日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc
日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、
ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「日々のダダ漏れ」は、感動したもの、面白いもの、美味しいも
の、私が好きなもの等を、勝手気ままに綴るお気楽ブログです♪

ドラマの記事につきましては、期待しているドラマの初回の紹介、
ドラマの中で私が好きなセリフ、シーンを記憶に残すために書い
ています。基本的に、面白いと思ったものを、お勧めのドラマに
ついて、自由気ままに書いていますので、面白いと思った回だけ
を単発で書いたりすることもあります。記事のスタイルは、まだ
まだ模索中なので大きく変更する事も。ご了承下さい(*^。^*)
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テーマ:

「わろてんか」 第87
第16週 「笑いの新時代」
たまには泣いてもいいんじゃないかな

 

 

りん) 姉さん。隼ちゃん、はよう入り。

てん) 隼也、こっち来ぃ。

隼也) 僕のせいや。

てん) あんたのせいちゃいます。

てん) お父ちゃんすぐに目ぇ覚まして、

 冗談や言うて笑わはるわ。

りん) ほら、手ぇ握って、

 声かけてあげよし。

隼也) お父ちゃん、ごめん。

 はよ起きてぇや、お父ちゃん。

てん) 藤吉はん、分かります?

 隼也ですえ。てんてんてんごの

 おてんちゃんですえ。

 もし聞こえたはるんやったら、

 目ぇ覚ましてわろとくれやす。

 なあ藤吉はん、わろてんか。

 

**********

 

トキ) はよ目え覚まさはったら

 よろしいのにな。

風太) すぐ目ぇ覚まして、また

 俺の番組表に文句つけよるわ。

トキ) 文句やないて。あんたが

 ええ加減やさかい、しょうこと

 なしに藤吉さん小言言わな

 アカンのや。

風太) 何を言うてんねや。今は万歳を

 増やすのが肝心なんや。それを落語

 落語て藤吉が…。

トキ) うるさい!

てん) あんたら来てくれて、

 何や心が軽うなったわ。

風太) おい、忘れたわけやないやろな。

 ずっと前、お前殴った時、「てんを一生

 笑わせる。幸せにする」て誓うたな。

 

(回想)

藤吉) 俺は男の約束いうもんは、

 命をかけてするもんやと思うてる。

 もし違えた時は、好きにせえ。

 おてんちゃんは、

 命に代えても幸せにする。

 

風太) こら藤吉! もし約束を違え

 るような事があったら、ただじゃ

 済まへんぞ! ええな! 

 すまん、大きい声で。

トキ) アホ…。

てん) おおきに。

 

**********

 

(窓のカーテンを開けるてん)

てん) 藤吉はん、もう朝ですえ。

 外はええお天気やわ。

 なあ、起きとくれやす。

(藤吉の耳元で文鳥の鈴を振るてん)

(戸が開く音)

亀井) (小声で)あっ、ごりょんさん。

 社長。

アサリ) 大丈夫か?

キース) アホ、大丈夫に決まってるやろ。

岩さん) そや。

てん) 皆さん来てくれはっておおきに。

 心配かけてすんまへんな。

看護婦) あんまり大勢は困ります。

 ご家族の方以外は。

亀井) わしら、家族です。

岩さん) そや。

てん) すんまへん。5分でええさかい、

 みんなの声聞かせてやりたいんです。

看護婦) そしたら、5分だけですよ。

亀井) 社長、いつまで寝てはりまんね

 んな。もうすぐ一番太鼓鳴りまっせ。

キース) お前がおらんかったら、

 寄席も、何やさみしいんや。

 病気やったら、代わりに引き

 受けたるさかい、こいつが。

アサリ) 何でやねん! 

 万丈目はんらが、東京から戻って

 きたら、パ~ッと快気祝やろな。

岩さん) そや。はよ元気になってや。

てん) ホンマ、今すぐでも目ぇ

 覚まさなあきまへんな。

 

**********

 

風太) これは、北村笑店始まって以来

 の一大事や。全員一丸となって、事に

 当たらなアカン。分かるな?

一同) はい!

風太) 社長が戻ってきはった時、 

 今より寄席を繁盛させて、驚か

 せたるんや。ええな!

一同) はい!

風太) ごりょんさんは、社長の看病で

 病院通いや。経理の事はみな、トキ

 が面倒見てくれる。

トキ) お金の事は、

 何でもうちに相談してな。

一同) はい!

風太) じゃあ、よろしゅうお願いします。

一同) はい!

風太) 以上!

亀井) 寄席繁盛させるて、

 どないしまんねや?

トキ) そんな手だて何かあるん?

