メディア掲載著書個人セッション

 

 

 

自由に食べて太る人はなぜ太るのか。

 

体の声を聞いていないからです

 

という話の続きです。

 

 

>その1をまだ読んでいない人は、先に読んでからここに戻ってきてね

 

 

 


◆偶々前に食べておいしかったものを「好きな物」と思いこんで、今食べたいわけじゃないのに何となく食べる


その時々の体の声を聴いてない。
>過食と記憶

 

 

◆小さい頃大好きだったもの

 =食べたいもの と思い込んでいる。

 

成長や加齢ととともに好みは変わってあたりまえ。

好きなものでも、その時々で食べたいとき、食べたくないときあるはずです。

 


◆ファッションで食べてた

 

私の場合、中学時代に、甘いものが好き♪っていう女の子が可愛いを思い込んで、別にほしくもないのに毎日チョコレート菓子一袋食べたりパフェたべたりして た。(←ばか) 

 

体の声、きいてません。

食べたくない時まで食べてたら太って当たり前。

 

 

◆食べ物をすすめられたり、甘いものを食べに行こうと誘われて断ったら悪いとなぜか決めつけ無理にたべていた

 これも高校の頃の私。

 

でもご飯もお菓子もたべまくって今と変わらなかったから、大切な時期に過激なダイエットさえしなければ今ごろも普通にたべて、細くいられたのかなあって思う。

自分の体の声を無視しているのだからこれも自分に対する虐待的な食べ方といえます。

 

体のサイン(もういらない)を無視して食べたら太るの当たり前でした。

 


「 誘ってくれてありがとう、でも今お腹いっぱいで苦しいから食べられないけど、あなた食べたかったら食べていいよ」

 

っていって、自分は自分の体の声をきいてお茶だけにしたって、失礼でもなんでもないよ。
 

 

 
それでも何か言われたら

「ホントにおなか一杯で苦しいんだけど!」

って怒ったっていい。

 

本気で嫌なのが伝わりますし、普通は苦しいのに無理して食べたら苦しいのを知っているので、しつこく言わないはずです。

 

 


◆体がたべたがってはいないけど、いつもの習慣で食べてる。

 

テレビを見るときは、ポテチをあける。

 

ご飯の後は食べたいかどうかにかかわらず必ずデザート。

 

 

とかってなんとなく。

 

 

 これも体の声(食欲)聞いてない。

 

体は求めていなくても、ただ手元がさみしくてタバコをすってしまうように、なんとなく口寂しくて食べちゃう。 変な習慣により、体の声が聴こえなくなってる状態。 



◆たまたま(家庭環境や学校環境などが影響して)

 体が喜ぶ食べ物を食べる機会が少なかっため

 (つまり食体験の幅が少ない)


そのために足りない栄養素を求めて空腹信号を出しているのに、いつものジャンク、いつもの食事、しか思いつかなくなっているだけ。

 

 

 
 ※例えばアメリカの小中学校の食堂は栄養価が低くカロリーばかり高いジャンクフードで溢れていたそうです・
 
(いまは徐々に改善されてきているようですが) 
 
ジャンクもほんとうに食べたいときに食べるなら太りはしませんがジャンクばっかりで育ってきたら足りない栄養を求めて食欲が出ます。
 
それをいつものジャンクしかしらないからジャンク食べる【和食が欲しいとか思えないので)
 
→食べても栄養不足でまた食欲が出る
 
となると、太るのは当たり前です。
 

 

 

そういう食べ方は、

 

 

体の声を聞いて、体が本当に食べたいときに、食べたいものを、食べたいだけ食べてるわけじゃない、

 

 

んだよね。。

 

 
 
 
 ◆食事時間が選べる時でも、空腹でなくても時間になったら食べなければと思い込んでいる
 

(体の声以外と関係なく、外部からの情報によって)

 

 

空腹・満腹が分からなくなっている人は、「飢餓」になるまでガマンしては爆発して過食、となってしまいがち。

 

それではいつまでたっても体の声がきこえません。

 

 

そういう人には最初は取り合えず3食と間食のリズムでたべたほうがいいよ、っていってますが、この間は体の声に従ってるわけでないので

太ることも多いのです。

 

だけどそれは、正常な食欲を取り戻すために遅かれ早かれ通るプロセスです。

 

 

 

◆満腹=お腹がパンパンに膨れること、と思い込んで、低カロリーでカサの多いものばかり食べている。

 

違います。

胃の膨れ具合は数ある満腹センサーの一つにすぎませんん。

 

体は咀嚼、味覚、吸収される栄養、血糖値、、全てを総合して満腹信号を出すので、カロリーも必要あ栄養もないゼロカロリー食品や葉野菜で胃を膨らませても満腹にはなりません。

 

かさは少量でも、カロリーと栄養がぎゅっと詰まったもの(ご飯など)をとったほうが、寒天や野菜ばかり食べるよりも、お腹いっぱいの信号をを早く感じることもあります。

 

 



◆運動不足、過剰な運動のために、食欲旺盛になっている 

 

関連記事は>>こちら
 


◆一口一口を味わっていない

 

罪悪感をもって食べていたり。

意識がテレビやスマホに夢中で食べたことすら覚えてない状態だったり。

 

だから満腹にはなっても「満足感(快)」がなくて、どんどん食べる量が増えるのです。

 

 

食べるときは、

咀嚼によって感じる美味しさをちゃんと味わうこと。

 

何かしながら食べてもよいけど、脳は「美味しいな(快)」を感じながら食べましょう。

 

 

※30回噛む、など制限すると満足感が減るのでおすすめしません。

>咀嚼による体の変化について

 

 


◆”これは食べていい物・悪いもの”っていう食べ物差別しながら、頭で食べている。

 


