人生の中で「今が一番幸せ」と言えるようになるまでの長い道のりを振り返ります。
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~高校・大学~
~資格勉強編~…この記事
会計の資格を取得しようとした最大の理由は、経済、社会の構造を知りたかったから。会社組織のことも知りたかったし、経済の仕組みも知りたかった。つまり、世の中の仕組みが知りたかったのです。
もっと大きい意味では、宇宙の仕組みを知りたかったし、
「何のために生きているのか」を知りたかった。
現実的には、どんな業種の会社であっても「会計」は必ず必要。
その会計を知ることは世界を知ることにつながるのではないかと思ったのです。
就職活動をしないと決めた私は、周りが就職活動をする中、
米国公認会計士(USCPA)の受験勉強を始めました。
といっても、大阪でUSCPA受験対策のクラスは開講していなかったため
一人でのビデオ学習。
大学の専攻とは全く畑違いの会計の世界。
概念をつかむまでに時間がかかり、思うように進みません。
想定どおりに進まない!
日本語での会計の勉強もしたことがないのに、いきなり英語で学び始めたのでちんぷんかんぷんでした。
会計って、ある程度社会に出て実務をしながら学ぶと理解しやすいのですが、机上の世界で理解するのは本当に難しいものでした。
当初の予定では、1年くらいの短期集中で終わらせてしまうつもりが、電話帳4冊分の量を理解しアウトプットして合格レベルに達するには、想像以上の時間がかかりました。
周りは大学を卒業して、「会社員」や「公務員」といった肩書きをもって社会人となっているのに、私は何者でもない。
私は「xxです」と名乗ることができない。
社会人になりきれていない自分。学生でもない。何者でもない自分。
自分のアイデンティティがなくなったような、そんな不安にかられました。
人生の中で初めて、決められたルートから外れる経験。
一度踏み出してしまったので、もう後はない。進むしかない。
長い長いトンネル。
先の光が全く見えない長いトンネルの中を歩いている、そんな感覚の毎日でした。
USCPAに合格したからといって、思ったような就職ができる保証はどこにもない。
いつも不安でいっぱい。
そして常に頭にあるのが「何のために生きているのか?」という根源的な問い。
この問いは、いつから私の中にあるのかはわからないくらい、気がついたらあったもの。
この問いの答えが見つからないことも、長いトンネルに光が見えない大きな理由でした。
周りに聞いてみるけれど、「そんなことは考えても答えは出ない。難しいことを考えず、現実的に目の前のことをやるしかないよ。」という答えが返ってくるのです。
頭では「そのとおりだ」と思っても、私の中の深いところはまったく納得できずに、常に「何のために生きているのか」の答えを渇望している状態でした。
そんなことを考えているので勉強もなかなかはかどらず、結局USCPAに合格したのは、大学卒業から3年経ったときでした。
この間、私が思っていたのは「USCPAに合格したら。英語が話せるようになったら。すごい自分になれる。今までの自分とは全く違うスーパーな自分になれる」ということでした。
USCPAに合格したことで、そのうちの一つが叶ってしまったのです。
3年間とにかく突き進むしかなかったUSCPA合格への道のり。
いざ合格を手にしてみると「だから何?」って感覚でした。
資格を取ったところで、実務経験がなくっちゃ社会で生きていけない!という現実の方が大きくのしかかっていました。
次回は、語学留学編です。
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~語学留学編~
~就職編~
~転職編~
~斎藤一人さんの本と出逢う~
~頭と体の強制終了~
~音色香そして身体と心の学び~
~NLP心理セラピー~
~コーチング&サイキックタロットオラクルカード(完)~
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