前編)/(後編)を執筆。その仕組みや再生方法など。
メリディアン主催のオーディオイベントにて、「Ultra DAC」を使った今話題の『MQA』音源を聴く!MERIDIAN 『ULTRA DAC』で楽しむ最新ハイレゾ音源試聴会でナビゲートを担当 @ノジマオーディオスクエア相模原店
AV Watchにて4月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆
Stereo Sound ONLINEにてMYTEKの最新DAC「Brooklyn DAC+」試聴&使い勝手レビューを執筆。

音楽出版社刊の「カセットテープ時代2018」にてSONY歴代ウォークマン紹介記事を執筆(1985年までの機種を担当)
音楽出版社刊の「ヘッドフォンブック2018」にて製品レビューなど複数執筆
音楽出版社刊の「スピーカーブック2018」にて私の選ぶスピーカー・オブ・ザ・イヤー2017-2018他、多数執筆
AV WatchにてELACのアクティブスピーカー「AM200」の活用レビュー記事を執筆
AV Watchにて2018年1月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆
AV Watchにてアイ・オー・データ機器のオーディオ向けNAS「Soundgenic」の使いこなしレビュー記事を執筆
メリディアン公式サイトにて、USB-DAC「Explorer2」の試聴レビューPart3を執筆 (後編)
メリディアン公式サイトにて、USB-DAC「Explorer2」の試聴レビューPart3を執筆 (前編)

OTOTOYにて高橋健太郎氏と私による対談。2017年のハイレゾトピックを振り返り、未来を占う内容。
AV Watchにて10月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆
音楽出版社刊の「ヘッドフォンブック2017 Winter」にてT3-01開発秘話取材、モニターヘッドフォン特集他、多数執筆

AV Watchにて7種類の使い方ができるマルチパーパススピーカーALTECO C1の使いこなしレビュー記事を執筆
Stereo Sound ONLINEにてTVアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』主題歌アーティストインタビューを担当、記事執筆。(RIRIKO&rionos)
音楽出版社刊の「CDジャーナル 2017年11月号」にて高橋みなみの試聴記事を執筆(1P) 機材:DRA-100
AV Watchにて7月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆

アコースティックラボ主催のオーディオライブin蔵前Village【スフォルツァート】にてレポート執筆
ステレオサウンドオンラインにて同人音楽初の768kHz/32bit整数による録音企画のレコーディングレポート記事を執筆(一部のみ)

AV Watchにて4月クールのアニメをハイレゾアニソンで振り返る試聴レビュー記事を執筆
小型モニタースピーカー「iLoud Micro Monitor」のレビュー記事を執筆

音楽出版社刊の「CDジャーナル 2017年7月号」にてジェイコブ・コーラーの試聴記事を執筆(1P)
スピーカーブック2017」にてデスクトップスピーカーの特集記事を執筆(3P)
CDジャーナル 2017年6月号」にてリチャードナイルズの試聴記事を執筆(1P)
CDジャーナル 2017年5月号」にてBeverlyの試聴記事を執筆(1P)
ヘッドフォンブック2017」にてシン・ゴジラの劇伴音楽集をGRANBEATを使って試聴(2P)
CDジャーナル 2017年4月号」にてピンク・マルティーニの試聴記事ほか執筆(2P)

ヤマハの音楽配信サイト mysoundにて「THE IDOLM@STERハイレゾ配信」の特集記事を執筆

ステレオサウンド刊の「DigiFi(デジファイ)No.25」にて緒方恵美氏インタビュー。取材と構成(3P)

音楽出版社刊の「CDジャーナル 2017年3月号」にて小泉今日子の試聴記事執筆(1P)
音楽出版社刊の「ポタ音スタイル2017」にてMQAの記事執筆(3P)
音楽出版社刊の「CDジャーナル 2017年2月号」にてFlower Notesの試聴記事執筆(1P)

