あきままさまによる短編
HALLOWEEN NIGHT→こちら
ここでのコメントから妄想してお届けします(勝手にw)
アキさまによる
”Dark Angel号”にて→こちら
チェラリー島にて→こちら
続チェラリー島にて→こちら
ご一緒にお読み頂くと幸せになれます
Dark Angel号
闇よりも更に深く濃い漆黒の船体と甲板に立ち並ぶ3本の柱が
醸し出す近寄りがたい荘厳な雰囲気とは対照的に、
船首を飾る翼を広げた可憐な天使像は華やかで
それは白い大理石を彫り造られている。
その名は”マーメイドプリンセス:エルザ”
海の守護神とも呼ばれ半身を露にした像は見る者の心を一瞬で虜にする。
腰から上のライン、豊かに膨らんだ胸部。どことなく悲しげな表情。
背からなびく美しい羽。
だがその船首から繰り出す突撃は数多(あまた)の船を海に沈めてもいる・・
別名『ストーンヘッド・エルザ』と揶揄されてもいた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
時は今から遡る事20数年前
これは初代Dark Angel号船長:リディア・シックザールの話である。
「どうだい?注文通りだろ?」
「この左右に設けた16門の大砲もなかなかのものだよ
精度もかなりのもんだ。」
「この女神も注文通りだぞ」
船大工頭のバンデラ・アルフレッドと鍛冶屋ジョーゼフ・バークレィ
彫刻師:キルア・ミュゼットら数人は一隻の船を背に話している。
遥か沖には岩肌が無残にも削られた小島が見える。
大砲を試し打ちした痕だろう。
彼ら数人を前に両腕を組み、腰には二丁の拳銃を携えた後ろ姿が見える。
ひとつは『ドラニコフ』もうひとつは『ブラッドレティ』だった
ドラニコフは東方にある小国で銃職人:デンスケ・サクラによって手がけられたものだ
若くして銃に精通しており、それらの銃は全て名銃と謳われている。
そして一振りの刀『雲霧』。
「うむ。」
ただひとことだけ頷きながら呟くと指をパチンと鳴らす
すると筋骨隆々の男がのそのそと進み出て
宝箱らしきものをドスンと置き、船大工の男たちに差し出した
「おぉ!こんなに!!!」
港には男たちの歓喜の声が響き渡る。
長い銀色の髪を掻き上げると右手を高々と上げ叫んだ。
「おまえたち!いくよ!」
とても艶やかで綺麗な声だがしっかりとした口調だった。
『これで・・あんたの敵(かたき)が討てる』
穏やかな波とは裏腹にリディアの胸中は熱く渦巻いていた。
始まりの地にて<その2>→こちら
※無謀にものっかってみました!
コメした・された人物を登場
あのジェレミー・アキも出ます(予定
さらにブラッディ・オッドアイ出生の秘密まで!?(勝手にしかも未定
はぁーどれも話が途中ばかりで申し訳ないです
AKI'sミステリー→こちら
☆Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】
あきままさまver→こちら
リディアver→こちら
☆Trois Noëlトロワ・ノエル【贈り物:Un présent merveilleux】
→こちら
特別読みきり:『華へ水を』
芹沢美久→こちら
九条鷹矢→こちら
MILK→こちら メンバーさまのみ
<UME>→こちら メンバーさまのみ
『~にて』→こちら
読みきり一覧→こちら
登場人物一覧その1→こちら
登場人物一覧その2→こちら
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始まりの地にて<その1>
Dark Angel号
闇よりも更に深く濃い漆黒の船体と甲板に立ち並ぶ3本の柱が
醸し出す近寄りがたい荘厳な雰囲気とは対照的に、
船首を飾る翼を広げた可憐な天使像は華やかで
それは白い大理石を彫り造られている。
その名は”マーメイドプリンセス:エルザ”
海の守護神とも呼ばれ半身を露にした像は見る者の心を一瞬で虜にする。
腰から上のライン、豊かに膨らんだ胸部。どことなく悲しげな表情。
背からなびく美しい羽。
だがその船首から繰り出す突撃は数多(あまた)の船を海に沈めてもいる・・
別名『ストーンヘッド・エルザ』と揶揄されてもいた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
時は今から遡る事20数年前
これは初代Dark Angel号船長:リディア・シックザールの話である。
「どうだい?注文通りだろ?」
「この左右に設けた16門の大砲もなかなかのものだよ
精度もかなりのもんだ。」
「この女神も注文通りだぞ」
船大工頭のバンデラ・アルフレッドと鍛冶屋ジョーゼフ・バークレィ
彫刻師:キルア・ミュゼットら数人は一隻の船を背に話している。
遥か沖には岩肌が無残にも削られた小島が見える。
大砲を試し打ちした痕だろう。
彼ら数人を前に両腕を組み、腰には二丁の拳銃を携えた後ろ姿が見える。
ひとつは『ドラニコフ』もうひとつは『ブラッドレティ』だった
ドラニコフは東方にある小国で銃職人:デンスケ・サクラによって手がけられたものだ
若くして銃に精通しており、それらの銃は全て名銃と謳われている。
そして一振りの刀『雲霧』。
「うむ。」
ただひとことだけ頷きながら呟くと指をパチンと鳴らす
すると筋骨隆々の男がのそのそと進み出て
宝箱らしきものをドスンと置き、船大工の男たちに差し出した
「おぉ!こんなに!!!」
港には男たちの歓喜の声が響き渡る。
長い銀色の髪を掻き上げると右手を高々と上げ叫んだ。
「おまえたち!いくよ!」
とても艶やかで綺麗な声だがしっかりとした口調だった。
『これで・・あんたの敵(かたき)が討てる』
穏やかな波とは裏腹にリディアの胸中は熱く渦巻いていた。
始まりの地にて<その2>→こちら
※無謀にものっかってみました!
コメした・された人物を登場
あのジェレミー・アキも出ます(予定
さらにブラッディ・オッドアイ出生の秘密まで!?(勝手にしかも未定
はぁーどれも話が途中ばかりで申し訳ないです
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☆Trois Noëlトロワ・ノエル【聖夜:La nuit sacrée】
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☆Trois Noëlトロワ・ノエル【贈り物:Un présent merveilleux】
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特別読みきり:『華へ水を』
芹沢美久→こちら
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