小ネタの部類に属するネタですが、今日の午前中見て参りましたので、とりあえずこちらを。

 

「駅ビルがない!」ということで先日レポした祐天寺駅ですが、先週ごろ、ホームドアの筐体が設置されました。

これは以前から予告されていたもので、ホームドアの稼働開始は6月を予定しているとのこと。したがって、今のところはホームドアは筐体が設置されただけで、稼働はしていません。

 

上りホームの状況がこちら↓

 

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稼働間近という印象

 

以前、ホームドアを設置した駅で、筐体設置完了・未稼働の駅は、筐体に掲示物を貼り付けていなかったのですよ。それが今回は、ちゃんと貼り付けてある。そのため、稼働間近という印象を強く持ちました。

 

反対側の下りホームもこのとおり↓

 

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こちらも筐体設置のみ

 

こちらも、裏側の駅名などが貼り付けられております。

 

なお、通過線の利用法について。

通過線は一応上下共用ということになっていますが、原則として上り列車が使用しています。これは、祐天寺駅で各停の追い抜きをやらない場合も同じです。

これに対して下りの場合は、ここで各停の追い抜きをやる場合以外は(その機会も、S-Trainの通過時など稀)、ホームに面した1番線を通過していきます。

ちなみに、ここでの上り列車の各停の追い抜きは、「S-Train」関係以外は平日朝のラッシュ時しかやらないはずなのですが、今日は特急(?)が各停を待たせて通過線を轟然と通過していったな…。ダイヤが乱れていたんだろうか。

 

ホームドアの稼働が開始し、駅ビルの再建など駅設備の整備がなされれば、祐天寺駅の改良事業は全て完成ということになります。今回のホームドア筐体設置は、その完成に近づく大きな一歩でした。

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営団地下鉄…もとい東京メトロでは、千代田線用6000系があと4編成を残すまでになり、小田急への乗り入れも行われなくなったということですが、こちらも6000系ほど注目されてはいないものの、あと5編成となり、カウントダウンモードに入っていると見ておかしくない系列があります。

 

それが、東京都交通局の10-000形。

今日、橋本駅でしばらく都営車を待っていたら、これが来てくれました↓

 

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第25編成

 

現在、10-000形は第24~28編成の5編成しか残っていないということです。先頭車だけを10-300形と同型にした「10-300R」は既に全編成退役してしまいました。

 

10-000形の編成は、10-300R化された編成とは異なり、1両あたり2か所(先頭車は除く)の側面表示が、LED化されながらも残っています。連結面で隣り合う形になりますが、その場合は向かって右側が行先、左側が種別を表示することになります。

 

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こちらは向かって右側

 

ということは当然…。

 

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こちらは向かって左側(隣の車両)

 

行先にはローマ字が併記されますが、種別のローマ字(英語)表記はないようです。

 

以下は内装。

以前は座席には茶色のモケットが張られていたものですが、現在は一般席が紺色、優先席が臙脂色になっています。しかし全くの無地ではなく、ルイヴィトンの「ダミエ」を思わせる市松模様になっています。

 

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10-250の車内の全景

 

白を基調とした、清潔感のあるデザインでまとめられています。

 

 

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10-251の優先席

 

臙脂色というとシックなイメージですが、実際には結構目立つ色です。やはり壁が白系だからでしょうか。

こちらが、10-250の車椅子スペース。10-000形の場合、両先頭車の前方に車椅子スペースがあります。

 

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座席がない

 

最近は座席を減らして、車椅子のみならずベビーカーなどの搭載スペースにするのがトレンドのようですが、10-000形はそこまでのことはないようです。

窓の下の蓋をしてあるところは、車椅子の固定装置でしょうか。

 

最後に取り上げるのは車内案内表示装置。これは第25編成以降に装備されたものです。

 

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LEDスクロール式

 

こちらは京王線内の停車駅案内も出ます。

ただし、車内案内表示装置は全ての扉の上にあるわけではなく、千鳥状に1扉おきに設置されています。

車内案内表示装置がない扉の上には、路線図が掲示されています。

 

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路線図だが以前は

 

実はこの路線図を掲出しているスペース、以前はマップ式の車内案内表示装置が搭載されていた場所だそうです。それが平成9(1997)年の都営新宿線内急行運転開始により使用が停止され、さらにその4年後に京王線内でも急行運転を開始したのを機に、撤去されてしまいました。現在この編成に車内案内表示装置が千鳥状にしかないのは、それが理由です。

 

管理人は10-251に乗り、台車近くの席を占めて主電動機の唸りを堪能しました。駅間距離の長い相模原線なので、線内各駅停車でも、それなりに唸りは堪能することができました。本当は京王多摩センターまで乗るつもりだったのですが、気が変わって調布まで乗ってしまったくらいです(^_^;)

 

京王では既に、直流電動機搭載車は、事業用を含めて全廃されていますので、京王の路線を走る直流電動機搭載車は、乗り入れて来る10-000形だけということになります。それももはや5編成しかないとは…。

