「逃げるは恥だが役に立つ」第6話~温泉一泊旅行にまつわるエトセトラ | 日々のダダ漏れ

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「逃げるは恥だが役にたつ」



第6話
温泉一泊旅行にまつわるエトセトラ


火曜の朝は、
資源ゴミを出すところから始まる。
いつものように、お弁当を準備し、
いつものように、朝食を作る。
以前は着替えてから
部屋を出て来た平匡さんが、
寝巻き姿でうろついている事が、嬉しい。
この喜びは、野生のカピバラを
手なずけた感覚? 撫でたい。
撫でたいけど、逃げられそうで
これ以上は近寄れない。みたいな。

平匡さんを送り出したあとは、
片づけて洗濯して、
掃除するとういうルーティンワーク。
加えて週に一度の掃除もこなし、
昼休みに歯医者へ行き、買い物へ行き、
家に帰って洗濯物を取り込む。
アイロンをかけ、夕飯を作る。

夕飯の片づけを終え、
明日出すゴミの用意をするまでが、
家事でお給料を頂いている私の仕事。


**********

みくり) ところで今日は、火曜日です。
    「ハグの日」、ですよね。
平匡) 承知しています。ですが、先日…。


(回想)
みくり) ハグしていいですか?
平匡) 今日は、火曜日じゃないですが。
みくり) 前借りでお願いします。


平匡) つまり、今日は火曜ではあるものの、ハ
    グにしない火曜という事になるのでは?
みくり) もう忘れてくれたものかと。
平匡) 忘れませんよ。
みくり) じゃ、前借りの前借りで。
平匡) そんな、借金の自転車操業みたいな事
    言わないで下さい。
みくり) 冗談です。分かってます。
    火曜だったので、一応確認でした。
平匡) 下は冷えます。




みくり) ありがとうございます。
    失礼します。




何という平和。

**********

百合) 二人で、新婚旅行、行って来なさい。
みくり) 百合ちゃん、私たち、新婚旅行は…
平匡) 僕も仕事が、あるんで。
百合) こういうのはね、行ける時に、行くの!
    いつ行くか? 今でしょ!




百合) いつかいつかと思ってるうちに子供
    ができたとします。3年は旅行へ行け
    ません。2人目ができたとします。
    さらに3年は困難です。
みくり) 先生。
百合) どうぞ。
みくり) 私たち、子供をつくる予定は…。
百合) 甘い! 人生が予定どおりにいくのなら、
    私は27で結婚していました。お小言おば
    さんやセクハラおばさんになる運命など、
    誰が想像したでしょうか。いいですか?
    思いもよらないことが起こるのが~人生
    です。




平匡) えっ、金八?
みくり) 林先生ですよね。
平匡) いや、でも今、ほのかに金八の香りが。




百合) 大体ね、アンタ達がうまくいってるか
    いってないか分かんないから、こんな
    ペア旅行券なんか頼んじゃったのよ。
    本当ならね、高級食材とか、一人で行く
    リゾートスパとかそういうのを選ぶはず
    だったのよ。それなのにあなたたち…
平匡) 行かせて、いただきます。
百合) よろしい。じゃあ、帰る。




みくり) いいんですか?



平匡) 仕方ありません。
みくり) すいません。
平匡) いえ。


**********

平匡) そこまで浮かれたものでも、
    楽しいものでもありません。
日野) 旅行でしょ。楽しいでしょ。
平匡) 目下の心配は、夜です。
日野) 夜?


果たして、眠れるだろうか。
ツインルームとはいえ、
女性と同じ部屋で眠ったことなど、ない。


日野) そんなに深刻なら、
    あとでいいものあげるよ。
平匡) あっ、旅行のこと、沼田さんには
    絶対に言わないで下さい。
日野) 何で?
平匡) 風見さんに伝わるからです。
    風見さんにも絶対に言わないで下さい。
日野) 何で?