風太) まだ、考えつかん。

トキ) え!?

風太) もう~藤吉おったらなぁ。

 

**********

 

<病室>

リリコ) 藤吉っつぁん!

てん) リリコさん!

リリコ) 藤吉、大丈夫なんか?

 なあ、リリコやで。目ぇ開けてえや。

 何辛気くさい顔してんの。

 頼むから起きてぇや。

てん) リリコさん、忙しいのに

 来てくれはって、おおきに。

リリコ) 大丈夫なんやろ?

てん) へえ。

リリコ) 絶対うちが助けたる。

 医者に掛け合うてくる。

てん) リリコさん?

 

**********

 

<廊下>

(椅子に一人座っているリリコ)

リリコ) アカンかったわ。金ならなん

 ぼでも出す言うたったんやけど…。

(リリコと並んで座るてん)

てん) おおきに。

 けど、じき目ぇ覚まします。

リリコ) あんた偉いなぁ。

 こんな時でもわろうてられて。

 うちは涙しか出てけぇへん。

(帯に挟んだ文鳥を握りしめるてん)

 

**********

 

<北村家>

(着替えの用意をしている点)

(結婚式の写真を見るてん)

栞) ごめんください。

 

**********

 

栞) 病院に行ったら、

 こっちに戻ったと隼也君から聞いた。

てん) お見舞いに行って頂いた上に、

 わざわざここまで。さっき、リリコさん

 も病院に来てくれはって。

栞) そうか。

てん) すんまへん。お茶も出さんと。

栞) ああ、いいんだ、構わないで。

てん) そういう訳には。

(台所に立つてん)

栞) 藤吉君、顔色はよかった。あの分

 だと、すぐに良くなって戻って来る。

てん) へえ。そう、思い…。

(しゃがみこんでしまうてん)

栞) 大丈夫か? おてんさん。

 きっと疲れたんだ。

てん) ちゃいます。悲しゅうて…

 心細うて…。けど、藤吉はんは

 約束してくれはった。

 一生うちを笑わせるって。

 そやから、今うちが泣いたらアカン。

 藤吉はんに叱られます。

栞) たまには泣いても

 いいんじゃないかな。

 藤吉君と、これまでよりもたくさん、

 笑っていけるようになるためにも。

てん) (泣)

(てんの肩に、そっと手を置く伊能)


**********

「わろてんか」を楽しくご覧になってる皆様
は、この先は華麗にスルーでお願いします。

 

若さゆえ~なのかな。おてんちゃんの藤吉

の手のさすり方が甘いというか、もっと気を

入れてさすってやれよ~と思ってしまって。

何か、仕事をしてるフリ、心配してるフリ…

に見えてしまうんだよね~。女の一代記を

やるなら、せめて20代の子にしてくれ~!

てんてんてんごの
おてんちゃんですえ。
もし聞こえたはるんやったら、
目ぇ覚ましてわろとくれやす。
なあ藤吉はん、わろてんか。


ホント残念というか…もうね、痛々しくて。

文鳥の鈴も、「てんてんてんごのおてんち

ゃん」も、「一生笑わしたる」も、藤吉が倒

れた今こそ、グッとくるキーワードになって

いるはずだったのにね…。何かねぇ、くっ

さいなぁって感じてしまった気持ちはその
まま変わらず、今も何だかなぁと思ってし

まうのよね。狙ってるところは分かるんだ

けど…気持ちがついていかないというか。

 

ドラマ名でもあるし、使いたい気持ちは分

かるんだけど…眠っている藤吉に話しか

けるてんの、「わろてんか」はないわぁ…。

分かるけど…ないわ。めっちゃ白けるわ。

 

てんが気丈に振る舞うのはいい。でもね、

栞の前で泣くのはねぇ…。制作側の狙い

が透けてみえて何かね…。身内じゃない

男の前で泣く女は好きじゃないんだよね。

「あさが来た」の五代ポジションを狙った

キャラだとしても、もうすでに、違うから!

ドキドキもハラハラも、キュンもないから。

栞様で引っ張るの、いい加減やめれ~!


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「わろてんか」 第86
第16週 「笑いの新時代」
藤吉、脳卒中で倒れるの巻

 

 

昭和4年(1929年) 初冬

 

北村笑店が東京に進出を果たした後、

元号も昭和となり、世の中も、笑いも

大きく様変わりしました。

中でも革命的だったのは、

ラジオ放送が始まった事でした。

ラジオ体操は、大阪中央放送所から

放送され、大阪ではちょっとした体操

ブームが起きていました。

 

藤吉) よっしゃ。これで今日も一日、

 元気に働けるで。

万丈目) へえ。ほなわてらこれから、

 東京向かわせてもらいます。

てん) キースさんアサリさんと入れ

 代わりですか。ご苦労さんです。

歌子) いいえ。汽車の長旅も夫婦二人

 連れやったら案外ええもんだっせ。

てん) 羨ましわぁ。

 

**********

 

てんと藤吉の家も、

新しい時代に合わせ改築され、

台所には水道とガスも引かれました。

 

てん) 何や、肩こりですか?

