夏休みユキは田舎行の電車に乗りました。久しぶりにお爺ちゃんの家を訪ねるのです。

東京の郊外の高校に通うユキ、高校1年の夏です。

 田舎にはお爺ちゃんとおばあちゃんが住んでいて、確か幼いころひと夏過ごしたことがあるります。喘息気味な子だったので空気の良いところで過ごしたのです。

「おじいちゃん、おばあちゃん!」

「おお、ユキ大きくなったね。」

「本当に、きれいになったわね。」

 おじいちゃんおばあちゃん、駅までお迎えに来てくれました。なんとかっこいいジープタイプ、お爺ちゃんもおばあちゃんもアウトドアスタイル、なんでも若いころ都会の学校に行って海外勤務をしたこともある二人。

 だけど人間関係のわずらわしさや、お金ばかり目的とした仕事に嫌気がして二人でおじいちゃんの生まれ故郷に戻ってきたのです。

 過疎が進む中二人は機械やらパソコンを使い農業をしているのです。最近ではなんと人手不足からロボット従業員を使い、自分たちはサイボーグスーツで重労働をこなしているのです。

おじいちゃん「ほらうちに着いたよ、ユキは覚えているかなあ?」

覚えてました、昔のままです。かやぶきの家。

おばあちゃん「家だけはね昔のまま、この風景にはこういう家が落ち着くのよ。」

おじいちゃん「中は超ハイテクだよ、だけどこの里山の風景は絶対変えちゃいけないんだ。もう私たちだけになったからここら中この風景で残していきたいんだよ。」

 家の周りはまるで江戸時代のような光景です。童話か民話の世界なのです。

 

『わたし、ここでお話しの主人公たちと会った気がする。』

 

いつか行った隠れ里① いつか行った隠れ里② いつか行った隠れ里③

いつか行った隠れ里④ いつか行った隠れ里⑤ いつか行った隠れ里⑥

いつか行った隠れ里⑦ いつか行った隠れ里⑧ いつか行った隠れ里⑨

いつか行った隠れ里⑩ いつか行った隠れ里⑪ いつか行った隠れ里⑫

いつか行った隠れ里⑬ いつか行った隠れ里⑭ いつか行った隠れ里⑮

いつか行った隠れ里⑯ いつか行った隠れ里⑰ いつか行った隠れ里⑱

いつか行った隠れ里⑲ いつか行った隠れ里⑳ いつか行った隠れ里㉑

いつか行った隠れ里㉒ か行ったいつ隠れ里㉓ いつか行った隠れ里㉔

いつか行った隠れ里㉕ いつか行った隠れ里㉖ いつか行った隠れ里㉗

いつか行った隠れ里㉘ いつか行った隠れ里㉙ いつか行った隠れ里㉚

いつか行った隠れ里㉛ いつか行った隠れ里㉜ いつか行った隠れ里㉝

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