かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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一ヶ月くらい前に書こうと思ってた記事なのですがバタバタしててまとまった記事を中々書けず…(^_^;)

今日ふと思い出したので改めてまとめていきたいと思います。





本日のお話のテーマはタイトルにも書きましたが、

『定義不明のキャッチフレーズ』

についてです。



なんだそりゃ、と思われる方も多いかと思いますが、

聞いてみればひとつふたつは必ず聞いたことがあるものばかりだと思います。



これはどういうものかというと、

「定義が明確に定められていないけど化粧品の宣伝文句として多用されていて、しかもかなり広い認知を受けているキャッチフレーズ」

のことですね。



さっと思いついたものをいくつか列挙してみますと以下の様なものがあります。

・オーガニックコスメ
・ミネラルファンデ
・アミノ酸系シャンプー
・ナチュラルコスメ
・無添加コスメ
・オールインワン○○
・~美容液


…などなど、

化粧品を少し知っていれば必ずどこかで聞いたことがあるようなフレーズばかりではないでしょうか。


こういうものをかずのすけは「定義不明キャッチフレーズ」と呼んでいて、

化粧品を購入する上でこれらのフレーズにはとても注意が必要になります。




◎『定義不明』ってどういうこと?


「オーガニックコスメ」なんかを例にするとすごくわかりやすいですが、

このフレーズ、僕のブログを読んでくださっている皆様の場合は知らない人の方が少ないと思います。

多くの化粧品メーカーが利用していて、

「オーガニックコスメ専門のブランド」

なんてのも存在するくらい現在の化粧品市場で大きな立場を確立しています。




しかしこの「オーガニックコスメ」・・・

一体どんなコスメなの?

と聞かれても、

正確な言葉の説明をすることが実は不可能なのです。


というのも、

この言葉には現在日本では明確な定義が設けられていない
のです。

(定義…その言葉の定まった意味のこと。)


明確な定義が設けられていないというとどのようなことが起こるかというと、



このようにA社とB社で別々の定義が勝手に設けられてしまいます。


これがどういう結果を招くかというと、


例えばこれまでA社の商品を使ってきた人にとっては

「オーガニックコスメ」=「植物成分オンリーの化粧品」

と思い込んでいるのですが、


その思い込みのままB社の化粧品に手を出したりするとB社では

「オーガニックコスメ」=「植物成分もちょっと入っている化粧品」

という定義で商品を作っているため、

消費者の認識とはずれた商品を購入してしまう

ということが起こりうるのです。



これはナチュラルコスメとかミネラルファンデにも同じことが言えるでしょう。





◎重大な「思い込み」を招く危険性大!


定義不明のキャッチフレーズを用いた化粧品では、

各社が勝手にその言葉の意味を決めてしまっているため

消費者の思いもしない思い込みを招く危険性があります。


オーガニックコスメなどでは大した問題ではありませんが、

例えば「アミノ酸系シャンプー」というワードの場合は下手をすると全く求める商品と違うものを手にしてしまう可能性もあります。



一般的に言われる『アミノ酸系シャンプー』の意味は、

基本的には「主成分の洗浄剤にアミノ酸系界面活性剤を使用したもの」というものだと考えられます。


アミノ酸系界面活性剤は比較的最近開発された成分で、

概ね洗浄力が穏やかで肌への刺激が弱いことで知られています。


なので「敏感肌向けのシャンプー」として昨今一部の消費者にとても人気なのです。



しかし実はこの「アミノ酸系シャンプー」も明確な定義が設けられているわけではありません。

なので一般的にはアミノ酸系界面活性剤ベースのシャンプーと思われていても、

メーカー側がその認識に沿うとは限らないのです。




例えば

アミノ酸系シャンプー=『アミノ酸』を配合したシャンプー

というふうに別の定義でこの言葉を使ってしまえば、

誰も文句は言えなくなりますよね。



「アミノ酸」と「アミノ酸系界面活性剤」は成分的には全く別物で

「アミノ酸」なんてのは化粧品の成分としてよく用いられていますが、

単なる保湿成分でもし配合したとしても微量にしか配合されません。


アミノ酸系界面活性剤をベースに使ったシャンプーの場合はこの高級な界面活性剤を10%以上は必要でとても原価が上がりますが、

アミノ酸を微量に添加するくらいなら原価にはほぼ影響を与えません。



つまり、

主成分に安価で刺激のあるラウレス硫酸Naとかオレフィンスルホン酸Naとか使った普通の安物シャンプーでも、

アミノ酸をちょっと加えて「アミノ酸系シャンプー」として売り出すことは十分可能なわけです。




すると敏感肌の人にとっては非常に困ったことですよね。

「敏感肌向けのアミノ酸系シャンプー」を買ったと思ったら、

実際には普通の安物シャンプーと大して変わらないものを買わされてしまうわけですから…。




実際に今の市販シャンプーではこういう売り方がすごく多いように感じます(^_^;)



◎とりあえず「美容液」を付ければいいという風潮も・・・


また最近では何かしら適当に「美容液」というフレーズをつけておけば良いという風潮もあります。


例えば「日焼け止め美容液」とか、「美容液成分配合の化粧水」とか、「オールインワン美容液」とか…


そもそも「美容液」という化粧品には定義が特に無くて、

メーカーがその化粧品を「美容液」として登録してしまえばそれは美容液になります。

極論を言えば水100%でも美容液として売れるんですよね。



なので「美容液成分」とか「~美容液」というワードにはまったく意味がなくて、

実際に最近そういう化粧品をたくさん解析してきましたけど、


某日焼け止め美容液なんてどう見てもただの日焼け止めですし

美容液成分○○%!とか言う奴も成分的にはほぼ水でしょそれって言うのばっかりです(^_^;)




「美容液から作った~」

っていうのを最近よくCMでも見かけますしとても人気っぽいですが、

もうやめようよそういうの…(-_-;)

ってほんとに思います…。。





◎定義不明のキャッチフレーズに惑わされないためには


ハッキリ言ってこの対策法はひとつしかありません。

「成分から判断する癖をつける」

ということです。



植物成分のみのオーガニックコスメがほしいなら、

成分表を確認すれば一発で分かります。

植物の名前以外が並んでたらそれは違うということですからね。



アミノ酸系シャンプーだって、少し勉強をすれば成分の一個目二個目で判断できます。


重要なのは自分の中でその化粧品の定義をしっかり持っておき、

成分から「果たして本当にその定義に見合った商品なのか」を見分けられるかどうかです。



もちろんひと目で見分けるにはかなりの勉強が必要になると思いますが、

最近ではネットがすごく発達していて成分名をちょっと検索すればどういうものかはすぐにわかるようになってきてます。


そういう風に自分で調べることを繰り返すと、

いつの間にかひと目で選べるスキルを獲得できているやもしれません…。


どうしてもわからない時はかずのすけに聞いてみるのもひとつの手段です(^^;)笑






というわけで最後になりますが。



どんなものもキャッチフレーズをそのまま盲信せず、

「ホントにそうなのか?」

という『まず疑う』の視点を持って商品選びをしてみる癖をつけましょう。


賢い消費者となるためには特に大切な心得です。




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