先週の記事のアップをもって、連載記事「名阪直通特急の半世紀」が終了いたしました。これもひとえに、当ブログに御来訪下さる皆様のおかげです。改めまして御礼を申し上げますm(__)m


というわけで次の連載記事のテーマですが、今回は


食堂車


でいってみたいと思います。

今年は、明治22(1889)年に山陽鉄道で初めて本格的な食堂車が世に出てから、実に110年の記念すべき年となります。その後食堂車は長距離列車の必須アイテムとして隆盛を誇りますが、現在では限られた列車の限られた乗客を対象にした、ある意味では「贅沢品」となってしまいました。

そこで、この食堂車110年の歴史を回顧すべく、


ホイシ9180からマシE26まで


というタイトルで、以下のとおりの連載を予定しております。もちろん、記事の内容や進捗状況いかんによって、回数や内容に変更が生じることがありますので、その点は御容赦下さい。


※ 09.09.01 一部順序を変更しました。

※ 09.11.17 全21回では到底収まりきらないため、回数を増やします。


その1 きっかけは、瀬戸内海航路。(№999.)
その2 戦前の黄金期~和食堂車の登場(№1005.)
その3 私鉄にもあった!歴史に残る「クイシニ」(№1020.)
その4 戦争への突入・食堂車の受難(№1025.)

その5 敗戦国の悲哀(№1030.)
その6 復活は特急「へいわ」とともに(№1039.)
その7 新規参入業者と新形態の食堂車(№1043.)
その8 オール電化にスイッチ! ブルトレの食堂車(№1052.)

その9 新世代のヨーロピアンな兄弟(№1057.)
その10 気動車特急の食堂車(№1064.)

その11 スシ食いねぇ! ソバ食いねぇ!(№1070.)
その12 「夢の超特急」のお寒い台所事情(№1077.)
その13 戦後の一大爛熟期の到来(№1084.)

その14 走るビアガーデン(№1090.)
その15 食堂車の受難(前編)(№1095.)
その16 食堂車の受難(後編)(№1104.)
その17 新幹線の食堂車(№1110.)
その18 食堂車への逆風(№1117.)
その19 新幹線と在来線の明暗(№1123.)
その20 民営化前夜のmodern vision(№1129.)

その21 番外編・連絡船の食堂(№1136.)

その22 大衆路線から高級志向へ(№1145.)

その23 新しい供食サービスの模索(№1151.)
その24 贅沢品と化した「最強のテツメシ」(№1165.)
その25 明るい未来が見えません…(№1177.)
(タイトルはいずれも仮のもの)


どうぞお楽しみに。