藤吉) う~ん、

 最近疲れが残りやすうてな。

てん) 毎日体操したはるのに。

隼也) 年や、年。

藤吉) うるっさいわ。

てん) 無理せんといておくれやす。

藤吉) ああ、大丈夫や。

 

**********

 

風太) これが来年の、

 各寄席のおおまかな番組や。

藤吉) ああ。え~と、天満風鳥亭が、

 万歳、万歳、万歳。ほいで、玉造も、

 万歳、万歳、万歳…。何や? これ。

風太) え?

藤吉) 万歳ばっかりやないか。

てん) 落語はどうするんえ?

風太) いや、落語は年々客足が遠の

 いてる。年が明けたら思い切って、

 落語の数減らして、万歳を中心にし

 てったらええと思う。いっそ、万歳だ

 けの小屋を作って…。

藤吉) アカンアカンアカン! 落語の 

 ない寄席なんて、寄席やないやろ。

風太) いやもうその考えが

 古い言うてんねや。

藤吉) 何やと?

風太) 今は文化生活いう時代や。

 文化住宅、文化まんじゅうちゅうもん

 があるぐらい、みんな新しい文化を

 求めてんねや。それやのに落語は、

 百年も前から変わらへん。

藤吉) せやから、団吾師匠が新作

 落語作ってるやないか。チャール

 ストンまで踊り出す勢いやで。

風太) 気ぃ吐いてんのは

 団吾師匠だけや!

てん) 風太、落語は大事にせなアカンえ。

 うちがここまで大きなったんは、団吾

 師匠や文鳥師匠のおかげなんやし。

風太) これからの時代は、

 落語より万歳や。

藤吉) 風太、万歳も大事やが、

 寄席の華はやっぱり落語や。

 その伝統守るんも、俺らの仕事や。

 とにかくな、俺の目ぇが黒いうちは、

 そこは譲れん。やり直せ。

 

**********

 

亀井) ああ…ま、近頃、落語専門の

 寄席は、どこも売り上げが落ちてま

 すよってに。

てん) やっぱりそうか。

亀井) とにかく、落語は、お客さん、

 年寄りだらけでっせ。

てん) え?

亀井) ま、芸にははやりすたり

 っちゅうのがおますよってな。

 わしが、チャールストン、

 踊るぐらいでっさかいに。

(踊り出す亀井)

(電話の呼び出し音)

てん) うちが出ますさかい。

電・てん) はい、南地風鳥亭です。

 あっ、先生! いつも隼也がお世話

 になってます。はい。え?

 隼也の事で?

 

**********

 

15歳になった隼也は、

中学校に通っておりましたが…。

 

藤吉) 試験、白紙で出したて、

 どういう事や?

(0点の答案用紙)

てん) ずっと成績よかったのに、

 先生も驚いてはったえ。

 隼也、何とか言いよし。

隼也) そやかて、

 勉強したって意味ないやん。

藤吉) 意味ないてどういう事や?

隼也) 僕は、お父ちゃんの跡継ぐ

 って決まってんのやろ。

藤吉) そやったら何や。

隼也) ほなら、勉強しようがしまいが、

 ほっといてや。

藤吉) それやったら、

 ほかに何かやりたい事あるんか。

隼也) 別に。

藤吉) 「別に」…。お前な、やりたい事

 もないんやったら、学生は学生らしい

 に勉強せえ。高等学校や大学行った

 方がお前のためや。

隼也) お父ちゃんかて、学校行かん

 で旅芸人やってたやろ。米屋も継ぐ

 の嫌がって潰したんやろ。

 偉そうな事言わんといてぇな。

藤吉) 何やと、お前、この野郎!

てん) 藤吉はん。

隼也) 僕かて、

 会社なんか継ぎとない。

てん) 隼也。

藤吉) ほっとけ。あいつ近頃、

 何考えてるかさっぱり分からんわ。

 頭痛うなってきたわ。

 

**********

 

風太) え~! 

 藤吉と隼也がケンカした?

トキ) うん。跡継ぐとか継がんとか。

風太) まあ、そら藤吉の夢やさかいな。

 しかし「親子ゲンカは犬も食わん」

 ちゅうてな。

トキ) そら夫婦ゲンカやろ。

風太) 分かっとるわ、そんなもん! 