アコースティックラボ主催の「Audio Forum Vol.36」吸音(配置)によるステレオ音場の調整を考えるにてレポート執筆

ステレオサウンド刊の「DigiFi(デジファイ)No.24」にてMQA特集(インタビュー)を執筆(2P) (WEB版も公開中

DigiFi(デジファイ)No.23」にてMQA特集を執筆(4P) (WEB版も公開中

アコースティックラボ主催の「(仮称)オーディオライブin蔵前」オーディオにおけるチューニングの世界 そのⅠにてレポート執筆

オーディオフォーラム番外編(MQA試聴体験会)にてナビゲート&レポート執筆
オーディオフォーラム番外編2(ホームシアターと防音)にてレポート執筆
オーディオフォーラム番外編(ドルビーアトモス)にてレポート執筆

音楽出版社刊の「CDジャーナル 2016年11月号」にてMQAの記事執筆(1P)
CDジャーナル 2016年7月号」にて記事執筆(1P)
スピーカーブック2016」にて記事執筆(5P)
ヘッドフォンブック2016」にて記事執筆(4P)
CDジャーナル 2016年4月号」にて記事執筆(1P)
ポタ音スタイル2016」にて記事執筆(7P)

OTOTOYにて『Little Donuts / HAPPY TALK SESSION @ TAGO STUDIO TAKASAKI DSD11.2MHz録り下ろし音源』の試聴レビューを執筆
日本ファルコムのアクションRPG「東亰ザナドゥ」の音楽についてPhile-webに記事執筆

アコースティックデザインシステム主催のオーディオフォーラムの第22回にてレポート執筆
OTOTOYにて『Suara / キミガタメ / 君のかわり DSD11.2MHz録り下ろし音源』の試聴レビューを執筆

e-onkyo musicでアニメ「トリニティセブン」のハイレゾ音源紹介コメントを執筆
1/2/3/4/サウンドトラック/リミックスアルバム/5

音元出版刊の「アニソンオーディオ Vol.2」にて記事執筆(3P)
オーディオアクセサリー155号」にて記事執筆(1P)

宝石緑Webラジオ/トークライブ/公開録音/ボイスサンプルなど音声に関する音響エンジニア
やっています。

宝石ブルーポッドキャスト「熱量と文字数」 ミキシング・OPナレーション・サウンドPを2015年4月まで担当
(月一の公開録音「月刊熱量と文字数」では録音を担当していた @私設図書館シャッツキステ

どうも、Studio 0.xの橋爪徹です。


普段は、オーディオライターの活動をしながら、音響エンジニアとして音声コンテンツに携わっています。

我が家の防音スタジオ、Studio 0.xにマイクプリアンプがやってきました。
ホームスタジオといえば、最近はマイクプリアンプを持たない方も多いかもしれません。

 

画像1

 

置き場所やコストなどいくつかその背景は考えられますが、一番大きな要因は、オーディオインターフェースのマイクアンプが高品質になっていること。数万円でありながら十分な性能のマイクプリアンプを搭載している製品もあって、下手に安物のマイクプリを組み合わせるくらいなら、内蔵マイクプリの方がいいかもしれません。

今回、私がマイクプリアンプを導入したのは、SONYのC-100を使ってみて、このマイクの性能をもっと引き出したいと思ったからです。

 

画像2

 

C-100は、克明なディテール表現力、歪み感の少ない音像、50kHzまでフラットに録れる広帯域と、まさにハイレゾ時代にふさわしいマイクです。マイク前で鳴っている音を余すことなく捉える、そんな写実的なマイクだと思います。
C-100の音に聞き惚れていると、今自分が使っているオーディオインターフェースUS-20×20より上のグレードを実現できるのではないか、そんな欲が出てきました。

ということで、買ってしまいました!

Focusriteのマイクプリ「ISA Two」

2chのマイクプリアンプを搭載したラック収納型 1Uタイプの製品です。

Focusriteといえば、音声録音スタジオではGRACE designと並んで採用例の多いマイクプリ、……かもしれません。(筆者の個人的実感)
GRACE designと悩みましたが、2ch録音もあり得ること、そして予算の都合もあってFocusriteに決めました。
ISA Twoの詳細はこちらこちらが詳しいです。

C-100で録ってみたファーストインプレッションは、真に迫るナチュラルサウンドと、繊細なディテール表現力が持ち味の生真面目なマイクプリです。
マイクプリを導入する人は、その機材ならではの個性、つまりサウンドの癖(特徴)を求める方も多いでしょう。私は、ボーカルは録らず、台詞やナレーション、トーク(語り)なので、マイクプリに個性は求めていません。よって、どこまでも原音に忠実であることを重視します。そんな私にとってISA Twoは理想にほぼマッチしました。US-20×20は、日本メーカーらしく自然な周波数バランスのマイクプリとなっているので、それほど違和感なく移行できそうです。(実はここが一番心配でした。個性的だとまずいので)

