華へ水を【九条くんver】
車窓から見る雨の角度が変わっていく
駅に着く頃、本格的に雨が降り始めていた。
この時期にしては気温が低くとても肌寒い。
この日予定されてた仕事が早く片付き、俺は美久さんのマンションへと向かった。
キヨスクで買った傘をさして
![$ミラーズ(仮)](https://stat.ameba.jp/user_images/20120313/11/sinamon-cafe/fb/73/j/t01920288_0192028811848701814.jpg?caw=800)
急に行ったらびっくりするかな?
1週間振りに逢う美久さんの表情を思い浮かべる
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
部屋の前に到着した
少しドキドキする。そしてインターホンを押し到着を告げた
「俺です。」
「九条くん?明日じゃなかったの?」
少し声が沈んでる気がした
「遅くにすいません。
思いのほか早く終わったんで、やっぱり来ちゃいました」
━━━━━カチャリ。
鍵が開き俯き気味の美久さんが現れる
一筋の涙が見え、少し驚いた。
「どうしたんですか?」
返事がなく、まだ俯いたままだ。
まさか・・
「寂しかったとか?」
それでも黙ったままだ。
「俺もですよ。美久さん。
だから、こうして早く終わらせたんです」
それでもまだ・・何かあったんだろうか?
「ん?大丈夫です?」
「・・かやくん」
「え?」
「鷹矢くん!」
俺の名を呼んでくれた━━━━━
この日・・初めて。
そのまま俺の胸に飛び込み
嗚咽を漏らして泣いている彼女。
こんな姿は初めて見る
またギャップにやられた。反則です美久さん、、
━━━━━カチャリ。
鍵をかけ・・俺は美久さんを抱きしめキスした。
FIN
車窓から見る雨の角度が変わっていく
駅に着く頃、本格的に雨が降り始めていた。
この時期にしては気温が低くとても肌寒い。
この日予定されてた仕事が早く片付き、俺は美久さんのマンションへと向かった。
キヨスクで買った傘をさして
![$ミラーズ(仮)](https://stat.ameba.jp/user_images/20120313/11/sinamon-cafe/fb/73/j/t01920288_0192028811848701814.jpg?caw=800)
急に行ったらびっくりするかな?
1週間振りに逢う美久さんの表情を思い浮かべる
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
部屋の前に到着した
少しドキドキする。そしてインターホンを押し到着を告げた
「俺です。」
「九条くん?明日じゃなかったの?」
少し声が沈んでる気がした
「遅くにすいません。
思いのほか早く終わったんで、やっぱり来ちゃいました」
━━━━━カチャリ。
鍵が開き俯き気味の美久さんが現れる
一筋の涙が見え、少し驚いた。
「どうしたんですか?」
返事がなく、まだ俯いたままだ。
まさか・・
「寂しかったとか?」
それでも黙ったままだ。
「俺もですよ。美久さん。
だから、こうして早く終わらせたんです」
それでもまだ・・何かあったんだろうか?
「ん?大丈夫です?」
「・・かやくん」
「え?」
「鷹矢くん!」
俺の名を呼んでくれた━━━━━
この日・・初めて。
そのまま俺の胸に飛び込み
嗚咽を漏らして泣いている彼女。
こんな姿は初めて見る
またギャップにやられた。反則です美久さん、、
━━━━━カチャリ。
鍵をかけ・・俺は美久さんを抱きしめキスした。
FIN
芹沢さんverは→こちら
※九条くんverで書いてみました。
(13)ARUKAS→こちら
読みきり一覧→こちら
全話登場人物一覧→ こちら
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