母方は酒造りの盛んな神戸灘区の出身で、

この粕汁は他界した味にうるさかった(笑)おじいちゃんから伝わった

秘伝の粕汁で、考えられませんが、糠床の茄子の古漬けを使うのです。

母もなぜ古漬けを入れるのが、これが普通の粕汁だと思っていたみたいで、

おじいちゃんが元気な時に聞けば良かったと悔いが残ります。

神戸の方がこのような粕汁をつくるかどうかは疑問ですが、

ほかの粕汁にはない最高の味ですよ♪


本準備する材料と下準備 (4人分)

下準備は手間と時間がかかりますが。。。

ご説明していきます

茄子の古漬け(1本)


茄子についている糠を水で取り除き

ボウルに茄子を入れ、

水で約2時間程 塩抜きをします。

2時間後、約1cm幅の輪切りにして

手で搾り水分を搾り出します。







ぶり(かまの部分350g)・・・かまの部分が油がのって最高の旨さを出します。

ぶりに多目に粗塩を振って冷蔵庫で約4時間置きます。

4時間後、左下のザルに入ったぶりのようにぶつ切りに切り、

熱湯をかけ、くさみを取り除きます。


里芋(100g) 大根(200g) 板こんにゃく(1/2枚) にんじん(50g)を

右の写真のように切ります。


厚揚げ(350g)

使った厚揚げは男前豆腐 銀銀 

大きめの厚揚げが3個入っています。
この厚揚げを2個使って

右下の写真のよう切っています。




焼ちくわ(1本)を縦に切り、輪切りにします。    酒粕(200g)            

割り箸つくり方

1お鍋に水10カップ、だし昆布を入れ、沸騰する直前にだし昆布を取ります。

21でできた だし汁にまず最初にぶりから入れ、大根、にんじん、

  里芋、こんにゃくを加えていきます。


3強火で再度沸騰するまで煮込んでいきます。

4アクが出てきますので、アクを取り除いて下さい。

5沸騰するまでの時間を利用して、適当な大きさに切った酒粕を

  すり鉢に入れ、すりこぎでペースト状にしていきます。

6お鍋が沸騰したら、5の酒粕を入れ、中火でコトコトと煮込んでいきます。  

7左の写真のように、酒粕が溶けてなめらかさがでたら、

味を確認し、塩で味を調えて、

  ちくわを加えてできあがりです。

  *なお粕汁はカレーと同じで煮込めば煮込むほど美味しく頂けます♪

粕汁はこれからの寒い冬には心身ともにあたたまり、

とてもヘルシーな食べ物です。

風変わりな我が家の秘伝の粕汁をご紹介しましたが、

みなさんのところでは、変わったような粕汁はありますか!?