 

画像3

ラックに収納されたUS-20×20 8chのマイクプリを搭載

 

特に面白いなと思ったのは、インピーダンス切替え機能。ベースとなったISA 110のインピーダンス1400Ωに加え、600Ω、2400Ω、6800Ω、合計4種類のインピーダンスをマイクに合わせて設定することができます。US-20×20の入力インピーダンスは2400Ωですから、それと比べると、低い方に2段階・高い方に1段階可変できることになります。
商品説明には、マイクとプリアンプのマッチングのためとありますが、リボンマイクとか特殊なマイクでなければ、どれを使っても構わないと思います。音の好みで選びましょう。

 

画像4

コンプなどのアウトボードに送るセンドとリターンの端子があります

 

実際のサウンドは、(C-100の場合)低い設定は中低域の量感が増して高域は大人しくなります。ISA 110=1400Ωでは中庸なサウンド、さらに高い設定に変えていくとレベルがやや上がり高域のブライト感が増していきました。個人的にはISA 110で普段は使い、高域に癖や特徴のある声の方はLow、暗めだったり落ち着いた声の方はMedやHighも視野にサウンドメイクしていこうかなと思います。ちなみに私の声はISA 110がベストマッチでした。Low設定に本体のローカット(HPF)をいい具合に組み合わせると、これはこれでナチュラルサウンドになるかもです。問題は、ローカット(HPF)の周波数ダイヤルの目盛りが意味不明なこと……(読めない)

 

画像5

左から数えて3つ目と6つ目のダイヤルがHPFの周波数

ACOUSTIC REVIVEの特注ケーブルを使ってみた

ISA Twoの電源ケーブルはプロ向けとあってACインレットタイプです。オーディオグレードの電源ケーブルが使えます。
US-20×20にLINEレベルで入力するには「XLR(メス)⇒TRS」のケーブルが2本必要です。こちらはMOGAMIのカスタム品でもいいですが、よりハイグレードな製品も試してみたくなりました。
筆者のスタジオにも多くの製品を導入しているオーディオブランドACOUSTIC REVIVE。こちらのケーブルを選ぶことにしました。「何も引かない、加えない」のコンセントはレコーディングユースにもぴったりです。
まず、電源ケーブルは切売りケーブルのミドルランク「POWER STANDARD-TripleC8800」に、自宅にあったプラグとインレットの残り物を使います。プラグをACOUSTIC REVIVEに送付し、組み立ててもらいました。

 

画像6

画像7


LINEケーブルは、ベースをミドルランクのケーブル「LINE-1.0X TripleC-FM-Sマイクケーブル(3芯シールド構造)」として、プラグ/ジャックはハイエンドクラスの「RBC-1F」と「RPJ-1ST」にしました。ずっと使うケーブルなので奮発しました。

 

画像8

画像9

マイクプリアンプ側のXLR(メス)

 

画像10

オーディオインターフェース側のTRS


オーディオファンならともかく、DTM周りでケーブルに投資する方は、それほど多く無いかもしれません。音色を変化させるためにケーブルを複数持っている方はいても、忠実に音声信号を伝送したいからケーブルにこだわるという方はレアケースかもしれませんね。考えられる理由は、業務用のケーブルはもともと癖が少なく、まともな音がするから。普通にMOGAMIとか選んでいれば、失敗は少ないのです。(MOGAMIは、とても素直でナチュラルなバランスなので僕もお気に入りです)
しかし、私はオーディオライターでもあり、自身の音楽ユニットBeagle KickではACOUSTIC REVIVEのメリットを身を持って感じているからこそ、一般業務用のさらに上を選びたいと思っています。
機材の性能を最大限まで引き出す、ケーブルでサウンドに色を付けない、そんな思想があらゆる製品に貫かれているACOUSTIC REVIVEはその意味でも信頼できるブランドです。

 

画像11

単線なので、取り回しは気をつけます。少し長めに注文(70cm)