現在残っている編成は、昭和63(1988)年から平成9(1997)年にかけて投入された車両ですから、車齢はそれほど高くはありません。しかし、メンテナンスの手間がかかり、電力消費量の大きい直流電動機搭載車両は、置き換えを急ぎたいのが事業者の本音でしょう。ということは、残る5編成も、もしかしたらそれほど先が長くないのでは…と思ってしまいます。

しかしやはり、こちらの注目度はメトロの6000系ほどではないようです。

というわけで、今回のタイトルの元ネタは今クールのヒットドラマから。しかし、ドラマとは「あなたのことはそれほど」の意味は全く違います。

 

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№3308.都営10-000形のバリエーション

№3922.京王相模原線で見る都営地下鉄の車両

 

※ 当記事は京王の路線内での取材でしたが、記事のテーマが車両としての10-000形であることから、記事のカテゴリを「京王」ではなく「都営交通(バス以外)」としています。

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昨年に引き続き、日本ダービー開催前日の京王線の様子をレポしようと思います。

 

京王新宿駅はやはり、日本ダービー一色に染まっておりました。冒頭のデジタルサイネージの広告(柱に画面が組み込まれていて、それがちょうどTVのCFのようにくるくると映像が変わる)もそうですが、もっと凄かったのが他の広告類。

 

まず3番線にあったのが、日本ダービーの蘊蓄をこれでもかと書き並べた大看板。

 

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「3=17」とは

 

勿論数学的な等式では3=17など成り立つわけがないのですが、これはどういうことかというと、日本ダービーは3歳馬のレースであるところ、馬の3歳は人間でいうと概ね17歳なのだとか。つまり「3歳馬、つまり人間でいうと17歳の若武者が繰り広げるレース」ということで、「3=17」というわけです。

その他にも様々な蘊蓄やトリビアが列挙されていましたが…その他は忘れました(^_^;) だって管理人は競馬をやりませんから。

 

その3番線へ通じるコンコース部分には、こんな横断幕が。

 

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「階段降りて日本ダービーへ」って

 

以前のCMで「玄関開けたら2分でご飯」というのがありましたが、それを連想させます(^_^;) 階段を下りて、特急or準特急に乗ったら日本ダービー、というわけです。実際、開催日は特急・準特急が東府中に臨時停車しますし。

しかし実際には、この3番線から直に府中競馬正門前駅(東京競馬場最寄り駅)に行くことはできません。東府中で乗り換える必要があります…という突っ込みは野暮というものですね、はい(^_^;)

 

あとはこちらのキャッチフレーズ「京王乗って最高峰の闘いへ」というのは、これってもしかして…。

 

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あの山と掛けてる?

 

どう考えても、高尾山と掛けてるでしょこれ。

 

以上はキャッチ―な宣伝ですが、こちらはぐっと実用的な案内。

 

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東府中臨時停車も案内されている

 

先ほどの「さあ、階段降りて日本ダービーへ!」の煽りとは全く正反対の案内です。東府中臨時停車があれば、3番線から特急・準特急に乗るのが最速ですから。

ただし、同じ準特急でも、2番線から出る列車には乗ってはいけません。なぜかというと…。

 

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準特急の並び

 

左の8000系が2番線、右の7000系が3番線ですが、2番線の準特急は橋本行きだから。つまり調布から多摩センター方面へ向かってしまうので、東京競馬場には永久に行き着けません(^_^;)

 

管理人もこの後、3番線の準特急に乗って府中競馬正門前へ。しかしさしたるネタがなかったため、東府中に戻って京王八王子へ、八王子から橋本までJRでショートカットし、相模原線へ向かいました。

次回は、橋本駅で遭遇した車両を取り上げます。

しかし、去年のようなダービーラッピングの編成は遭遇しなかったですね(´・ω・`) 今年は実施しなかったのか、それとも管理人が遭遇できなかっただけなのか。

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5月20日、思い立って方南町支線へ。

方南町駅は相変わらず手付かずですが、いつ本線用の6連対応の改造工事に着手するんでしょうね?

 

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相変わらず色濃く営団テイストが残る

 

さて、この日は中野坂上寄りの2番出口から出て、地上の方南通りを東へ歩きます。すると川に突き当り、その川を渡ったところに検車区があります。

地図はこちら↓

 

 

 

 

 

この検車区こそ、中野車両基地です。

 

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車両基地が見える

 

川を渡って、フェンスの隙間にコンデジのレンズを当てて撮影。(したがって管理人は敷地内には一切立ち入っておりません)

 

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02系が並ぶ

 

丸ノ内線は分岐線も含めて、平成7(1995)年に02系に統一され、その体制がかれこれ20年以上続いています。しかしこれも、早晩見ることができなくなる光景ではあるのですが…。

 

実はこの中の車両基地には、退役した銀座線用01系の第01編成が、3連に編成を短縮されて保存されているのですが、それを見たかったというのもありました。

肉眼では確認できましたが…写ってるかな?

 

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写真の中央部にいるんですが

 

それなら望遠でどうだ。

 

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僅かに写っているのわかります?

