旅日記 つづきです。
小豆島旅日記(5)~なぜに小豆島?/オリーブ公園~
小豆島旅日記(9)~レタスちゃん(=^.^=)/おじいちゃんの畑~
小豆島旅日記(12)~昭和風 こまめ食堂/アズキノイス
小豆島~高松~金比羅旅日記(15) ~金毘羅さん~
金毘羅さん参拝からの帰り道
雨が降ってきました。
「台風 来たね」
でも さほど濡れることなくホテルへ
翌日は台風四国直撃
とのニュースを聞いていたので
「仕方ない ここで過ごすしかないね」
と腹を据えました。
急遽連泊することになったこのお宿
キャンセルがたくさん出たようで
宿泊客も少数。
お風呂自慢の温泉宿 琴参閣
朝風呂は貸切状態。
夜も一緒になったのはほんの数名。
何度も湯に浸り
その度マッサージ機で
「あー 極楽」
台風の1日を
ゆっくり静かに過ごすことが出来ました
「ここにして良かった~」
朝風呂で男湯⇔女湯が入れ替えになっていて
息子
「やったー よーし バラ風呂だぁ」
と張り切って行ったけれど…
バラ風呂は女子専用だそうで
残念だったねー^^;
そこだけかな
ちょっぴり残念だった点は。
そもそも 男子がバラ風呂ってのもどうかと…
このお宿
高い天井
広々とした空間
和を感じる装飾で
和む 寛げる
ゆったり まったり ほっこり
飾られている数々の美術品や活花
受付
部屋までの案内
温泉の係りの方にしても
「サービスがとても行き届いている」
と感じました。
バラ風呂に入っていた時は
私ひとりだけだったのに
係りの方が
カゴいっぱいに入った色とりどりのバラを
追加して入れてくれたんです
「どうぞごゆっくり~」
笑顔と共に。
特に素晴らしいなと感じたのは
夕食のサービス。
息子はアレルギーがあって
甲殻類 タコ イカ 貝類もアウト。
それを予約の時に伝えておくのを忘れてしまい
席に座ってから仲居さんに伝えたのです。
私 よく忘れてしまうのだけど
当日の場合 お料理の変更は出来ず
別皿にアウトな物を取り分ける
が通常の対応です。
でも このお宿は違いました。
「料理長と相談してみますね」
と和服の仲居さん 笑顔で奥へ。
食前酒と前菜をいただいているうちに
「大丈夫です。
材料お取替えしてお出ししますね」
と。
お造りは息子もこのままで大丈夫
もう すっごく嬉しかったので(>0<)
全皿撮影
左:私がいただいた通常のお料理
右:息子用特別料理です。
息子の茶碗蒸しは海老抜き
混ざったり触れているだけでもアウトなので
「全部うまかった(^O^)」
と息子も感激
「お手数かけてすみません。
とっても嬉しいです」
とお伝えすると仲居さん
「良かったです」
とやっぱりニッコリ。
あと息子が感動していたのは
このお冷。
最初 小さいコップだったのだけど
お代りの際
大きいグラスに変えてくださいました。
「これなら何度も『お代わり』
って言わなくて済むもんなー」
とんかつ屋さんでホールのバイトしてる息子
「サービスする側として
お客様の希望を読み取って
それを自然と提供するって大事だよね」
なんて話しました。
お肉と野菜はこのままOK(^^)v
これも柔らかくてウマウマ
20代とお見受けした若い仲居さんは
料理を置きながら お皿を下げながら
「どちらからいらしたんですか?」
「ご旅行ですか? いいですね~」
「これからはどちらへ?」
などなど話しかけて下さって
そこから話が広がって
息子も一緒に笑って…( ´艸`)
「サービスもお味のうちだなぁ」
としみじみ感じた美味しい時間でした。
息子のはちりめんふりかけも
違うものに替えてくれてました
細かい所まで気にかけてくださって
感謝(^人^)
”温泉にバラを追加するのは
お客様がたくさんいる時”
”当日 料理の変更は出来ない”
”お冷のコップはこの小さいコップ”
このお宿は
そんな”マニュアルきっちり!”
ではないのでしょうね。
デザートは醤油豆のアイス
絶品でございました
素材や味付けももちろんだけど
どんな気持ちをこめるかもまた
お料理が美味しくなる大事なスパイス
それは料理に限らず
何に対しても同じなのよね。
「どうしたらより心地よく過ごしてもらえるか」
「こうしたらもっと喜んでもらえるかしら」
そういう気持ちで
接して下さっていたのがわかります。
2日目は大雨で外に出ることが出来ず
部屋でまったりしていた時
お掃除に来てくださった方もそうでした。
「あいにくの台風ですが
どうぞゆっくりなさってくださいね」
しばらくラウンジで過ごしてから
部屋に戻ってみると
きれいにベッドメイキングされた枕元には
お菓子やおつまみがたくさん
テレビ観ながら2人で完食(*^o^*)
旅行に行くと
せっかく遠くまで来たのだからと
つい動き回って
予定をこなすことでいっぱいになりがちだけど
今回初めて
”ホテルでなぁ~んにもしない時間”を過ごし
サービスの中にこめられた
美味しい気持ちをたくさん感じられて
嬉しかった
良かった
ちなみに朝食バイキングはこんな感じ
朝からケーキも♬
おなかいっぱい (^O^)
美味しい時間をた~んと
ごちそうさまでした
~ つづく ~
あなたの優しさの光を広げましょう
あなたは優しい人ですね
人を気遣い 真心を与えることが出来ます
あなたの優しさはどんな形であれ
ちゃんと伝わり 広がっていきます
私の思いはきっと伝わる
そう自分を信じて 心をこめて
あなたの優しさの光を伝えてくださいね
同様に人から与えられる優しい思いやりも
じんわり心で感じてみましょうね