横浜市交の全席優先席(1)
みなさんこんばんは。
今回は(も?)、筆者がつねづね不満に思っていることを書かせていただきます。
この掲示にあるように、横浜市営地下鉄では、車内のすべての座席をお年寄りや障がい者などの弱者への優先席としています。
しかし、そこまでしてそのような弱者に事業者が媚びる必要はあるのでしょうか。そもそも、こういった方々の多くは、ほとんどの場合、自動車を所有・運転することができず、公共交通の利用を余儀なくされる人たちです。つまり、黙っていても商品を買ってくれる上に、客単価が低いので上客とも言えないわけです。
一方、働き盛りの健常者の多くは運転免許と自家用車を所持しており、公共交通を必ずしも必要とはしません。また、当然のことながら、前者に比べてより裕福だとも考えられます。したがって、彼らの支出を、交通事業者に仕向けるような積極的な措置を講じなければ、自らの長期的な存続は図れません。こういう努力も理解できますが、彼らのためのサービス改善を行うことこそ王道ではないのでしょうか。つまり、無料、もしくはきわめて低廉な対価で乗車する客に、正規の運賃(定期運賃も含みますが)を負担させられている健常者が席を譲らせられるのは、どう考えても不条理ですし、必ず座れて、好きなタイミングで好きな場所に行ける自家交通への逸走を招きかねません。
次回以降は、今回の議論の方向性を元に、大多数の利用客の顧客満足度の向上と事業者の増収とを同時に実現しうる秘策を提案する予定です。それでは、おやすみなさい。
今回は(も?)、筆者がつねづね不満に思っていることを書かせていただきます。
この掲示にあるように、横浜市営地下鉄では、車内のすべての座席をお年寄りや障がい者などの弱者への優先席としています。
しかし、そこまでしてそのような弱者に事業者が媚びる必要はあるのでしょうか。そもそも、こういった方々の多くは、ほとんどの場合、自動車を所有・運転することができず、公共交通の利用を余儀なくされる人たちです。つまり、黙っていても商品を買ってくれる上に、客単価が低いので上客とも言えないわけです。
一方、働き盛りの健常者の多くは運転免許と自家用車を所持しており、公共交通を必ずしも必要とはしません。また、当然のことながら、前者に比べてより裕福だとも考えられます。したがって、彼らの支出を、交通事業者に仕向けるような積極的な措置を講じなければ、自らの長期的な存続は図れません。こういう努力も理解できますが、彼らのためのサービス改善を行うことこそ王道ではないのでしょうか。つまり、無料、もしくはきわめて低廉な対価で乗車する客に、正規の運賃(定期運賃も含みますが)を負担させられている健常者が席を譲らせられるのは、どう考えても不条理ですし、必ず座れて、好きなタイミングで好きな場所に行ける自家交通への逸走を招きかねません。
次回以降は、今回の議論の方向性を元に、大多数の利用客の顧客満足度の向上と事業者の増収とを同時に実現しうる秘策を提案する予定です。それでは、おやすみなさい。