子供が食べ物を吐き戻すというお母さんからの相談(その5)
こんにちは。人間関係の専門コーチ@長岡高生コーチです。
今回は、お子さんが食べ物を吐き戻してしまうお母さんからの相談の5回目です。
クライアントのお母さんコーチが、今回のセッションの様子をご自分のブログに掲載して頂きましたので、
そのブログの記事を紹介します。
・・・・・ コーチに助けてもらったお話(ブログから) ・・・・・
実は我がお嬢様。かなり好き嫌いが激しい。
ただの好き嫌いなら我慢できるものの、体調が悪いときに思いっきり吐いた経験があり、
それ以来嫌いなもの(食べたことのないものなど)を口に含むとむせ始め、最悪
吐いてしまうというのが常。
こうなるに至った原因に心当たりがないわけではないけれど、何はともあれ
この状況を打開したいと思っていた私。
あれこれ考えた挙句、コーチ仲間の長岡さんに助けを求めることにした。
長岡さんはNLP研究所 マスタープラクティショナーでもあるので、以前このスキルを
使って子供のバス酔いを克服した話をされていたことを思い出したのだ。
お話をしていた中でわかったことは、まず子供にNLPを使うのは難しいこと。
それはお嬢様が就学前ということもあり、言語能力が未熟であること。
対面でできないことも大きく関係しているのかな?
いずれにしても彼女に対して施行することは、私の中でも断念した。
すると長岡さんから「Hさんがポジションチェンジをやってみましょう」と提案を頂いた。
実は以前にも他の事例(これは私自身の問題)でやっていただいたことがあったので
すぐに始めることにした。
椅子を対面において座ってみると、その瞬間から自分の目線が娘の身長に合わせて
その場にいるかのような目線と姿勢になっているのがわかった。
そして頭の中に「何で」「どうして」の言葉が渦巻くのを感じた。
何しろ相手に対して腕組みをしている。
いない相手に対して、すでに対戦モード(聞き出してやるぞ~)になっている。
そんな自分を客観的に見ている自分がいて、それがまた不思議な感覚だった。
長岡さんからのいくつかの問いかけに対して、私が答えていく訳だけど、
残念ながら自分が答えたものは記録していないので殆ど覚えていないが、
何しろお嬢様を困らせていることだけは感じて、それがとても自分でも苦しかった。
そしてポジションチェンジ。お嬢様の位置に座る。
早くもとにかくここから立ち去りたい気持ちになった。
ママの怖い目から逃れたい。
食べられないことは確かにいいことじゃないかもしれない。
ママと仲良くなりたいのに、どうしてママは私を問い詰めるんだろう・・・
そんな居心地の悪い場所だった。
そして長岡さんからの質問。
答えてみると、ママのことが大好きで、ママに自分のことをしっかりと見ていて
欲しいのに、なかなか見てもらえないことへのジレンマを感じた。
そしてその気持ちを知ったとき、私の中でお嬢様が今まで以上にいとおしい存在に
変わっていくのを感じた。
そして再びポジションチェンジ。
お嬢様の気持ちを感じたとき、自分の中で何かが変わっていくのを感じた。
食べ物の好き嫌いや好き嫌いをなくすことが問題ではなく、私の接し方を
変えていくことが大きな鍵を握っていることに気づいた私。
その後「何か感じたことを細かいことでもいいから言ってみて」といわれ、
いろんなことを思いつくままに挙げてみた。
目線のこと、気持ちのこと、自分の姿勢のこと・・・
中でもお嬢様の視線のことで2つ大きなヒントを頂いた。
諭されているときにお嬢様は下を向く。それにはきちんと意味があり、そのときに
言い聞かせても意味がない状態ということを教えていただいた。
実はこれ、私にも全く当てはまることで、私も母に対して全く同じことをしているのだ。
今回のセッションの中で、私はお嬢様の居心地のいい視点の位置を探すことから
始めようと決めた。
またきちんと意図を聞くことも大事。
コーチング的な会話を施行しているのはいいけれど、途中段階をすっ飛ばして
質問している傾向にあると指摘を頂く。(妙に納得した私)
最後に「アレルギーが起きているわけじゃないのだから、好きと嫌いのゾーン領域に
ある食べ物の、幅を広げていき、『食べられる』領域に持っていく。
そして最終的に食べられないものをなくしていくこと。
子供は味覚も変わるし、あせらなくてもいいのでは?」といわれ、
思いっきり肩の荷が下りた私。
・・・でこれから約1ヶ月間、お嬢様の「好き嫌い撲滅運動」に取り掛かることに。
時々そのレポートも記入していくことになると思います。
「実践☆コーチング/お嬢様の好き嫌い撲滅運動」にご期待ください♪
・・・・・・・・ 以上、クライアントさんのブログから ・・・・・・・・・・
こんなふうに、紹介して頂けたことが嬉しいです。
クライアントさんが、もう上手くいっている絵(イメージ)を見ているからこそ、
こんなシェアができるのでしょう。
そういうイメージを持てれば、必ず良い結果につながります。
(次回につづく)
>>子供が食べ物を吐き戻すというお母さんからの相談(2)
>>子供が食べ物を吐き戻すというお母さんからの相談(3)
>>
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