 恥ずかしな。

トキ) これはい、お弁当。

風太) うん。

トキ) 今日夕方まで寄席回りやろ?

風太) うん。ああ、うん。

 いや、行ってくるわ。

トキ) あっ、ちょっちょっ、待ち。

風太) 何や?

トキ) 何でこんな汚れてんの?

風太) え~もう…。

アサリ) まるで夫婦みたいやけど、

 あいつらくっつく気ぃあらへんのか?

キース) おい、おいおい。

風太) あっ、見てる! 絶対。何やもう。

キース) お前ら、はよ結婚せえや。

風太) はあ?

キース) いらんねやったら、

 俺がかっさらってくで。

風太) 何やとお前!

キース) 好きなんやな?

風太) うん、す…好き。

 好きや好きや好きや好きや好きや

 好きや好きや好きや…。

 これでええやろ、アホんだら。

アサリ) それやったら何でちゃんと

 言わへんねん。

風太) そんな恥ずかしい事

 男が口に出してよう言わんわ。

キース) ほんなら、花や。

風太) は?

キース) 口で言えんねやったら花贈れ。

 花もろうて喜ばんおなごおらんやろ。

アサリ) おトキちゃんは、

 花っちゅうよりだんごちゃうか?

キース) いやだんごやったらムードが

 ないなぁ。あっ、ドーナツや。

アサリ) 砂糖天ぷらか?

 このごろ人気なんやろ?

 お茶子らがしゃべっとったわ。

風太) 何の話してんの? もう。

キース) よし、花とドーナツ贈って、

 更にひと声、「Marry me」や。

風太) メリーミ?

キース) ちゃうちゃうちゃうちゃう。

 アメリカ人になったつもりで。

 「Marry me(結婚して下さい」や。

風太) メリーミー。

キース) No! 「Marry me」や。

風太) Marry me.

キース) 思い込めて!

 

**********

 

りん) ごめんやす、姉さん。

てん) りん! どないしたん?

りん) 隼ちゃん、道修町の支店の方

 に来てますさかい、伝えとこ思て。

てん) へ?

 

**********

 

りん) 何や、藤吉さんとケンカ

 しはったんやて?

てん) 隼也、北村笑店は継がへん

 言いだしてな。

りん) 何で、急に継がへんやなんて…。

てん) 分からん。

 難しい年頃なんかなぁ。

りん) うち、あの子の気持ち、

 少しだけ分かる気ぃします。

てん) え?

りん) うちが、藤岡の家継ぐ言うた時な、

 正直、そのあと悩んだんえ。後悔はし

 てへんえ。けどな、いっぺん、継ぐて口

 にしたら、話がどんどん一人歩きして、

 気ぃ付いたら、自分が、置いてけぼり

 にされてるみたいで。そん時、一人に

 なりたい、一人で、ゆっくり考えてみた

 い思たんえ。そやさかい、今は、隼ち

 ゃんは少しほっといてあげたらどない

 やろ。今日のとこは、晩ごはん食べさ

 して、明日帰します。

てん) おおきにな。

 

**********

 

トキ) 何や? 何やの?

(跪き、花束を差し出す風太)

風太) あっ…Marry me.

トキ) へ?

風太) Marry me!

トキ) へっ、な…?

(トキに包みを渡す風太)

トキ) え?え?え?え?え?

風太) Marry me! あっ。

トキ) へ?

(包みに中にドーナツ)

トキ) おおきに! みんな喜ぶわ!

風太) みんな?

トキ) これ、

 みんな食べたがってたんや。

 おおきにな。

アサリ) そらおトキちゃんに

 英語が通じるはずないやろ。

キース) 察しが悪いねん。

 いや! やっぱり、向こうに

 気ぃないんとちゃうか?

アサリ) えっ、そうなん?

 

**********

 

藤吉) 隼也がりんちゃんとこへ?

てん) へえ。向こうで一晩面倒

 見てもらいますよって。

藤吉) (ため息)

 帰ってこんならこんでええわ。

 勉強もせんと、

 こんな本ばっかり読んで。

(ロビンソン漂流記」の本)

(本をまとめる藤吉)

てん) 藤吉はん? 何してはんの?

 やめとくれやす!

藤吉) あいつは何も分かってへん

 のや。俺は将来の事心配して…。

てん) 藤吉はん?

藤吉) 頭が…。

(倒れる藤吉)

てん) 藤吉はん! 藤吉はん!

 藤吉はん! 藤吉はん!

