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>甘い物が止まらない原因 1~5  テーマ 砂糖中毒
>甘い物・過食が止まらない理由 6~8    テーマ 食欲が止まらない理由

↑の続きです。

 

その他、運動関係が過食を引き起こしている場合もあります。

 

 


9. 運動不足

 

食事をして血糖値が上がると、インスリンというホルモンが分泌され、糖を筋肉細胞や脂肪細胞に運んで血糖値を下げようとします。

しかし、全く動かずに沢山食べていれば、インスリンがいくら分泌されていてもその効きが悪くなる「インスリンレジスタンス」と呼ばれる状態になってしまいます。


効きが悪くなってしまったら血糖値は下がらないので、体はインスリン不足と判断してもっともっとインスリンを分泌してしまいます。

 

こうなると困った事に、脳の視床下部の空腹中枢が刺激され過食の原因となってしまうのです。

 

 


ですから

日常生活で体を動かしたり、

適度な運動を取り入れることは大切。

 

 

体を動かさないときでも、頭を動かしたり(何かに集中している時脳のカロリー消費率は50%アップするので、ダイエット以外に集中できること、テレビでも本でも映画でもゲームでもいいので、色んな気分転換の選択肢を持っておくことも、巡りめぐって運動になっているといえるでしょう・

 

 

また運動は必ずしも”エクササイズ”でなければいけないわけではない、ということもわすれずに。

 

運動に関する私の考え方は、記事一覧→テーマで運動関連の記事を読んでみてください。




10.過剰な運動 

ダイエット中だからといって、殆ど食べずに何時間も運動し続 ける人がいます。

食べないことで、いつも血糖値の低い状態つまり空腹中枢が刺激されている状態をわざわざ作っている状態です。

そこに、運動でさらに血糖を下げようとしているのですから脳は危険を察し、血糖を上げるために食べろ!という信号を送るのです。 

簡単に血糖値をあげるために甘い物や炭水化物がほしくなり押さえつけていた分大量に食べてしまいます。

さらにその過食により、インスリン大量分泌→低血糖症を引き起こしてしまえば再び、血糖値をあげるために、更に糖質を求める悪循環。 

倦怠感や欝状態も引きおこします。

 

 

 

このときにあなたの脳が、心のストレスを和らげるための手段を食以外に知らない状態だったらどうなるでしょうか。

 

 


お腹が空いていなくても、体が栄養を必要としていなくても、ストレスとバランスをとるための脳内ホルモンを求めて、いちいちストレスを感じるたびに食に向かってしまうことになります。

 

 (脳内ホルモンについては関連記事を参照してください)

インスリンの分泌が追いつかない状態で高血糖のままだと糖尿病に発展する恐れがあるだけでなく、その状態は多尿、激しいのどの渇き、そして我慢できないほどの食欲に悩まされます。
 

 

血糖は高すぎても低すぎても異常な食欲信号に悩まされるという事です。

 

 

11. 糖質不足・過剰摂取

 

脳のエネルギー源は糖質です。

 

極端なダイエットや拒食で極端に制限していれば、脳は緊急事態と判断し、猛烈な空腹信号を送ります。

肝臓のグリコーゲン(糖)タンクの貯蔵量が一定以下になると、空腹信号を出します。

 


これはお砂糖や果糖を沢山とってもだめで、上記10で説明した理由で食欲が止まらない状態になってしまうため、お米や(できれば玄米や雑穀、五分付き米などを”取り入れる)やサツマイモなど、ゆっくりエネルギーになり、食物繊維やビタミンが豊富なものを選び、定期的に補給します。←キッチリ○時間ごと、とかルールを作らなくてもOK。

 

 

どれくらい食べるかは

自分自身の感覚を一番に大切にしてください。 

 

 

お菓子も食べてはいけないものではないですが

栗、芋、カボチャ、ドライフルーツ、生の果物など

自然の甘みもおやつにとりいれてください。

 

※食事代わりにはしないでください。

 

 

 

過食を止めるのならば、

炭水化物がもっとも大切です。

 

脂質、タンパク質、野菜とバランスよく食べるのは理想ですが、一度に全部並べなくてもぜんぜんOKです.

