寒くなれば、なるほど
食べたくなるのがあつあつの粕汁。
「体脂肪低減作用」 「腸内環境改善作用」 「整腸作用」 などの効果がある
発酵食品 酒粕で作る粕汁の具材には、鮭もあれば、鰤の粕汁もあります。
大阪の食文化ではありませんが、
見かけたことのない我が家の粕汁は、
鰤に茄子の古漬けが入った粕汁。
ブログを始めた2007年に秘伝の粕汁というタイトルで公開していますが、
やはり これが一番 美味しい♬
酒粕と茄子古漬けの粕汁。
【材料と下準備】
酒粕(200g) 鰤(カマと切り身を含め400g) 大根(1/4本) にんじん(1/2本)
厚揚げ(200g) 煮込みちくわ(1本) 茄子の古漬け(1本)
お好みに応じて、青ねぎ 一味唐辛子や山椒の粉などの薬味
日本伝統の発酵食品 酒粕には
活性ペプチド類やビタミン類、ミネラル類、植物繊維が多く含まれ
なかでも必須アミノ酸がすべて含有されているのが魅力です。
ここ数年におかる発酵食のブームで、若年層にも受け入れられるようになった酒粕。
それも悪玉コレステロールを低下させるとともに肥満抑制作用などの
ダイエット効果が確認されているのもその要因の1つだと思います。
またガンやインフルエンザなどのウィルスを撃退するNK(ナチュラルキラー)細胞を
活性化させ免疫力が高められる働きがあるなど生活習慣病予防のためには欠かせない発酵食品です。
鰤の旬は脂がのって美味しい冬。
栄養素は良質なたんぱく質をはじめビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンE
そして脂肪不飽和脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が
秋刀魚や鯖以上にたっぷり含まれ生活習慣病に有効的です。
また赤黒い血合いの部分には多くの栄養素が集中され
特に動脈硬化や肝機能強化に効果があるタウリンが
ふつうの肉部分より3倍と豊富です。
期待がもてる効能
疲労回復、高血圧予防、動脈硬化予防、貧血予防、老化予防、眼精疲労緩和、
肝機能強化、骨粗鬆症予防、血栓防止、脳機能の維持改善など
鰤の切り身よりも粕汁には、鰤のカマは使うことにより
骨や脂身からでる旨みにより美味しい粕汁ができます。
①切り身を食べやすい大きさに切り、カマと切り身の裏表に粗塩をたっぷり振りかけ
冷蔵庫で最低2時間以上寝かせておきます。
②冷蔵庫で寝かせた後、全体に熱湯をかけ水で身を引き締め
日本が世界に誇る発酵食品 「糠漬け」
糠から吸収されため栄養成分も豊富で茄子にまろやかな酸味を加えるとともに
バランスの良い植物性乳酸菌や酵母の働きで腸内環境を整えてくれるのです。
①茄子に付いている糠を水で洗い流し、2時間ほど水に浸しておきます。
■大根は8cmほどの短冊切りにして お米を入れたパックで茹でます。
■こんにゃくは短冊に切り塩もみしてから軽く茹でます。
その他を含めこのように切ります。
【作り方】
①1,000ccを入れた鍋にだし昆布を加え30分程度おき
②火を付け沸騰直前にだし昆布を取ります。
③②の鍋に 鰤と茄子の古漬けから加え、煮込みちくわ以外の厚揚げ、にんじん、大根、こんにゃくを
加え中火で煮立てていきます。
④沸騰したらアクを取ってから酒粕を溶かします。
⑤ちくわを加え、塩で味を調えコトコト煮込んで出来上がりです。
ネギと一味唐辛子をトッピングしてアツアツに頂きました~♬
さむい冬には、粕汁 しゃぶしゃぶ 鰤大根・・・
鰤が大活躍する季節。
粕汁に、糠床から取りだした茄子の古漬け。
これは我が家の秘伝の粕汁
とろっとした茄子の食感とほのかな酸味がアクセントになり美味しいです~♪
恐らくどこにもないかと思いますが、粕汁にマッチします!
酒粕と糠漬けによるダブルの発酵食品で相乗効果が得られそうです。
▶▶秘伝の粕汁
▶▶酒粕鍋
▶▶鮭と銀鱈粕漬
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