ウラン燃料、MOX燃料、核爆弾 |         きんぱこ(^^)v  

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      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ

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2011年(日本)東北地方太平洋沖地震
The 2011 off the Pacific coast of (Japan) Tohoku Earthquake

福島第一原子力発電所

Fukushima I Nuclear Power Plant

-----【北海道東北地方太平洋沖地震・福島原発関連】-----

地震 震源地速報 3月11日

地震 震源地速報2 3月12日 震源地が移動・拡大

地震 震源地速報3 3月12日 夜 津波は続くので注意

地震 震源地速報4 3月13日 朝 まだ落着かない地震

東日本 宮城沖地震 救援物資はどうなっている?

ウラン燃料、MOX燃料、核爆弾

地震 震源地速報4 3月13日 夜 余震回数が減るも注意

地震 震源地速報5 3月14日 震源地の移動に注意

地震 震源地速報6 3月14日夜 15朝 プレート

福島第一原発3号機 命がけの作業員 頑張ってほしい

地震 震源地速報7 3月16朝 震源地拡散 予想も不能

福島原発事故 ホンダはASIMO(アシモ)を使って

地震 震源地速報8 3月17朝 ロボットで遠隔操作

地震 震源地速報10 19朝 内陸の小地震が増えてきた

地震 震源地速報11 20朝 内陸の地震に注意

地震 震源地速報11 21朝 原発作業員の給料安すぎない?

地震 震源地速報12 22朝 バカ議員と原発従事者の気持ち

地震 震源地速報14 24日朝 ASIMO(アシモ)くんは無理だって

地震 震源地速報15 25日朝 人間は常に被ばくしている

地震 震源地速報16 26日朝 議員は義援金を出せる仕組みを作れ!

地震 震源地速報17 27日 また少し増えかけているので注意

地震 震源地速報18 28日 火山活動とも連動の可能性

地震 震源地速報19 29日 ケアがない東電の現場への気遣い

地震 震源地速報20 30日 放射能の定時定点観測

地震 震源地速報21 31日 福島原発 現場の状況把握がいい加減すぎる

地震 震源地速報22 1日 福島原発には放射能モニタリングシステムはないのか?

地震 震源地速報23 2日 幅広い緊急雇用策を急げ!

地震 震源地速報24 3日 カメさん家族だって頑張っています

地震 震源地速報25 4日 地下の亀裂なんてわかるわけないだろう?

地震 震源地速報26 5日 糖尿病のインスリン針も不足

地震 震源地速報27 6日 原発でやってほしいこと
地震 震源地速報28 7日 やっとわかった炉心の現状
地震 震源地速報29 8日 女川原発 二度の大地震に踏ん張る!
地震 震源地速報30 9日 地震解析1 地震グラフ
地震 震源地速報31 10日 地震解析2 分布図 3.11から一か月
地震分布 地震グラフ 東日本大地震
地震による大きな地割れ発見
地震予想 グーグルアースから見た地震注意地域
  地震回数グラフ(日本気象協会データ)

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【プルサーマル・ウラン燃料・MOX燃料・核爆弾・臨界・制御棒・軽水炉・核廃棄物】


 24(トゥエンティーフォー)でも、テロリストに原発が狙われていましたね。

「あと30分で臨界に達するー!」

 臨界ってなんやー?


 今日のニュースでもプルサーマル発電 が開始されたとありました。

 プルサーマルってなんやー!


 その記事にMOX燃料っていうのがありましたね。

 モックスネンリョーってなんやー!


 そのそも

 原発と核爆弾の違いはなんやー!

 ってことで、調べてみたので備忘録。



砂坂を這う蟻-1

 ウランには主にウラン235ウラン238があって、ほとんどがウラン238です。

 しかし、この少量のウラン235に「中性子」なるものを放り込んでやると、核爆発(核分裂)が起きるそうです。

 その時のエネルギーを核爆弾や原発に使われているわけです。


 ウラン235は二つに割れて違う物質になります。これがどんな物質になるかわからないそうです。300種類もあるらしい。その物質は不安定なので「中性子」を放り出しながらまた違う物質になってゆき、その時にも放射能を発散するそうです。崩壊するたびに質量が軽くなって行き、最後には安定した物質になるそうですが、速い物なら一瞬で安定物質に変わるけれど、遅い物は何年もかかるそうです(半減期)。