 

**********

 

<病院>

てん) あの、うちの人は…。

医師) 脳卒中、いわゆる中風です。

てん) 中風?

医師) できる限りの処置はしましたが、

 あとは、意識が戻るのを待つしか。

 ただ、意識が戻ったとしても、

 手足の麻痺が残る可能性があります。

てん) 麻痺?

医師) 今は血の巡りがようなるよう、

 よう、手足をさすってあげてください。

 

**********

 

(ベッドの横に座り藤吉の腕をさするてん)

 

**********

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は、この先は華麗にスルーでお願いします。

 

隼也の理由なき反抗…いや、理由はあると

いえばあるのか。姉の勝手のせいで家を継

ぐ事になったりんに、隼也の気持ちが分か

ると言わせたり、隼也にはダイレクトに視聴

者がずっと思ってきた事を言わせたり…い

けずやなぁ…。でもやっとドラマの内容に共

感できた。そうそう…藤吉、お前が言うな!

お父ちゃんかて、学校行かんで

旅芸人やってたやろ。米屋も

継ぐの嫌がって潰したんやろ。
偉そうな事言わんといてぇな。

 

ホントにねえ…。藤吉の今までの所業を考

えたら隼也に偉そうなことは言えないよね。

ロクでもないことしかやってきてないし~。

てんも藤吉も自分勝手ばっかりだったしw

おかげで今だに何を見せられても嘘っぽく

て、北村笑店の発展も何だかピンとこない

まま、今に至っているというか…嘘っぽい。

 

ここまで強引に進めておいて、今頃になっ

て藤吉をディするとは…恐ろしい脚本家!

 

でもでも、藤吉の中の人にとっては朗報。

あからさまに退場のフラグが立ってるし、

やっとこのドラマから解放されそうでよか

った。これ以上嫌いになりたくないしねw



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大河ファンタジー
「精霊の守り人~最終章」



 

第2回 「カンバルの闇

 

バルサ(綾瀬はるか)とチャグム(板垣
瑞生)はカンバル国に入り、国王・ログ
サム(中村獅童)がタルシュ帝国と通じ
ていることを確信する。ジグロ(吉川晃
司)の兄・カグロ(渡辺いっけい)との
会の中、バルサは、ジグロと父・カ
(上地雄輔)の友情と深い悲しみ
知る。そして、ジグロがバルサを連れ
て逃げた理由、バルサの記憶に潜む
カンバル王国の奥深く潜んでいた陰謀
がバルサの中で解き明かされる。
 
**********

戦の足音が近づいてきた。
巨大国家タルシュ帝国が、海を渡り、
我が国、新ヨゴ国に攻め入ろうとしていた。
国を守るため、皇太子である私チャグムは、
隣国ロタ王国、カンバル王国と同盟を結ぼ
うと、旅に出た。それを知ったタルシュ帝国
の王子ラウルに、私は命を付け狙われる事
になった。私を守るために、一人の用心棒
が雇われた。人呼んで、短槍使いのバルサ。
私とバルサは、ようやくカンバル王国に入っ
たが、王のログサムは既にタルシュ帝国と
通じていて、私たちは終われる身となった。
そして、カンバルの聖なる山の奥では…。
 
ログサム) 山の王の扉が開いた!
 儀式の時がやって来たぞ!
 
**********
 
それは29年前、
バルサがまだ、幼い頃の事だ。
 
ログサム) 子どもの頃から兄上はあのよう
 に、いつも伏してばかりだ。そんな兄上
 を父上は、甘やかしてばかりいた。
 そのような国王をお前はどう思う?
カルナ) はい。お父上にも増して、
 お優しい王でございます。
ログサム) だがそんな兄上が、
 山の王を動かす事ができるのか?
カルナ) 山の王?
ログサム) 誰よりも強く、気高き武人にし
 か、応えぬ山の王が、果たして、病弱
 な兄上に、王の座を任せるのか。
カルナ) さような事は、医術師の
 私には分かりませぬが…。
ログサム) お前は明日から、
 この城から出る事を禁ずる。
 ず~っと兄上に付きっきりで、
 病を診るのだ。
カルナ) いえ、
 その必要はございませぬが。
ログサム) いや、必要なのだ。
カルナ) いつまででございますか?
ログサム) 兄上が死ぬまでだ。
 兄上の病は、明日から重くなる。
 お前がそうするのだ。
カルナ) 何を仰せになりますか?
ログサム) 既に、この城の半数以上の者
 が、兄上ではなく、私に従っておる。
カルナ) 殿下…。
ログサム) 兄上の病を重くしろ。
 薬を使えば、造作もない事だ。
カルナ) 王の槍は…
 王の谷槍たちはこの事を…!
ログサム) 王の槍たちは、お前と私と
 の話を知る事はない。永久にだ!
 今日のところは、
 娘のもとに帰ってやるがよい。
 名を、バルサといったか。
 次に王が立ち上がる時は、
 お前の娘が、眠る時だと思え。
 