単線の固さを生かして空中浮遊させることで、音質にもプラスの効果

【ケーブルの特徴】

電源ケーブルの導体は、世界初のオーディオ専用導体PC-Triple C(3.5スケア)。伝送スピードに優れるポリエチレン絶縁材を採用(外装シースにも)。緩衝材には天然綿。外来ノイズ遮断に有効な銅箔シールド。メッシュチューブは、カーボン粒子含浸のカーボンシールドメッシュチューブ。
LINEケーブルも導体はPC-Triple C。こちらは、歪みや付帯音の少ない単線胴体を使用。絶縁材は、最高の伝送スピードを誇るフッ素樹脂。ノイズ除去には、ファインメットビーズを採用。
XLRプラグは、航空グレードアルミ合金削り出しボディがルックスの満足感を高め、優れた制振効果も実現。ケーブル接合部はネジ留め式になっており、はんだよりも音質の劣化が少ないとのこと。TRSジャックは、世界初の非磁性体ジャックを採用。銀+ロジウムメッキ、-196℃超低温処理、制振対策など。

【音質レビュー】

・テスト環境
DAW:ProTools 2020.9 (96kHz/32bit-float)
マイク:SONY C-100
マイクケーブル:ACOUSTIC REVIVE  XLR-1.0TripleC-FM(長さ特注)
オーディオインターフェース:TASCAM US-20×20
マイクプリアンプ:Focusrite ISA Two
USBケーブル:ACOUSTIC REVIVE  USB-1.0PL-TripleC(長さ特注)
OTGケーブル:iFi Audio オーディオファイルOTG(Type-C)
USBノイズ除去:iFi Audio iPurifier3

・電源ケーブル
付属品だと、声の音像の周りに余計なお肉が付いてる感じがします。中~高域に掛けて少し雑味があって、クリアさが今ひとつです。音像の奥行きも狭く、音場感も平坦です。
ACOUSTIC REVIVEの電源ケーブルに交換すると、音が出た瞬間に空気感がまったく違います。高域の伸びは豊かになり、音声だと分かりにくいですが、倍音再現性も上がっているでしょう。声のディテールはクッキリと写実的なものに変化しました。雑味もすっかり解消されています。付属のケーブルも単体で聴くと悪くはないのですが、機材の本来の音質を引き出せていないと思います。特にハイレゾで録ると、その違いは大きく現れるでしょう。

 

・LINEケーブル
比較対象のケーブルを保有してないため、絶対評価しました。

US-20×20単体で録ったときとISA Two経由で録ったときと、音の純度はほぼ同格。これは素直にすごいと思いました。
オーディオインターフェース直で録ると、音の純度というか鮮度面は上回ることもあります。外部のマイクプリを使った場合、音にマイクプリ独自の個性は付加できるけど、純度は下がってしまうパターンです。
それがまったく感じられません。ケーブルを介しているとは思えないほど、歪みや雑味が感じられず、音色的な癖もまったく乗っていません。スタジオグレードのマイクアンプが増幅した信号を、限りなくそのままの状態でUS-20×20に送り、ADしたというイメージです。これを科学的に証明することはできませんが、言ってみれば、US-20×20の中にFocusriteのマイクプリが入っているかのような、圧倒的な高純度を実現している気がします。

 

画像12


ということで、いかがでしたか?
マイクプリアンプもケーブル次第で化けますね。
一般的な業務用のケーブルや付属のケーブルもいいですが、より機材の性能を引き出すならオーディオグレードを視野に入れるのも選択肢だと思います。


ACOUSTIC REVIVEのケーブルを特注するためには、まず無料会員登録をして、コンタクトフォームから相談してみることをお勧めします。
全製品無料貸し出し(送料別)もやっているので、アクセサリーの類いは買う前に試すとよいかと。

 

では、また次の記事で!