 速い物がいいと思ったら大間違い。速く安定した物質(鉄とか鉛とか)になるということは大きなエネルギーを一瞬に放出するということだそうです。


【核爆弾】

 核爆弾のほとんどすべてがウラン235なんだそうです。

 ほとんどすべてをウラン235にするのが大変らしいです。

 ひとつのウラン235中性子を放り込んでやると核分裂を起こしてまた中性子が放り出されます。それがまたウラン235に取り込まれてまた核分裂。一瞬に沢山のウラン235が核分裂を起こすので大爆発が起きます。

 それだけではありません。核分裂は、ウラン235の一部だけで起こって、残りのウラン235は吹き飛ばされます。そして粉末のようになって空気中を浮遊するそうです。これが「死の灰」の一種だとか。そしてもし雨が降ると、空気中に吹き飛ばされた地表の土や空気中の酸素などが混ざって「黒い雨」となって降るそうです。

 けれども怖いのは死の灰よりも、空気中で人の目には見えないほど小さな世界で核分裂した物質が放射能を吐き出しながら崩壊を続けているのだそうです。

 (目には見えないので)それを知らずに現場に来た人はまだ核分裂を起こしている空気のなかに入って行って「被爆」するのだそうです。

 本当はもっと難しいけど、これだけ解ったら十分です。


【ウラン燃料】

 ウラン燃料は、95~97%のウラン238と3~5%のウラン235で出来ています。

 この中のウラン235を核分裂(核爆発)させます。

 ほとんどがウラン238と言う安定したウランなのですが、ウラン235に中性子を当てて核分裂させると300種類のどれかの物質が二つ出来て、二個か三個の中性子が飛び出ます。その中性子がウラン235(またはウラン238から出来たプルトニウム239に取り込まれると再び核分裂です。そしてまた中性子が飛び出て・・連鎖してゆきます。

 核分裂で飛び出た中性子がウラン238に取り込まれると、239になって自然界には存在しないプルトニウム239になります。

 《臨界・制御棒》

 その連鎖が止まらなくなったら「臨界」となって、爆発が持続するようになります。臨界を超えると原発稼働ですね。超えないようにするには「制御棒」というものを使って臨界に達しないように調節します。臨界を超えて原発発電を稼働させるにはこの制御棒を一枚づつ抜いてゆくのだそうです。この制御棒はヨウ素や銀やカドミウムで出来ていて中性子を吸収します。人体には悪そうですね。

 《軽水炉》

 「中性子」が飛び交う訳ですが、中性子は水(お湯)の中では速度が遅くなるそうです。遅くなると爆発も小規模で持続性が出て、ゆっくり長く使えるそうです。だから原発には「軽水炉」といって、沸騰したお湯圧力の高い水が使われているそうです。

 ちなみに、軽水炉を使わないと中性子の速度が速まりますが、これが高速増殖炉(「もんじゅ」など)みたいです。


【MOX燃料(もっくすねんりょう)】

 ウラン燃料のウラン235の代わりにプルトニウム239を4~9%程使った燃料のことです。

 プルトニウム239に「中性子」を当てると核分裂します。そうして二つの何か解らない物質(300種類)に分裂して「中性子」を二つか三つ放り出します。それがまたプルトニウムに当たれば核分裂。ウラン238に当たればプルトニウム239になるわけです。

 MOX燃料はプルトニウムに中性子を当てて「燃やす」わけですが、また新しいプルトニウムがウラン238から出来てゆきます。だから再利用の可能性があるということだそうです。


【プルサーマル】

 上のMOX燃料を原発にある軽水炉を使って利用する方法をプルサーマルというそうです。

 どこかの記事に、これは石油ストーブに、石油を数%混ぜた灯油を入れて使うようなものだと書いてありました。 以前にガソリン車のワゴンカーに乗っていた時、ガソリンスタンドでディーゼル車と間違われて軽油を入れられました。スタンドを出た車は100mほどで物凄い黒煙を吐き出し始めて止まってしまいました。これが原発だったら大変でした。これと良く似た不安があるのでしょうね。

 また、ウラン燃料に含有するウラン235の割合よりもMOX燃料に含有するプルトニウム239の含有量が多いのはどうしてでしょうか。


 ちなみに、わたしの頭には「プルコギ」という言葉が浮かんで、腹が減って来ました。 




砂坂を這う蟻-1



 まちがっていたら

 スンマッソン。





(訂正・追記あり これは過去記事の再アップです)