**********
 
カルナ) カンバル王の病が、思ったより
 重いのだ。それで、明日から城に籠
 もって、殿下のご様子を診る事にした。
ユーカ) そういう事なら、私がもう
 しばらくここにいてもいいわよ。
カルナ) いや、お前は郷に帰れ。
 ここにいてどうする!
ユーカ) どうしたの?
カルナ) いや…郷にある診療所は、どう
 するのだ? 様子を見に来てくれるの
 はありがたいが、医術師として、自分
 の患者をいつまでも放っておくな。
ユーカ) だけど…。
カルナ) 大丈夫だ。
 バルサの事は心配するな。
(バルサに微笑むカルナ)
カルナ) バルサ…。
 
**********
 
ジグロ) カルナが弱っている?
ユーカ) そうなのよ。あの兄さんの様子
 だと、カンバル王の具合は相当よく
 ないのかもしれない。
ジグロ) そんな話は聞いておらぬが…。
ユーカ) 医術師として、無力を感じてもしか
 たがないわ。もし何かあれば、ジグロ、
 あなたが兄さんを支えてあげて。
ジグロ) ああ…。
ユーカ) 兄さんには、あなたしか
 頼れる人いないから。
ジグロ) 君はヨンサ氏族の郷に戻るのか
ユーカ) ええ。いつまでも診療所を
 放っておけないもの。いつか、
 来てね。私のお城にも。
ジグロ) ああ、分かった。
ユーカ) 分かった?
ジグロ) 必ず行く。
ユーカ) 本当に?
ジグロ) なぜ疑う?
ユーカ) 疑ってる訳じゃないけど…。
 本当?
ジグロ) 本当だ。ユーカが生まれた
 郷を見ておきたい。約束する。
ユーカ) じゃあ、待ってるから。
ジグロ) うん。
 
**********
 
(回想・6年前)
ジグロ) その若さですごい事だ、カルナ。
 王の主治医になるなんて。父親にもな
 ったばかりで、実にめでたい。医術師
 としての才を見込んできた俺も、誇ら
 しい限りだ。
カルナ) 何を言うか! その若さで
 王の槍を務めるお前が!
 しかもこの国最強だ! そのお前と
 こうして、酒を飲める事が俺のとって
 どれほど誇らしい事か!
ユーカ) どうして男同士って、そうたたえ
 合うのが好きなのかしらね。
 
**********
 
ジグロ) カルナ。
カルナ) ジグロ…。陛下に、何か?
ジグロ) 少しご様子が気になってな。
カルナ) 心配はいらない。
 と言いたいところだが…。
ジグロ) 重いのか?
カルナ) ジグロ…。
ログサム) ジグロではないか。
 いかがした?
ジグロ) 陛下のご様子を伺いに。
ログサム) 私も心配になってやって
 来たのだが…。どうだ? カルナ。
カルナ) 死力を尽くします。
ログサム) 頼むぞ、カルナ。
カルナ) はい。
ログサム) それよりどうだ、ジグロ。
 久しぶりに手合わせを願えぬか。
 
**********
 
ログサム) どうだ? ジグロ!
ジグロ) 更に腕を上げてございます。
ログサム) そうか。ジグロがいない時も
 鍛えておるからな。いつ山の王の扉
 が開いてもいいように。
ジグロ) 儀式のためにですか?
ログサム) そうだジグロ。
 兄上はあのとおり病弱の身だ。それ
 に代わって私が強くあらねばならぬ。
ジグロ) それは立派なお心がけに存じ
 ます。しかし武力の強さと心の強さは、
 違うものです。
ログサム) 分かっておる。頼むぞ、ジグロ。
 私をもっと鍛えろ!
 