日野) どうした?
平匡) いや、沼田さんがどっかで聞いてる
    んじゃないかなと思って。
日野) 忍者じゃないんだから。
平匡) はい。ホントに言わないで下さいね。
日野) 分かった。
平匡) お願いします。
日野) あとでいいものあげるから。




**********

みくりさんと旅行だなんて風見さん
に話したら、羨ましがられてしまう。
それに、旅行といっても、
実態はただの社員旅行。せいぜい
従業員の慰労に努めるとしよう。


**********

みくり) わあ…素敵なお部…。





**********

高校の時の彼氏は、
正反対のタイプだった。


(回想)
カヲル) ちっさっ! 何これ?
店員) エスプレッソでございます。
カヲル) こんなの頼んでない。
     普通のにかえて。
みくり) カヲル君、私たち頼んだよ。
カヲル) だってこんなんだって知ってた?
みくり) 知らなかったけど、頼んだんだから。
カヲル) すいませーん。かえてくーださい。
みくり) すいません…。


きっと平匡さんなら、

(みくり・妄想)
平匡) 小さい…ですね。
みくり) まさか、こんなサイズとは。
平匡) 勉強になりました。
みくり) はい。
平匡・みくり) にがっ。






妄想ですら平和。

**********

私、何で付き合ったんだっけ?

学園祭を前に、
周りがどんどんカップルになって、
そんな時に付き合おうって言われて、
カッコイイし、悪い人じゃないし、
いいか、なんて。

でもあまりに価値観が合わなくて、


(回想)
みくり) カヲル君、
    そういうところ直した方がいいよ。

(回想)
カヲル) これ、メッチャ良くない?
みくり) 全然似合ってない。

(回想)
カヲル) 痛いっすよ。
みくり) 人とぶつかったらごめんなさいでしょ。


結果、お前といても楽しくないと、フラれた。

**********

嫌な言い方をしてしまった。

(回想)
平匡) 付き合ってる女性の方も、ちょっと、
    人間性を疑ってしまいますね。


あんなのは、モテない男のひがみだ。
どんな相手を選ぼうが、
その人の、自由なのに。


**********

みくり) 平匡さん、写真撮りませんか?
平匡) 写真?
みくり) 2人で浴衣着て、ラブラブ風な
    一枚を百合ちゃんに。

(日野にもらった包みを開けて慌てる平匡)
みくり) バッグに何か?
平匡) いえ、何も。
みくり) ペットの猫がついてきちゃった?
平匡) 猫飼ってないでしょ。
みくり) 冗談です。
    何かこの部屋暑いですね。
    冷たいもの買ってきますね。




**********

電・日野) だって津崎君が、
     夜が心配だって言うから。
電・平匡) そういう心配じゃありません。てっ
     きり、安眠グッズとか、リラックス効果
     のある何かをくれたものだとばかり。
電・日野) 高かったんだから、
     無駄にすんなよ。ちゃお!
電・平匡) ちゃ…。

(電話を切ってしまう日野)
平匡) しかも3本!
(扉が開く音)
(ベッドにドリンクを隠す平匡)
みくり) お水とお茶、どっち…
平匡) ちゃお! お茶を…。
みくり) どうぞ。平匡さん。
平匡) はい。
みくり) ダブルベッドになってしまいましたが、
    これだけ大きければ、雑魚寝のつもり
    で、端と端で問題なく眠れると思います。
    ソファーに一緒に座る感覚で。スプリン
    グも良さそうだし、互いの振動も、そん
    なに気にならないんじゃないでしょうか。

(ベッドの上に仰向けに寝てみるみくり)
みくり) うん? 下に何か…。



平匡) わあーっ、ダメです。中にマムシ!
    ムシ、虫がいます。
みくり) 大きい?
平匡) かなり深刻な虫なので、見ない方が。
みくり) 仲居さん、呼びましょう。
平匡) いや、そんな大ごとでは。
みくり) 虫なんですよね?
平匡) ま…むしです。
みくり) なら正当な苦情です。
    クレーマーにはなりません。

(ベッドからドリンクを取り出し、隠す平匡)
平匡) あっ、逃げた。逃げました。
みくり) えっ、どこへ?
平匡) そのみくりさんの足の方に。
みくり) えっ、ちょっと…あっ!