ダイエットのためだけじゃなくて

 

家族が病気で特定のものを避けていたことが頭に残ってて、これは食べていい、これは食べたらいけない、

 

と思い込んでいたことに気づいた方もいました。
 

 

食べちゃいけない、って思うから 罪悪感のストレスで、「満腹感」が打ち消されてしまって、結局食べ過ぎてしまうのです。

 

 


◆精製した砂糖を一度に食べすぎて、血糖値が乱高下。 

 

インスリンが血糖を下げようとして分泌されすぎる

→血糖値が下がりすぎてまたお腹がすいてまた甘いものを食べ過ぎる

→同じことの繰り返し

 

>砂糖依存) 。

 

 

だけどこれは”病的に詰め込む過食衝動“ほどではなくて、もっと緩やかなもの。

食べないダイエットの反動の凄い食欲は、反動に応えて、過食をしようがしなかろうが、三食できちんと栄養を送る生活を半年、一年続けてやっとともあるものです。

 

体の飢餓の反動”もしくは”太る恐怖と絶対禁止の思考によるストレス”の可能性の方が大きいです。

 

次の脂質もしかり。

 

 

◆油の依存

 

脂も油も上手に使えば満足感に繋がるから毛嫌いしないでね。

 

制限しすぎると、手っ取り早く快楽ホルモンがでるジャンクフードで快楽ホルモンだしてほんの一瞬だけでも気持ちよくなろうとポテチ欲、フライドチキン欲が異常に荒れ狂ってしまったりしまうので、

 

毎日毎食油っこい食事は避けさっぱり系の美味しさも体に体験さえていれば、毎日脂っこいものが欲しい、というのはなくなります。

 

さっぱりもこってりも色んな美味しさ楽しんでいるひとがたまに揚げ物食べたからって依存にはなりません。

 

 

 

 
そして最後が一番摂食障害に多いパターン。
 
 

◆心の栄養不足(寂しい、むなしい、イライラ、退屈、不快感・・・)を全て「食」でごまかす癖がついている

 

つまり

心の声と、体の声を混同しているパターン。

寂しさや怒りや、
退屈だなあ…などの心の栄養不足を感じて食べることは誰しもありますが、心の栄養不足を感じるたびに毎回食べていたら、それは太ります。

 

 

心の栄養不足は、本当に欲しいもの(安心、楽しい、癒し、ワクワク、心地いい)と感じる本物で満たしてあげてこそ落ち着くはず。


食べ方も生き方も~しちゃだめ、~しないとだめ、って禁止と命令ばかりのひとは、本当の意味で心を満たせる選択肢がなくなっています。

 

だから手っ取り早い”食”に全部欲求が向かうしかなくなるんだよ。

 

 

 

※ 前もかいたけど、よく言われるのは癒しの脳内ホルモンセロトニンが不足すると手っ取り早くそれが分泌される甘いものに向かったりエンドルフィンなどの快楽物質が出る脂っこいものに欲求が向かうというもの。
 


エンドルフィンは麻薬的作用もあるから拒食の苦しさを感じなくさせるた めに分泌されてる間は食欲も感じず元気に動きまわりますが、その状態がずっと続くと食べてもらえないと、脳が判断すると麻薬様物質はでなくなり、急に疲れを感じたり過食衝動を感じたりするようになります。

 

パチンコ依存のひともこの物質が出てそうですが、過食や嘔吐、摂食障害の人が低体重を確認する時の快感もこの快楽物質によ る依存でしょう。
 

 

 

 

でもほんとは、そういう脳が欲しがる快楽物質は、食べること以外の快の手段の選択肢でも得られるはずなんだ。

 

それなのに、その手段を狭めてるのは、自分の考え方生き方の癖(ねば、べき、しなければ)、によるものなんだよ。

 

 

その解決法は

 

今ここの自分が自分の体と心の感じていることに意識を傾け、自分が求めている本物をちゃんと感じ取る力を磨くこと、

 

体と心の声を満たしやすいように快の選択肢は出来るだけ多く持って(自分に許して)あげることが大切なのです。

 

 

 

…ということなんですね。
 

 

********************************
 

 

だいたい昨日、今日書いたようなことが体の声が聴こえなくなる原因です。

 



ここまで読んで、太りすぎにつながる原因と、ダイエット依存/摂食障害の原因に、共通点することが多い事に気づきませんか?

 

 

摂食障害の場合は、無理なダイエットによる栄養不足、それに加えてこれまで書いてきたようなココロの問題が加わりますが、
 
心の声を

体の声と混同している

 

という点は、同じなのです。
 

 

 

 

外部入力的な世間の情報に刺激されて人為的に作られる食欲=体の声、ではありません。

 

心の栄養不足は、食べることだけでは満たせません。

 

 

そう、体の声って、考えるものでなく、”感じる”ものなんですよ。

 
頭ばかりで考えず

>体の感覚を大事にしてね

 



過食ピークのときはそんなのできたら苦労しないよって気持ちだと思うけど、体の声を聴き取れるようになる為の訓練期間は誰にでもあります。

 

 ゆっくりやれることからやっていけば大丈夫だよ。
 

 

飢餓ダイエットの反動が強くてあるいはジャンクの依存症状で体の声がすでに暴れてるんですけど…という方は、3食バランスよく(※)食べて、体の食欲を先に鎮静することを先にがんばってみてください。

このブログの「バランスよく」の意味は炭水化物や油やカロリーを差別しないで、体に良いものは出来る範囲で取り入れる、という程度なので神経質にならないでくださいね。

 

↑↑

 

これも、体の声を聴き取るための訓練期間ですね。

そのうちに、その時々の自分の体調に合った食事や運動をえらべるようになれば、ガマンのいらないダイエットができるのです。

 


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