子供が食べ物を吐き戻すというお母さんからの相談(その2)
こんにちは。人間関係の専門コーチ@長岡高生です。
今回は、お子さんが食べ物を吐き戻してしまうお母さんからの相談の2回目です。
クライアントの方の許可を頂いて、ブログに掲載しています。
夜の9時~10時まで約1時間のコーチングセッションを行いました。
娘さんの「嫌いなものを食べると吐き戻す」という状態について、
詳しく聞いていきました。
野菜類が嫌いで食べられない。
無理に食べさせようとすると、
吐き出してしまう。
そういう症状が2歳ぐらいから始まり、
6歳の現在まで続いている。
幼稚園での吐き戻しがあった。
それを聞いたとき、
小学校で大丈夫だろうかと思いました。
この地域は小さい町で、
子供って残酷なところがありますよね。
だから、弱いと思われると虐められる。
小学校に入って、給食のときに、吐き戻すと汚いので、
そうするとそれがイジメの対象になるかも・・・。
ですから、小学校に入学するまでに、
食べものを吐き戻すというのは無くしておきたいんですね。
以下は、簡単なメモと私の記憶を頼りに対話風にして紹介したいと思います。
コーチ(長岡)「お母さんとしては、どうしたいですか?」
クライアント(お母さん)「嫌いなものを食べて、自信を持ってほしいですね」
コーチ「どんなふうにすると、それが可能だと思いますか?」
クライアント「何かと他の物と一緒に、嫌いなものも、一緒に食べてくれるといいんですけどね」
コーチ「そうですか」
クライアント「でも本当は、ゴボウだけで食べてくれるといいんですけどね。」
コーチ「それは、ゴボウだけですか?」
クライアント「・・・、ゴボウだけではなく、野菜類全部ですね」
コーチ「食べ物を吐くというのが、もしも解決できたとしたら、どんなお子さんになってほしいですか?」
クライアント「私と同じ道を歩いてほしい」
コーチ「私と同じ道・・・・、どういう道ですか?」
クライアント「私は、子供のころ、身体が大きかったこともあって、リーダーぽい子供だったんですね
娘は、そういうタイプじゃないので・・・、すぐ泣くんですよ
それは、私も子供のころそうだったので、同じなんですが・・・
ただ、私は、身体も大きかったし、リーダー的に認めれていたこともあるので、
虐められることも無かったんですが
娘はそういうタイプじゃないので、
子供って、残酷なところってあるじゃないですか。
弱いところを見せると、
からかわれれたり、虐められたりすると思うんですね」
コーチ「そう、思われるんですね」
クライアント「それに、食べ物を吐いたら、汚いとか噂になちゃうと思うんですよ」
コーチ「ええ、」
クライアント「そのことで、この先、虐められることもあると思うんですよ」
コーチ「お母さんとして、そういう心配をされている訳ですね」
クライアント「ええ、」
コーチ「お話をお聞きして、NLPがどんなふうにお役に立つのかな~って考えると、
6歳の娘さんにNLPを使って、っていうのは、難しいように思うんですよ。
(電話であるころを考えると、難しいように感じました。)
でも、娘さんのこと心配ですよね。
何かできないかな~~って考えると、
回りを変えることは、可能かな~~って思うんですね。
どういうことかっていうと、
よく『子供は宝』っていいますよね。
それで、子供を良い教育や躾けをして、っていうお話になります。
もちろん、子育ては大事ですよね。
それと合せて、宝を育てるのに相応しい環境に、
環境の方を変えられる可能性もあると思うんですね」
クライアント「はい」
コーチ「そして、子供にとって、一番重要な環境って、親であったり、身近な大人だと思うんですね。
ほんとうに大事な『宝』を育てるのに相応しいように、
環境を整えるという可能性はあると思うんです。
それなら、NLPでお手伝いできるスキルとかもあると思うのですが・・・」
クライアント「はい」
コーチ「やってみますか?」
クライアント「はい、お願いします」
(次回につづく)
>>子供が食べ物を吐き戻すというお母さんからの相談(2)
>>子供が食べ物を吐き戻すというお母さんからの相談(3)