こんにちは。
いつも読んでいただいて
ありがとうございます。
10人中9人の人生の悩みを解決する
人生コンサルタントの鈴木宏幸です。
（自己紹介はこちら）
大河ドラマの「鎌倉殿の13人」
見てますか？
僕は毎年欠かさず
大河ドラマを見ているわけで
ないんですけど
今年の「鎌倉殿の13人」は
毎週見ていて
楽しまさせてもらっています。
とくに今回は
三谷幸喜さんの脚本で
以前の三谷作品の
「新選組」と「真田丸」も
ほんとに面白かったので
今作も気になって
初回から見てしまいました。
で、「鎌倉殿の13人」の主人公は
小栗旬さんが演じる「北条義時」。
鎌倉幕府の二代目執権です。
若いころは
正義感に満ち溢れている
好青年でしたが
鎌倉幕府の初代将軍
源頼朝に使えるようになって
どんどん変化をしていき
最近の放送では
北条家を守るために
手段を選ばない人間になっています。
義時の父で
初代執権の時政を追放し
ずーっと鎌倉を守るため
一緒に頑張ってきた仲間まで
亡き者にして。
一昨日の放送では
初回放送から登場していた仲間まで
滅ぼしてしまいました。
もう１～２か月前の放送から
北条家の計略、計略の連続で
将来
北条家の障害になりそうな人たちが
どんどん亡くなっていくんですね。
なので
人によっては
「義時は酷い！」
「北条家は酷い！」
「裏切られた人たちが
かわいそうじゃん！」
と思うかもしれないんですけど。
面白いことに
日本の歴史から見てみると
義時や北条家のおかげで
今の日本がある
といっても
おかしくないんですよ。
というのも
義時の孫の孫にあたる
八代目執権の北条時宗の時代。
それまでの日本にとって
最大の危機が訪れます。
「元寇」です。
当時、東アジアと北アジアを
支配していた「元（モンゴル帝国）」が
日本を属国にしようと
使者を時宗のもとへ送りました。
でも、
執権である時宗はそれを拒み続けため
元は日本への侵攻を決断。
日本は元と
２度も戦うことになったんです。
当時の元は
巨大な力を持っており
その戦力は
世界最強と言われるぐらい。
そんな元を相手に
時宗の命令を受けた鎌倉武士たちは
九州北部の海岸線で必死に抵抗して
元の軍団の上陸を阻止します。
そして、さらに
九州北部を直撃した台風も重なって
元の軍団は壊滅状態になり
元の日本侵攻は
失敗に終わったんですよね。
そこで、もし
北条時宗が世界最強の元を恐れて
属国になることを受け入れたり
北条家を中心とした鎌倉武士たちが
必死に元と戦わなかったら、
たぶん、
元のやりたい放題で
日本はめちゃくちゃに
なっていたでしょう。
そして
今の日本はないと思います。
ということは
北条義時が
北条家の地位を
確固たるものにしたから
今の日本がある
といっても
過言じゃないわけで。
現在「鎌倉殿の13人」の中で
義時はいろいろ酷いことを
してますけど
それが
今の日本に繋がっていると考えると
見え方が変わってくるんですよね。
で、こういうことって
僕たちの人生にもあって。
人生でネガティブな出来事が
あったとしても
その出来事の真っ最中の時は
なかなか気づけないんですけど、
少し経ってから
ちょっと俯瞰して見てみると
それが自分の人生や
社会にとって必要なことだったと
気づいたりするんですよね。
ですので、目の前に
ネガティブな出来事が起きた時
「私はこの出来事から
何を学ぶんだろう？」
「そして、
それを学んだことで
私の人生はどう変わるんだろう？」
といった感じで考えてみると、
ネガティブな出来事に対する
捉え方が変わって
人生を良い方向へ導くキッカケに
なるんじゃないかと思います。
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