子供が食べ物を吐き戻すというお母さんからの相談(その4)
こんにちは。人間関係の専門コーチ@長岡高生です。
今回は、お子さんが食べ物を吐き戻してしまうお母さんからの相談の、4回目です。
クライアントの方の許可を頂いて、ブログに掲載しています。
・・・・・・ 前略 ・・・・・・
コーチ「では、これからどうしていきたいですか?」
クライアント「そうですね。これからは、何でも、どうしたい? って聴くようにします」
コーチ「そうですか。例えば、どんなことですか?」
クライアント「例えば、従姉妹と遊んでいて喧嘩になることもあるんですが、
そういう時、怒るんじゃなくて、どうしたかったの? って聴きます。」
コーチ「そうですか。
では、お母さんの目の前で、Hちゃんと従姉妹の子が喧嘩を始めたとしましょうか。
さあ、どうします?」
クライアント「そうですね。
先ず、喧嘩しちゃ駄目よ、って言って止めます。
そして、本当はどうしたいの? って聴きます。」
コーチ「う~~ん・・・・。
それだと、ちょっと急ぎすぎかもしれませんね。
Hちゃんは、認めてもらえた、っていう感じにならないかもしれませんね。
そうですね。例えば、
先ず、喧嘩しちゃ駄目よ、って止めますよね。」
クライアント「はい」
コーチ「次に、どうしたかったの? って、そのときの気持ちを聴いたらどうでしょう」
クライアント「はい」
コーチ「そして、~~したかったの、って言ったら、
~~したかったんだね。ってその時の気持ちを認める、というのはどうですか」
クライアント「はい」
コーチ「その上で、今度から、どうする? 次はどうしたい? って聴いてみるのは、如何ですか?」
クライアント「はい。そうですね」
コーチ「そうすると、十分認められたっていう気持ちになると思います」
クライアント「そうですね。私は、急ぎすぎていたと思います」
コーチ「そうですね。それが良いとか悪いとかではないんですね。
お母さんは皆さん、自分のお子さんは、可愛いし、良くなってほしいと願ってますからね。
ついつい急いじゃうんですよね」
クライアント「そうですね」
コーチ「出来そうですか?」
クライアント「はい。大丈夫です。」
コーチ「それでは、こちらから提案したいことがあるんですか、よろしいですか?」
クライアント「はい」
コーチ「食事のときの位置、並ぶ場所なんですが、
Hちゃんは、お母さんと正面に座ると、お母さんを怖く感じてしまうみたいでしたね」
クライアント「そうですね」
コーチ「人の意識って、場所に連動していると言われているんですね。
それで、不思議なんですが、例えば、
同じ人でも、左側から話しかけられると、嫌な感じがする。
逆に、右側から話しかけられると、良い感じを受けるということがあるんですね。
人にとって、良い場所というか。より好ましい方向があるんですね。
Hちゃんの場合、正面は怖いと感じてしまうみたいなので、
お母さんの食事の位置を、斜め右側、或いは、左側に変えてみて、
どんな反応が起こるのか、調べてみて、良いと思う位置に変えてみる、
というのをやってみたら、どうかな~って思ったんですよ。
如何ですか?」
クライアント「そうですね~。・・・・。」
コーチ「実は、こんなことがあるんですね。・・・(省略-事例紹介)」
クライアント「そうですね。やってみます。」
コーチ「それでは、こんな感じで終わっていいですか」
クライアント「はい。すみません。ありがとうございました。」
コーチ「では、頑張ってください」
・・・・・・・ 省略 ・・・・・・・・
ここまでのコーチングセッションで、約60分かかりました。
そして、この事例をブログの載せることの承諾を頂きました。
併せて、途中の経過報告などもメールで送って頂くことを確認して、
セッションを終了しました。
(次回につづく)
>>子供が食べ物を吐き戻すというお母さんからの相談(2)
>>子供が食べ物を吐き戻すというお母さんからの相談(3)
>>
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