「漢委奴國王」国宝の金印＠福岡市博物館☆

初夏の佐賀～福岡の旅 - その14 -

2日目： 2010年6月5日（土）　天気：

かなり間が開いてしまいましたが、

完結していなかった福岡の旅レポ・・・。

このまま年を越すわけには行かないので、季節は変わりましたが

気にせずに綴ります～

福岡・シーサイドももちで行われたTUBEのLIVE の前に、

どうしても寄りたかった場所・・・それが福岡市博物館でした。

福岡市博物館

LIVE会場のシーサイドももち海浜公園まで歩いていける福岡市博物館に、

常設展示されている教科書にも載っている凄いものとは・・・。

それは・・・国宝「金印」です！

弥生時代に最も栄えた国のひとつで、福岡平野にあった奴国の王が、

後漢の都の洛陽に使節を派遣して、光武帝から贈られたといわれる「金印」。

国宝指定されている「金印」は、

江戸時代の中頃に、福岡の志賀島で農民によって発見されました

光武帝から金印を賜わったのは、５７年。

日本史の勉強で、この年号を覚えるためのゴロ合わせは・・・

５（いつ）７（な）んどきも金印わすれず。

いまだに忘れない歴史年号ゴロ合わせを、頭の中でぐるぐるさせながら、

常設展示室へ向かいます

常設展示室内では、撮影禁止なので写真はありませんが、

教科書でなら見たことありますよね

このパネルの写真で見ると、なんかショボそうな印鑑にみえますが、

警備員さんに監視されつつ見学した

ガラスケースの中の本物の「金印」は、キラキラに光り輝いていました

ほぼ純金といわれているのにも、納得するほどの輝き

さすがは“国宝”です。

博物館お土産コーナーで、レプリカの金印を発見

サイズは本物とほぼ同じの、

１辺の長さ２．３ｃｍ×高さ２．２ｃｍ

つまみは、蛇がどくろを巻いた姿が彫られ、

ひもを通す孔には紫色の紐が結ばれていた様子も、忠実に再現されています。

これ実は、スタンプなんです～。

印面にはきちんと「漢／委奴／國王」の五文字が、

しっかり彫られていますよ。

国宝「金印」見学のいい記念になる、お薦めのお土産です