卒啄同機(そつたくどうき)とは? | 人間関係の悩みを強みに変えるNLPコーチング

卒啄同機(そつたくどうき)とは?

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こんにちは。

NLPロードのチェンジコーチ@長岡高生です。



卒啄同機(そつたくどうき)


という言葉をご存じですか?


これは、禅宗の言葉です。




ひな鳥が卵から孵る時に、ひな鳥の発する気配を感じ取って、親鳥が外側から、殻を、コツ、コツと叩いて、ひな鳥が殻を割って生まれるのを助ける、ことを表した言葉です。


卒(そく)は、ひな鳥が、卵の内側から殻を突っつくことを言い、啄(たく)が、親鳥がそれに即応して、外側から、殻を叩く行動を言います。



そして、この卒啄(そくたく)は、タイミング! が最も大事なのです。

これは、人材育成などでも、当てはまることで、上司が部下を育てたい、と思っても、


部下自らが殻を破る準備ができていないと、


いくら上司が熱心に人材育成を図ったとしても、決して上手くいくことはありません。

しかし、また、部下の「やる気」がピークになる! 瞬間が在ったとしても、回り(上司や同僚)が冷たく対応したとしたら、部下の殻は破られない、場合が少なくないでしょう。

その人本人の準備ができたら、勝手に人は育つ! 「親が無くても子は育つ!」と言いますが、言葉通りに取るとしたら大間違いです。



生まれたばかりの赤ちゃんは、親代わりの養育者が居なかった、としたら、決して、育つことはありません。



その人本人の中の準備、可能性の開花のタイミングと、それに応える環境条件が、ある一定のタイミングで、同機(どうき)しないと、決して、可能性が開花する、ことはありません。


あなたの中に眠る「可能性」という大事な「ひな鳥」を育てるために、あなたはどんな工夫をしていますか。あるいは、どんなことができるでしょうか?



>>人は誰でも無限の可能性を持っている