子供にルールを守らせるのは大変です。子供と関わっている人は、どなたも感じていることだと思います。

 

ルールを伝える→やらせる→褒める

 

基本この繰り返しです。山本五十六の格言通りです。

学校のクラスでは、何十人も一斉に指導するので、やり方は色々あります。

 

 

 

例えば、私の学校には「体育の準備運動は喋らないで行う」というルールがあります。(これは、指導の効率や近隣住民への配慮とのこと)

 

ルールを教えるには最初が肝心です。

 

私「では準備運動を始めます。喋ったら最初からです。」

子供「こそこそ」

私「初めからです」

子供「・・・こそっ」

私「初めからです」

子供「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こそっ」

私「初めからです」

子供「えぇ!後ちょっとじゃん!」

私「初めからです」

子供「・・・」

(終了)

私「喋らないでよくできました(*^▽^*)」

 

 

このように最初にルールを徹底すると、「この先生は言ったことは本当にやる人だ」と伝わり、叱ることもなく、ルールを守るようになります。

 

運動会・水泳・音楽会などイベントは多いので新しくルールが出て来た時点で教えます。ここで最後まで徹底できないと「ルールなんて守んなくてもいいじゃん!」と覚えてしまうので、必ず最後までやらせて成功体験で終わらせます。

 

 

先生は子供に毅然とした態度で接することが大切と言います。先生は子供に対して引いてはいけません。子供はルール・モラル・マナーの規範意識を身につければ、穏やかで安定します。

 

何事も最初に教えることが重要です。

以上です!

 

 

PS:新学期は1月10日からなので1/4〜1/6は有給をとってゆっくりしています(*^▽^*)

 

 


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