 

バランスは大事だけどもバランスにこだわり過ぎてストレスにしないことの方がもっと大事です

 

 

 


過食症真っ只中のときは一度に沢山食べるのがやめられないかもしれませんが、それでもいいのです。 

 

過食したから食べない、ということをせず、

過食以外の食事をしっかりしすること

過食してもお菓子や加工食品だけじゃなく、それを食べる前に米中心の食事をしてから、好きなモノを食べてみる。

 

 

そうしていれば、食行動はかわってないくても、体内では何かしらの変化がおこっているはず。


すぐに症状が止まらなくても、確実な変化なのです。

 

 

 

12.食後の不快感を帳消しにしない

 
そして、

 

過食後も、吐いたり下剤を使ったりせず、
食後の不快感も十分に味わうことが大切です。

 


過食をなかったことにしようと

吐いたり食べないダイエットをしても

過食はなかったことにはなりません。

 

 

むしろ、過食の予約をしてしまうことになります。

 

 

飢餓を作るから、いつまでたっても体は満腹信号の送り時を学んでくれず、体は少しの栄養でも溜め込もうとする溜め込みモードになってしまうからです。

 

 

食べ過ぎたら、食事の後片づけをするなど適度に体を動かすだけでも、余った糖質を使えて体がすっきりしますし、得たいのしれない食欲が落ち着くこともありますよ。

 

 


過食してしまうと、帳消しにするための特別なダイエットや嘔吐、下剤、無理な運動をしないと太りそうで恐いですが、これを乗り越えたら、食欲と戦わないでよい食欲がもどってくるのっです😭

 

ただ

 

痩せていないとこわい、太ることが死にたいほどつらい

 

という心になっている方は

 

 

13. ヤセること以外に自信を保てる物が内面にない

 

が、食につながっているのかもしれません。

 

もしそうだとすると、それ、いくら苦しんで痩せることに時間と体力費やしていても、その苦しさが終わることはありません。

 
 
 
 

>拒食と過食を受け入れるその1 

>拒食・過食を受け入れる その2

 >拒食・過食を受け入れる~その3

 

このあたりに書いたことも、

またこれからも続きを書いていく予定なのですが、

よろしかったら今後もチェックしてみてくださいね。

 

 

 

 

色々書いてきて、こんなにやらなきゃいけないの、ってびっくりされましたか?

 

 

私もここに書いていること、全てが当てはまっていた人間です。


私も一つ一つ、本当に一歩ずつやってきたのです。
 

 

文章で書くように上手くいかなくて、コンビニに立ち寄らないとか誰かと分けて食べることすら出来ない時期もあったし、周囲にsosを出すことすら出来ない時もあったよ。
 

 

どんな小さくても今の自分にできそうなことから、一個ずつや ればいきましょう。

 

たとえ登るべき階段が1000段あろうと、一歩ずつ登っていけばいずれは最後の階段にたどり着くのですから。

気が遠くなりそうだか ら、頂上ばかりみつめないで、一歩前の階段をのぼっていけばいいの。 

 

時々立ち止まって自分が登ってきた階段をふりかえてみると、結構高いとこまで登って きてる自分に気付ける節目(階段でいうおどり場みたいなもの)がやってきます。

 

 

休憩しながら、ゆっくりやっていきましょうね。
 

健康な人

拒食の人、

大食期の人、

過食のみの人、
嘔吐の人、

過剰運動の人、

 

前から読んでくれてる人新しく入ってきた人、いろんな人を想像して書くので、いつも長くなってごめんね💦


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ニコ今日も読んでくれてありがとう音譜

 

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