子供が食べ物を吐き戻すというお母さんからの相談(その3)
こんにちは。人間関係の専門コーチ@長岡高生です。
今回は、お子さんが食べた物を吐き戻してしまうお母さんからの相談の3回目です。
クライアントの方の許可を頂いて、ブログに掲載しています。
それでは、2回目からの続きからです。
コーチ(長岡)「今、NLPのスキルのうち、2つのスキルを使う
可能性があるな~~って思っていたんですけど・・・」
クライアント(お母さん)「はい」
コーチ「一つはポジションチェンジというスキルなんですね。
もう一つは、肯定的意図を聴くっているスキルなんですが、
やってみますか?」
クライアント「はい。お願いします」
コーチ「では、やってみましょう」
コーチ「今、お電話しているところに、椅子を2脚、向かい合わせに置くことは可能ですか?」
クライアント「はい、大丈夫です」
・・・・・ 省略 ・・・・・
コーチ「では、これから始めていきます。よろしくお願いします」
クライアント「よろしくお願いします」
コーチ「では、先ず第1のポジション、自分の椅子に座ってください」
コーチ「向かい側に座っている相手の人は、誰ですか?」
クライアント「娘です」
コーチ「娘さんのことを普段、何て呼んでいますか?」
クライアント「Hってよんでいます」
コーチ「では、そのHちゃんは、どんな行動や振る舞いをして、何時もあなたを困らせていますか?」
クライアント「野菜を食べなくって・・・・無理の食べさせると、吐くことがあって・・・・」
コーチ「それに対して、あなたはどんな行動や振る舞いを持って接していますか?」
クライアント「何とか小学校入学前に治したいと思って・・・・(省略)」
コーチ「では、あなたの、お母さんとしての気持ちと身体を第1のポジションの残して、
着ぐるみを脱ぐようなイメージで、第3のポジションに出てきてください」
コーチ「はい。そこで深呼吸します」
それでは、今度は、第2のポジション、娘さんのHちゃんのポジションに入っていきます。
(娘さんのHちゃんのポジションの椅子に座る)
はい、それでは、Hちゃんの普段の行動や振る舞いをしてみてください。
イメージでOKです。Hちゃんになったつもりになって体験してみてください。
どんな体験ですか?
クライアント「もう、この椅子に座った瞬間に、お母さん怖いって、感じました」
ああ、あの子は、何時もこんなふうに感じているんですね。
コーチ「はい、それでは、Hちゃんの何時もの行動、振る舞いを思い出してくださいね」
そして、Hちゃんになりきってください。
さあ、野菜を吐いてしまうという行動をすることによって、
あなたは、何を得ていますか?
クライアント「強制から逃れる」
コーチ「強制から逃れることで、更に何が得られますか?」
クライアント「解放、自由・・・・」
・・・ああ、認めてほしいんだ。
お母さん、もっと私を見てって、言っています。
何か、あの子のこと「いぶし銀」っていうイメージが湧いてきました。
コーチ「お母さん、私を見てって、言っているんですね」
クライアント「はい」
コーチ「では、お母さんが私を見てくれると、更に何が得られますか?」
クライアント「満足感!」
コーチ「そうなんですね。満足感がほしいんですね」
クライアント「解りました!」
本当は、食べたいんだ!!
・・・・・・・。
私は、吐くという行動ばかりを気にして、何とかしなければ!
と、そのことばかりを気にしていました。
でも、あの子は、私に認めてほしい! って、
努力を認めてよ、って・・・。
食べようと努力していたんですね。
だから、口に入れていたんだ・・・。
そんな、あの子の努力や気持ちを、
私は、全然認めてあげていませんでした。
そうなんですね・・・・。(省略)
コーチ「大丈夫ですか」
クライアント「はい」
コーチ「では、次にいきますね」
クライアント「はい」
コーチ「では、Hちゃん、あなたが普段は言葉にしていないかもしれないけれど、
お母さんを認めていることは何ですか?」
クライアント「一生懸命、お仕事してるな~って・・・」
コーチ「一生懸命、お仕事してるな~って、認めているんですね」
(丁寧にバックトラキングします。以下省略)
コーチ「では、あなた(Hちゃん)が普段は言葉にしていないかもしれないけど、
お母さんに感謝していることは何ですか?」
クライアント「一緒に居てくれるて・・・・・」
コーチ「では、あなた(Hちゃん)が普段は言葉にしていないかもしれないけど、
お母さんを尊敬していることは何ですか?」
クライアント「大変なのに、一生懸命働いていて、偉いな~って・・・・」
コーチ「では、Hちゃんの気持ちと身体を椅子に残して、第3のポジションに出てきてください。
そして、深呼吸をしてから、第1のポジション、自分の椅子に座ります」
コーチ「さあ、やってみてどうでしかた。始める前と今で、どんな違いや気づきがありましたか?」
クライアント「あの子の食べようっている努力、気持ちを認めようと思います。
そうですね。そうすると食べ物ばかりじゃなくて、
何でもそうですね。・・・・
・・・・・・ 省略 ・・・・・・
今回は、ここまで。
(次回につづく)
>>子供が食べ物を吐き戻すというお母さんからの相談(2)
>>子供が食べ物を吐き戻すというお母さんからの相談(3)
>>
ビジネス経験豊富な人間関係の専門家@長岡高生が、
あなたの自己実現・目標達成をアシストします!
集客・営業・起業・会社の人間関係のご相談は大歓迎です!
私の大好きな言葉は、「卒啄同機」(そつたくどうき) です。
私の中の激しい欲望は、人々の中に眠っている可能性や潜在能力が目覚めるのをアシストしたい、ことです。
私にとって、人生最大の感動であり、喜びなのです。あなたもきっと、一度体験したら病みつきですよ!