 

これだとわかりにくいな(^_^;)

 

敷地に沿って歩きます。地図でいうと、ピンを打った真上の部分で、中野富士見町駅とつながる線路が地下に潜るあたりです。

 

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ここから車両がちらりと見える

 

中野車両基地は、全体として高い塀、またはフェンスに囲まれていて、車両を撮影することは困難です。だからといって、三脚など持って行っては近隣住民に大顰蹙を買ってしまいますので、仕方ありません。

 

あとは中野富士見町駅を目指しててくてく歩きます。

すると、途中にこんな立派な門と表札が。

 

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「丸ノ内線工務区」

 

ここは信号・保線関係の部署でしょうか。

 

さらに歩くと、バスも行き交う広い通りに突き当たりますが、その道を右に行くと、中野富士見町駅があります。

 

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駅舎は地上

 

ここのように、ホームが地下にあるのに駅舎・改札口が地上にある地下鉄の駅は、東京だと同じ丸ノ内線の本郷三丁目や、日比谷線の広尾・三ノ輪、都営浅草線の西馬込などがあります。概して開業年次が古い、ホームが浅い路線が多いですが、何事にも例外はあるもので、西馬込駅のように、駅設備が地上にありながら、それほど浅くない駅もあったりします。

 

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改札口も地上

 

この駅は改札口とホームにつながる階段がガラスに囲まれているため、非常に明るくなっています。

 

それはいいのですが、実はこの日は、真夏を思わせる非常に暑い日でもありました。管理人は危うく熱中症になりかけ、駅のホームでしばらく休んでいたくらいです。結局、新宿三丁目から副都心線に乗り換え、東横線直通電車に乗り、そのまま帰宅しました。

 

感想。

東京メトロの第三軌条路線の車両整備を一手に引き受けているだけあって、非常に敷地が広く、見て回るだけでも結構大変だったのが印象に残っています。第三軌条路線の新車搬入は、今年の1000系第40編成のそれを最後に、しばらく途絶えることが決まっていますが、今度車両の搬入が再開されるときは、丸ノ内線用02系の置き換えが始まる時期です。そのときが楽しみなような、怖いような。

 

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№2208.方南町支線の今 

№3566.本線用80番代3連はどうなる? 方南町支線訪問 

昨年の鉄道友の会ブルーリボン賞(以下『BR賞』と言います)受賞車両が、有料列車用でも特急用でもない阪神5700系が受賞したことで、傾向が変わったのではないかと思われた、BR賞の選考過程。

今回も、そのことを色濃く感じさせる選考ではありました。

 

2017年BR賞=JR九州「DENCHA」ことBEC819系

ローレル賞(LL賞)=JR東日本E235系、えちごトキめき鉄道ET122系1000番代「雪月花」、静岡鉄道A3000形

 

もしET122系がBR賞を獲得したら、富山ライトレール0600形以来の、旧国鉄・JR転換路線を運営する第三セクターの車両の受賞だったのですが、そうはなりませんでした。

 

(鉄道友の会のニュースリリースはこちら

 

BEC819系のBR賞選定の理由はこちら↓(鉄道友の会のニュースリリースから引用)

 

気動車から電車システムに置き換わることにより、エンジンの騒音・振動・排気ガスがなくなり、動力費およびメンテナンス費用の削減、回生ブレーキによる電気エネルギーの再利用等、環境負荷の低減に大きく寄与し、電車になることで沿線イメージ向上などの効果も期待されます。これらの特徴を高く評価し、ブルーリボン賞に選定しました。

 

…ということは、やはり技術的な面を評価してBR賞に選定したと読めます。

 

しかし、こういう技術的な面の評価は、以前であればBR賞ではなくLL賞の対象になったはず。そうだとするとやはり、いくらめぼしい特急車両がデビューしていないとはいっても、選考の基準が変わってきたことは否めないと思われます。

…とか何とか言って、来年度のBR賞は東武500系「Revaty」か京王新5000系、その翌年は小田急70000形なんだろうけど。

 

LL賞のE235系、静鉄A3000形は、いずれも順当な結果と思われます。

 

あ、あと来年は「四季島」がBR賞候補になると思われますが、管理人の個人的意見としては、あのような車両、「瑞風」もそうですが、こういうBR賞/LL賞の対象外にすべきだと思いますよ。なぜかというと、「日常輸送」を担う車両ではないし、望んで乗れる車両ではないから。そういう意味では、E655系や「ななつ星」がBR賞を獲っていないのは正しいと思うし、かつてあったジョイフルトレインの受賞車両などは、疑問を持たざるを得ないのですよ。その気になっても乗れない、乗ることが困難な車両を顕彰する意味がどれほどあるのかと思いますから。あくまで管理人の個人的意見ですが。

あるいは、えちごトキめき鉄道の「雪月花」がBR賞を獲らなかったのは、やはり「観光列車」ということが投票行動に影響したんですかね?

 

最後に。

今回は写真がありません。なぜかというと、E235系以外は実車を見たことがないもので(^_^;)

 

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№556.ブルーリボン・インパクト(前編) 
№557.ブルーリボン・インパクト(後編)