どうも、ハイレゾ音楽ユニットBeagle Kickで総合プロデュースを勤める橋爪徹です。音響エンジニアとして10年ほどセミプロで活動しており、主に音声を専門としています。最近は、ネット報道番組でミキサーを担当。

現在はオーディオライターとしても活動し、WEBや雑誌に原稿を執筆、イベントでも時々お仕事しています。(仕事履歴はBlog最新記事をご覧ください)

 

突然ですが、USBケーブルをオーディオ機器で使用されている人は、機材同梱のケーブルを使っているでしょうか。

DTMをしている人は、オーディオインターフェースとPCを繋ぐときに、普通に添付のケーブルを使っていないでしょうか。

 

普通はこんな一般的なケーブルを使いますよね。

 

それ、かなりもったいないかもしれません。

 

実は、USBケーブルをオーデイオグレードにすることで、機器の性能を引き出すことができるのです。

デジタルケーブルなのに、なぜ?と思うかもしれません。

 

USBケーブルで伝送したいのは0と1のデジタルデータですが、ケーブルの中を通っているのはあくまで電気です。電気はアナログ信号です。

PCの中はノイズがたくさん。USBケーブルを流れるのは前述の通り電気ですから、ノイズは当然乗ります。また空気中を漂う外来ノイズもケーブルの外から入ってきます。

結果として本来送りたいデジタルデータといっしょに送り先の機器(USB-DAC等)にはノイズが流れ込みます。

デジタルデータは正しく送れたとしても、ノイズが送り先の機器で悪影響を与えないといえるでしょうか。もちろんノー。音を悪くします。

だから、デジタルケーブルもアナログケーブルと同じくノイズ対策を重視しているのです。

 

また、振動対策も重要です。ケーブルが外部からの振動に弱い構造だと、ケーブルそのものが振動して、その振動が送り先の機器に伝わり、基板を振動させ、結果不要なノイズを生み出します。音が悪くなります。

 

ということはですよ。

USBケーブルを変えることで音が良くなることはない、というのが正確なのではないかと思うのです。

 

USBケーブルによって、音は悪くなっている。

できるだけUSBケーブルにおける悪影響を少なくしようというのが、オーディオ用USBケーブルが存在する理由だと言えるのではないでしょうか。

 

さて、ここまで読んで頂いた方、ありがとうございます。

オーディオ初心者の方にも少しでも理解いただけたら幸いです。

 

では、本題です。

私は、USBケーブルにアコースティックリバイブのUSB-1.0PLやR-AU1-PLを使っていました。

今回、フラグシップモデルのUSB-1.0PL-TripleCを導入しましたので、音質のレビューをしてみたいと思います。

 

 

まず外観。なんか不思議ですよね。

USBの端子部から先のケーブルが、2本です。先端の端子でまた収束するのですが、経路はずっと2本です。

これは電源ラインと信号ラインが完全に分離している構造のケーブルなのです。

電源ラインと信号ラインが一本に同居していると、電源ラインの輻射ノイズや磁界が信号ラインに悪影響を及ぼします。

アコースティックリバイブは、世界で初めて電源ラインと信号ラインを完全に分離したケーブルを作ったそうです。

一本のケーブルの中で電源ラインと信号ラインをシールドしてノイズの影響を抑える構造のケーブルは多くありますが、よりノイズ対策を追求した結果、物理的にケーブルを分けてしまうというのは思い切った感じがしますね!

 

使用している導体はオーデイオ専用導体のPC-Triple C単線

絶縁材は、伝送スピードに優れるテフロン絶縁。シールドは、音色的癖のない銅箔シールド

USB端子は、航空グレードのアルミ合金削り出しボディと贅沢な構成。

 

 

PC-Triple C単線導体のため、普通のUSBケーブルに比べて堅めです。

曲げ癖を付けてあげれば、ある程度方向は変えられますが、キツすぎると元に戻る力が働きます。

そのため、ギリギリの長さを買わずに、少し余裕を持って見積もるといいと思います。

長さ特注ももちろん可能です。私は、2mにしてもらいました。

 

レコーディング用(DAW用)にエントリーモデルのR-AU1-PLを使用している私は、オーディオ用にリファレンスになるUSBケーブルを検討していました。

前作であるUSB-1.0PLも持っていますが、1mの既製品だったため、どうしても長さ的に苦しかったのは事実です。

2mのUSB-1.0PL-TripleCによって、PCとUSB-DACの接続はもちろん、SoundgenicとUSB-DACとの接続も可能になりました。

 

では、早速音質のレビューをしていきましょう。

 