(足を滑らして倒れそうになるみくり)
平匡) あっ!









平匡) 不可抗力です!
みくり) 分かってます。大丈夫です。
平匡) セクハラでは!
みくり) 大丈夫です。事故です。セーフです。


到着して2時間もたっていないと
いうのに、果たして僕は、
社員旅行というミッションを、
無事やり遂げられるのだろうか。


**********

平匡さん、すごい汗。
何だか、私まで。


平匡・みくり) 暑い!

**********

仲居) チェストの下に落ちてました。



平匡) ああ…。
仲居) 失礼します。




平匡) 何て素晴らしい仲居さんなんだ。



みくり) 忘れ物を届けるくらい当然じゃ?
平匡) いや、あの方は、仕事プラス
    アルファの気遣いができる、
    素晴らしい仲居さんです。
みくり) 何ですか? それ。
平間) みくりさんには関係ありません。
みくり) せっかく来たんだし、
    お風呂一緒に入りますか?

(動揺して包みを落としてしまう平匡)
平匡) あっ、見ないで!



平匡) それから、お風呂に一緒に入るとか、
    そういう冗談を、軽々しく言わないで
    下さい。僕たちはただの雇用関係で、
    あと、火曜日にハグをするだけの関
    係でしょ。今もただの社員旅行ですし、
    それ以上でも、それ以下でもない。
    まったくもう…。みくりさんは、すぐに、
    突拍子もないことを言いだす。


**********

怒られてしまった。
私のこの小賢しさが、いつも彼氏に
フラれる原因なんだよなぁ…。

あーいつもならちっとも羨ましくない
ベッタベタのカップルが、羨ましく見える。

これは社員旅行。
百合ちゃんへ、感謝の貢ぎ物を。


**********

沼田) 仕事の半分は、
    仕方がないで、出来ている。
百合) 残りの半分は?
沼田) 帰りたい。
百合) やる気ゼロじゃない。
沼田) ハハハハ…。
    でも、仕事だけが人生じゃない。
    ほどほどの仕事でも、食ってけりゃ
    それでいいじゃない。
百合) それも一つの真理よね。
沼田) 百合さんは、
    やりたい仕事をやってるんだよね。
百合) まあね、でも最近、自分がかけた時間
    と労力に対して割が合わないような気
    がしてきちゃって。
沼田) 割とか言い出したら、何もできないよ。
百合) そうなのよね。
山さん) 人間は悲しいかな。見返りが欲しく
     なってしまう生き物なんだよ。
     特に恋愛に関しては。
百合) ちょっと、仕事の話してんだけど。
沼田) まあまあまあ。
山さん) 自分が相手にかけた愛情と同等の愛
     情が返ってこないと人は、不安になる。
     愛情がもらえなくても、同等の見返りが
     あれば納得できることもある。お金だと
     か、生活の安定だとか。でもね、思いが
     強いほど次第に耐えられなくなるんだ。
     俺ばっかり、私ばっかりが積もりに積も
     って、関係は、終わりを迎える。(泣)
沼田) (泣)
百合) ちょっと、つられないでよ!


**********

みくり) すいません。
    いつも、手抜き料理ばっかりで。
平匡) 手抜きだったんですか?
みくり) そういうわけでもないんですが。どう
    しても、効率重視になってしまうので。
平匡) 日々の生活の中で、効率は大事です。
    お店の味を求めるなら、それなりの時
    間と、料金をということになります。こう
    いう食事は、たまにだからいいんだし、
    僕はみくりさんの作る料理、どれもとて
    も好きです。立派なキンメだな。


私、意外と単純かも。
さっきのモヤモヤが、
平匡さんのちょっとした一言で、
嘘みたいに消えた。
ありがとう、百合ちゃん。
このキンメダイも、
隅々まで満喫するからね!