**********
 
ジグロ) カルナ…どうしたのだ? まさか
 陛下の御身に何かあったのか?
カルナ) 殺した。
ジグロ) え?
カルナ) もうじき、
 陛下はお亡くなりになるだろう!
 私が殺したのだ!
ジグロ) 入れ。どういう事だ?
カルナ) ログサム殿下に命じられて、
 私は、少しずつ毒を盛った。
 誰もその事には、気づかぬであろう。
 ログサム殿下は既に反乱を起こして
 いた! 陛下を病で、葬る算段だ。
ジグロ) カルナ…お前がそれを?
カルナ) バルサを救うためだ!
 バルサの命と引き換えに、俺は…。
 王を暗殺してしまった。もはや、
 俺はどうなろうと構わない。
 心配なのは、バルサの事だ。
 バルサのもとに帰れば、
 バルサも、殺されるであろう。
 だから、その前に俺は命を絶つ。
ジグロ) 待て!
カルナ) 残されたバルサを、
 お前が守ってくれ! 頼む!
ジグロ) 待て! カルナ!
 死ぬな。死んではならん!
 俺に考えさせてくれ。
カルナ) すまぬ。ジグロ…。
 お前を巻き込んで…。
ジグロ) 巻き込まれているのは、
 このカンバルの全ての人々だ。
 そうであろう?
 
**********
 
ログサム) 逃げてはならぬ。
 悪夢から目を背けてはならぬ。
 兄上は、幼き頃から、病と
 精いっぱい闘ってきたのだ。
 医術師のお前が逃げるのな。
カルナ) 無念です。
(泣き叫ぶ妃)
 
**********
 
カルナ) お妃は自ら命を絶たれたの
 ではない。恐らくは、ログサムに
 殺されたのだ。陛下のお子を殺し
 たのだ。俺の子も、ログサムは生
 かしておくまい。ジグロ!
 
**********
 
ログサム) ジグロ。兄上の事を聞いたか?
ジグロ) 全て聞きました。
ログサム) カルナに聞いたのか。
 裏切り者め。
ジグロ) 殿下。なぜさような事を…。
ログサム) なぜ? なぜと言うならば、
 なぜ弟というだけで、王にはなれぬ?
 力のある者が王にならなければ、
 この国は変えられぬ。
ジグロ) この国を変える?
ログサム) そうだ。この国は貧しすぎる。
 穀物はほとんど取れず、武人でさえ、
 多くの者が他国に、出稼ぎに行かな
 くては生きてはゆかれぬ。その一番
 の元凶は、山の王に頼りすぎたのだ。
ジグロ) まさか、山の王と戦うつもりか?
ログサム) そうだ。山の王が、たとえ神で
 あろうと、魔物であろうと構わぬ。宝石
 のルイシャ。これが、この国の財だ。
 この財を手に入れる事ができなけれ
 ば、まことのカンバル王とは言えまい。
ジグロ) 何という事を…殿下!
ログサム) 殿下ではない!
 これからは陛下だ。
ジグロ) その考えは危うい。
 この国を滅ぼします!
ログサム) そうか…。
 ならば私を殺すか? ジグロ。
 私を殺すか、私に従うか…。
 2つに1つだ。
 お前の覚悟を、見せてみよ! 
 さあ。お前もカルナのように
 裏切るのか?
ジグロ) カルナと娘に手を出すな。
ログサム) それはお前次第だ。
 ジグロ…私を助けてくれ。この国の者
 を救えるのは、私とお前しかおらぬ。
 
**********
 
トト) 珍しいなあ。お前さんが
 こんな所に来るなんて。
ジグロ) トト。聞きたい事があって来た。
トト) アーラライラーラー。
 アーラライルールー。
 聞きたい事?
ジグロ) もし、山からルイシャを
 奪おうとすればどうなる?
 山の王に戦いを挑めばどうなる?
トト) そんな事は無理だ。それはお前
 さんが1番よく分かっている事だろう。
 山の王は、人が倒せるような相手で
 はない。山の王の怒りを買えば、人
 は生きてこの闇から出られぬ。人が
 支配できるのはせいぜい、人の心ぐ
 らいなものだ。この闇を支配する事
 など…。できやせん。山の中では…
 謙虚であらねば、光を得る事はでき
 ん。(指笛) これは、闇の奥を照らす
 宝石、緑白石だ。ほい。もし、その新
 しい王に、光を与えたくなければ…。
 簡単な事だよ。お前さんがいなけれ
 ばいい。この国で最強の、槍の使い
 手であるお前さんがいなければ、闇
 の奥で眠っている最も光り輝くルイ
 シャを、その王は手に入れる事はで
 きまい。
ジグロ) しかしそれでは、このカンバル
 の人々を貧しさで苦しめる事になる。
トト) いずれにせよ、人々は、苦しむ。
 山の王は、そのカンバル王を決して
 認めないだろう。お前さんがいなけ
 れば、王は闇にのみ込まれて死ぬ
 だけだ。それとも…お前さんが、その
 王のために光を求めて戦うか?
 山の王と。
 