《試聴環境》

PC:Windows10

再生ソフトウェア:HQ Player 3 Desktop

USB-DAC:Pro iDSD

NAS:Soundgenic(SSD 1TBモデル)

 

普通のUSBケーブル

 

アコースティックリバイブのUSBケーブル

 

(ホワイトバランスをミスりまして、ちょっと全体的に赤みがかってます。)

 

普通のUSBケーブルは、それだけ聞くと「何がダメなの?」って思ってしまうでしょう。

私のようにオーディオ製品のレビューを仕事としてやっていると、何となく「あー、ここがダメだな」と分かるものですが、一般の方が聞いたらたぶん問題と思わないはずです。

今回のUSBケーブルもその通りでした。

単品で聴くと、「何が悪いの?」って言われそうな、それこそ何の問題も感じない音です。

 

しかし、USB-1.0PL-TripleCに変えたら、これは驚き!

まず、音の空間が広がりました。前後に深くなっています。特に奥の方に深まった印象です。

ハイレゾ音源を中心に再生しましたが、ハイレートならではのサウンドステージの広がりがしっかりと感じられました。

元のケーブルでは狭い空間に楽器がギュウギュウ詰めになって、曲によっては混濁したりしていたのが、すっきりと見通しが良くなったのです。

 

そして、楽器やボーカルのリアリティーが一気に高まったのも嬉しいポイント。

音色的な変化はほとんどありませんが、輪郭が克明に判るようになりましたね。

普通のUSBケーブルは、なんだか靄が掛かったようになっているのです。

例えるなら、霧の中を近づいてくる友人が最初は見えない。距離が狭まれば相手は誰だか分かるけど、表情とか、服の装飾とか、身につけてるアクセサリーの形までは分からない、そんな状態です。

USB-1.0PL-TripleCは、霧が晴れて適切な距離で楽器の音をハッキリと見る(聴く)ことができます。

 

靄が消えることで、耳で聞いた感覚的にですが、時間的な特性も良くなりました

実際に時間解像度が上がった訳ではないと思うのですが、音が始まる瞬間が鋭敏になり、音が収束していくときもノロノロと遅れた感じだったのがスッと無駄なく終わる感覚です。

おかげで、リズムが早い楽曲では、聴いてるこっちがノリノリで楽しんじゃう、楽曲の意図まで本来の形に近づいたような変化でした。

 

ハイレゾだけじゃなくて、CDをFLACにリッピングした音源も聴いてみました。FLACですからデータ上はCDとまったく同じですね。

ドラマCDを再生してみると、声優のお芝居がやや平坦に感じられたのが、USB-1.0PL-TripleCでは強弱の表現がとても繊細で引き込まれました。

あくまでCDの音なので、ハイレゾ的な情報量の増加ではないのです。

しかし、スタジオで演じているときのお芝居を可能な限り再現する、本物らしさが明らかに向上していました。

声の芝居って、声の高低・強弱・緩急・間、そういった要素を巧みにコントロールすることで、声だけでも情景が伝わるように工夫されています。もちろん、気持ち(心)の表現が大事なのは言うまでもありませんが、こういった職人技をより正確に受け取るためにも、USBケーブルは有用なようです。(な、なんだってー!?)

 

マニアックになりますが、DSD音源も再生しました。初耳の方は、アナログ録音のようなデジタルデータと思ってください。

11.2MHzという現状最高位のフォーマットで録音された女性ボーカル。ピアノとギターのシンプルな構成です。

高域にちょっと気になる刺激成分がありました。数kHz付近がガサついている感じです。不自然なピークであり、長時間聴いていると疲れそうです。

それがUSB-1.0PL-TripleCに交換すると、完全に消え去っています。

余計な付帯音を排除する。アコースティックリバイブのケーブルは、すべてに同じ思想が貫かれていますね。

 

さて、いかがでしたでしょうか?

 

今回紹介したUSB-1.0PL-TripleCは、無料貸し出しも行っているので、「ホントに効果あるのかな?」と不安な方は是非試してみてください。

実際に納得してから購入できるというのは、試聴が難しいアクセサリーの世界において素晴らしい取り組みだと思います。

 

 

 

電源・信号 完全分離のノウハウはそのままに、価格を抑えた廉価版もあります。