**********

沼田) 百合ちゃん頑張ってるよ。
百合) 沼ちゃんも、そのままでいいよ。
山さん) だよな、そうだよな。
沼田) だよね。
山さん) ああ。
百合) (泣)
風見) 一体何が…?
百合) 私、帰る。
風見) いいじゃないですか、もう少し。
百合) 明日も早いの。あっ、そうだ。
    みくりと平匡さんね、今新婚旅行
    満喫してるから。
風見) 冗談でしょ?




百合) もう、妬けちゃうぐらい
    ラブラブなんだから。


**********

思いもしないことが起こるのが、人生。
そのとおりです。百合先生。




契約結婚も火曜日のハグも、
無茶苦茶ではあるけれど、
こうやって、安全装置の付いた
疑似体験を味わうのは悪くない。
むしろ、理想的とまで思える。


(回想)
みくり) せっかく来たんだし、お風呂
    一緒に入りますか?


全くみくりさんは!
僕がプロの独身だからいいようなものの、
獣のような男だったらどうするつもりなんだ。




困った人だ。みくりさんは。

**********





うっかりバッグを蹴飛ばして、
中身を飛び出させてしまったばっかりに、
えらいものを見たような。

平匡さんに、
そんな度胸あるはずもないし、
何の用意も必要ないと思ってはいたけれど、
何が幸いするかは、分からない。




備えあれば憂いなしの「備え」が、
役に立つ時?


**********



いいんだろうか。
平匡さんの心のテリトリーに、
入らせてもらえるんだろうか。


**********



腕がしびれた。
だが下手に動いて
勘違いされてはまずい。
これは写真旅行。
一歩間違うとセクハラ。
大惨事だ。

世の中の男たちは、どうやって
一つ布団の女性と寝ているのか。
あらかじめググっておくべきだった。
いや、こんなシチュエーション、
普通はないのか。


**********

完璧だった。
耳栓とアイマスクでみくりさんの
気配を完全に断って、
眠ることに成功した。
やりきった。
プロの独身、やりきりました。


**********

あたらしき
したぎむなしい
秋のあさ




みくり) はあ~。

私は一人で、何をやっているのか。
思い返せば、
結婚しましょうだの、
恋人になりましょうだの、
ハグをしましょうだの、
ハグの前借りだの、
どれも私の一方的な要求で、
優しいから、
受け止めてくれてるんだろうけど、
いつもいつも、私から。


みくり) 疲れた…。



**********

カヲル) 森山の、元カレでーす。
みくり) それ言う必要なくない?
カヲル) こいつめんどくさいでしょ。やかまし
     くて。まあ、悪いやつじゃないんすけ
     どね。あれ、渋谷のカフェ行った時、
     店で、俺にもう説教始めて…
みくり) 余計なこと言わなくていいから。
カヲル) 何で、そういうところ…
平匡) 先に、戻ります。ごゆっくりどうぞ。
リリカ) 彼、怒った? 平気?
カヲル) お前男の趣味変わったな~。
みくり) 変わったんじゃないよ、
カヲル) えっ?
みくり) 気づいただけだよ。


**********

百合) ゆうべは悪かった。
    意地悪しすぎた。ごめんなさい。
風見) どういう風の吹き回しですか?
百合) あなたがあんな顔すると思わなかった
    のよ。もっといい加減な気持ちで、みく
    りに近づいてると思ってた。ダメね。この
    年になっても、人の気持ちが分かんない。
風見) 自分でもよく分からないんです。
    ショックを受けたように見えたなら、
    そうなのかもしれません。この年に
    なっても、自分の気持ちが分からない。
百合) 困ったもんね。
風見) まったくです。
    僕は、何を求めてるんでしょう。
百合) 私に、聞かないでよ。