**********
 
ユーカ) どうしたの?
ジグロ) ユーカの郷を見に来た。
ユーカ) 本当に…来てくれたの。
 じゃあ、中に入って。
ジグロ) 王が死んだ。
ユーカ) え?
ジグロ) ログサムが、
 王位を継ぐ事になる。
ユーカ) そんな時に、
 こんな所に来ていいの?
ジグロ) 君にこれを渡したくて。
(ユーカの手の平に、緑白石の
 かけらを乗せるジグロ)
ユーカ) ジグロ、もしかして…。
ジグロ) ユーカ。私の気持ちは、
 その石のように変わる事はない。
ユーカ) はい。分かりました。
 もちろん、私の気持ちも…。
ジグロ) もう行かねば。
ユーカ) ジグロ! ありがとう。
 兄さんとバルサを、お願いね。
ジグロ) (頷く)
 
**********
 
ログサム) ムサ氏族のジグロがこの私を
 裏切った。ジグロは正当な理由もなく、
 私の王位継承に異を唱え、即位式に
 必要な金の輪を持ち去って逃げたの
 だ。これは王の槍であるお前たちを
 貶め、このカンバル王国を愚弄する
 ものである。残されたムサ氏族は領
 地を追われて滅ぶであろう。お前たち
 は、必ずジグロを仕留めるのだ。
 己の氏族のために戦え。
一同) はっ!
ログサム) 耳なし口なしの誓いを立てよ!
 
**********
 
ジグロ) 見ろバルサ。
 ここはもう新ヨゴ国だ。
 お前の王や神はもうどこにもいない。
 王や神だというものを信じるな。
 
**********
 
ログサム) お前に全てを話そう。ジグロは、
 カルナの娘を連れて逃げたのだ。カル
 ナは、私に命じられて、兄上を暗殺した
 医術師だ。それを聞いて、私を蔑むか?
 ジグロとカルナは私を蔑み裏切った。
 私は、2人に裏切られてとても悲しか
 った。だから、お前たちムサ氏族を苦
 しめた。どうだ? 全てを知って、お前
 も私を裏切るか? ならばこの場で私
 に刃向かえ! その機を与えてやろう。
 さあ。さあ。
カグロ) 私は…。陛下を裏切りません。
ログサム) それなら、お前がムサ氏族の
 誇りにかけて、裏切り者を討ち果たす
 のだ。お前が、この国の英雄になれ。
 
**********
 
ジグロ) あの武人はカグロ。私の兄だ。
 その兄を、カンバル王は追っ手として
 最後に放った。それが、どういう意味
 か分かるか? 王の槍は必ず誰かが
 継がなければならない。私が死んで
 兄が王の槍を継げば、氏族は滅びな
 いという事だ。
バルサ) だから殺さないのか?
 氏族のために、殺せないのか。
 カンバル王はどこまで卑劣なんだ!
 
**********
 
バルサ) ジグロは自ら、兄を王の槍にした。
 ジグロもチャグムと同じだ。故国を思う
 チャグムと同じように、ジグロも最後ま
 で、このカンバルの事を想い続けてい
 たんだ。それだけは確かだ。私も、この
 まま逃げる訳にはいかない。
(ロッサの店をのぞくバルサ)
バルサ) すまないが、ヨンサ氏族の郷に
 行くにはどうしたらいい?
店主性) ああ、ヨンサなら、あの山を越え
 りゃあいいんだ。俺はヨンサの生まれだ。
バルサ) 私もヨンサ氏族だ。
店主) え?
バルサ) カンバルにいたのは 幼い頃だけ
 だが。ちょっと尋ねるが、ユーカという。
 女の医術師を知らないかね?
店主) ユーカ? ああ知ってるよ。
 郷で、診療所をやってる。
バルサ) 生きてる? まだ、 
 ヨンサ氏族の郷にいるんですか?
店主) いると思うよ。何年か前だけど、
 俺の女房が診てもらったんだ。その時、
 金はなかったけど、このロッソでいいっ 
 て言われたよ。
バルサ) 行こう、チャグム。
チャグム) それは誰?
バルサ) 私の叔母だ。
 今はその人に会うしかない。
 
**********
 
バルサの父、カルナの事情が語られ…。
なるほど、そういうことだったのか~と。
 
それにしても、ジグロの中の人をこんな
にカッコイイと思ったことはなかったかも。
ジグロ役がめっちゃ合う。てか、素敵だ。
デビュー当時を知っているだけに、こん
なに渋いいい男になるなんて感慨深い。
男はやっぱ30過ぎてからよね~、ホント。
 
 
●「精霊の守り人~最終章」HP

「精霊の守り人~最終章」関連ブログ↓
第1回~バルサ、故郷へ
 
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