テーマ読み「いきものがたり」まとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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ミステリー処【love knot】の翠香さん主催の特集テーマ読み
今回のテーマは『いきものがたり』
タイトルに生きものの名前のつくミステリを読んで
トラックバックするというものです。
詳しくは→mokkoの現実逃避ブログ-0525te-ma

今回は得意の早とちりで、10作品を揃えるのが大変でした。
最初はジャンル無視で10作品揃えていたんだけど、
ミステリ限定ってことになったので、再捜索をしました。
で、読む順番を考えた結果、象から始まって象でしめる事にした。
そうなんです。本当はポアロがラストのはずでした(^◇^;)

ところがmokkoのミスで1作品外すことになってしまった。
実は10作品の中に「鯨」が入っていたのですよ。
浅見光彦シリーズだったんだけどね・・・
ところがウッカリmokkoはテレビで再放送を見てしまった。
しかも途中で、それがこれから読もうと思っていた「鯨」だと気付いた。
バカでしょ~(;´д`)トホホ
よほどの事がない限り、映像で見たものを活字では読まない。

急遽1作品必要になってしまい、狐さんの存在を思い出した。
実は買ってなかったんだなぁ~抜けてるでしょ~(;^_^A
急いで買ってきて、やっぱりラストは狐さんでしょってことで
読む順番まで変わってしまったけど、偶然とはいえ
最初と最後が「窯変天目」という言葉で繋がった。
mokko的に大満足の結果になりましたぁ~

また前置きが長くなりましたね(○ ̄m ̄)
ってことで「テーマ読み」に参加した10作品のまとめです。

amazon作品名 レビューへリンクします



象と耳鳴り

祥伝社文庫
著  者:恩田陸/著
出版社名:祥伝社
発行年月:2003年02月
サ イ ズ:318P 16cm
販売価格:590円



月長石の魔犬

講談社ノベルス
著  者:秋月涼介/著
出版社名:講談社
発行年月:2001年06月
サ イ ズ:231P 18cm
販売価格:798円



ガラスの麒麟

講談社文庫
著  者:加納朋子/〔著〕
出版社名:講談社 (講談社)
発行年月:2000年06月
サ イ ズ:365P 15cm
販売価格:620円



ミミズクとオリーブ

創元推理文庫
著  者:芦原すなお/著
出版社名:東京創元社 (東京創元社)
発行年月:2000年10月
サ イ ズ:283P 15cm
販売価格:609円



猫は手がかりを読む

ハヤカワ・ミステリ文庫
著 者:リリアン・J.ブラウン
訳 者:羽田詩津子
出版社名:早川書房 (早川書房)
発行年月:1988年11月
サ イ ズ:284P 16cm
販売価格:756円



ライオンの冬

角川文庫
著  者:沢木冬吾
出版社名:角川グループパブリッシング
発行年月:2011年02月
サ イ ズ:377P 15cm
販売価格:660円




白蛇の洗礼

講談社ノベルス
著  者:高田崇史
出版社名:講談社 (講談社)
発行年月:2011年06月
サ イ ズ:248P 18cm
販売価格:924円



猫は知っていた―仁木兄妹の事件簿

ポプラ文庫ピュアフル
著  者:仁木悦子
出版社名:ポプラ社 (ポプラ社)
発行年月:2010年03月
サ イ ズ:302P 15cm
販売価格:620円



象は忘れない

ハヤカワ文庫
著  者:アガサ・クリスティー
訳  者:中村能三
出版社名:早川書房 (早川書房)
発行年月:2003年12月
サ イ ズ:358P 16cm
販売価格:819円



狐 罠

講談社文庫
著  者:北森鴻
出版社名:講談社 (講談社)
発行年月:2000年05月
サ イ ズ:511P 15cm
販売価格:780円


今回も無事に10作品読みましたぁ~
10作品中、4作品が初めましての作家さん。
今回はほとんどの作品が当たりでした。
その中で一番のお気に入りを決めるとするなら・・・

非常に困るんだけど、強く印象に残ったのは
初めて読んだハードボイルドの「ライオンの冬」
最後に読んだ旗師・冬狐堂シリーズの「狐罠」
2作品だなぁ~
手に汗握る攻防ってやつだったのよ。
超好みだったのよ。

「ライオンの冬」の連続する緊迫感に騙し合いと心理戦。
経験VS最新機器。
まさに命をかけたカクレンボ。先に見つけたほうの勝ち。
冬山の描写と山じじぃ二人のカッコよさ!
山の吹雪を体験してる人なら、かなりリアルに読めると思うのよ。
それくらい雪山の描写がうまかった。

「狐罠」の鬼気迫る騙し合い。相手の裏の裏を読み
緻密な計算で相手の先手先手を取らないと失敗する。
プライドVS執念。
魑魅魍魎の棲み家である古美術業界で
孤高に生きる冬の女狐のカッコよさ。

同じ緊迫感の連続と騙し合いとカッコよさ。
決め手は結末だなぁ~
切ない後味よりは、それでも前に進む狐さんが好き。
ってことで、今回のテーマ読みのベストワンは
北森鴻さんの『狐罠』に決定♪

そして、いつも楽しい企画を用意してくれる
ミステリー処【love knot】の翠香さんに
心から感謝感謝なのですo(^▽^)o
また誘ってくださいね♪

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