**********



あの時…

(回想)
カヲル) こいつめんどくさいでしょ。
     やかましくて。


何か、言ってくれるかと思った。

もしも今、
手をつなぎましょうって言ったら、
「今は社員旅行中です」
て、怒られて、
「新婚旅行のフリをするという

仕事の最中でもあります」
て食い下がったら、
「それは、グレーゾーンですね」
なんて困った顔をして、
仕方なく、手を出して。

でも欲しいのは、
仕方なくなんかじゃなくて。
私は、平匡さんに何を求めてるんだろう。




**********



疲れたけど、楽しかったな。

(回想)
カヲル) 森山の元カレでーす。
     こいつめんどくさいでしょ。
     やかましくて。


彼に、腹も立たなかった。
自分の方が、みくりさんを
知ってると思ったから。

僕は知ってる。
穏やかな微笑みも、
ぬくもりも、優しさも。

もしも今、手を重ねたら、
みくりさんは、どんな顔をするだろう。
この旅が終われば、雇用主と従業員。
週に一度、ハグをするだけの関係。
今までどおり。


**********

今までどおりでいい。
もうやめる。




もう疲れた。



何もしない。
何も求めない。
この旅が終われば、
平穏な日常に戻る。


**********

あと一駅。(みくり)

あと一駅。(平匡)

あと…一駅。(みくり)

永遠に、
着かなければいいのに。(平匡・みくり)








**********

アナウンス) ご乗車ありがとうございました。
     終点、三島、三島です。東海道線、
     新幹線ご利用のお客様は、
     お乗り換えとなります。
みくり) 行きましょうか。












**********


先週に引き続き…逃げ恥萌えフィールド全開!
嬉し恥ずかし新婚旅行…いや、社員旅行編w
笑って、萌えて、しんみりして、泣いて…そして
驚愕のラストシーン。今週も…やられっぱなし。

修善寺に向かう電車の中、「ごめんね青春!」
に出て来た伝説のハートのつり革が~~!!
(ガッキーに向かって斜め左上方に見えます)





二人並んだところで、その間にハートが見える
という、なんとも粋な演出ではないですか~♪



「ごめんね青春!」を知らない方のために、つり
革についてご説明。伊豆箱根鉄道駿豆線(通称
いずっぱこ)の全てのつり革のうち、ひとつだけ
ある「ハートのつり革」。女子高生の間では、「2
人一緒につかんだ男女は、永遠に結ばれる」と
いう都市伝説もあるとか。それがこの、つり革♪

みくりの元カレの名前が、シンジに続きカヲルっ
って…エヴァつながりだわ、男の趣味が悪すぎ
だわ、若さゆえの過ちとはいえ…みくりったら!

日野プレゼンツ「とぐろターボ」に振り回される平
匡に笑い、アクシデントによる急接近にときめき、
自分だけが頑張ることに疲れたみくりに泣けた。
 
私は一人で、何をやっているのか。
思い返せば、
結婚しましょうだの、
恋人になりましょうだの、
ハグをしましょうだの、
ハグの前借りだの、
どれも私の一方的な要求で、
優しいから、
受け止めてくれてるんだろうけど、
いつもいつも、私から。

片思い、もしくは付き合っていても、自分の思い
の方が強すぎると、みくりのような気持ちになる
瞬間がある。いつも、いつも、自分から。相手も
その状態に慣れてしまう悪循環。好きだけどつ
らい。好きだけど疲れてしまう。そんな、遠い日
の切ない胸の痛みを思い出し、泣けてしまった。
 
今までどおりでいい。
もうやめる。
もう疲れた。
何もしない。
何も求めない。

何しろ、相手は独身のプロ。恋心に気付けない。
それだけなんだけどね。気付いてよ、平匡さん!
考えるな! 感じろ! 感じたままに動くんだ~!

みくりの涙が切なくて、動かない平匡に焦らされ、
悶々としながら終わりが近づいた瞬間のあの手
を握ってからのキス! テレビの前から悲鳴が聞
こえてきたよ。ふぎゃ~! 平匡~!グッジョブ!

 

●「逃げるは恥だが役に立つ」HP

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