100%鉄道大好き宣言!!


鉄道、旅、食べ物、トイレ、牛乳などのルポやエッセイ、取材記事を各種媒体でたくさん楽しく書いています。

執筆に限らず、イベント事にも積極的に出演しています。

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【自己紹介】

1988年生まれ、福井県福井市出身、神奈川県川崎市在住。

慶應義塾大学卒業。

在学時は鉄道研究会に在籍。

出版社勤務を経て現在に至る。

2015年1月:JR全線完乗。


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応接室で一人だけアイスをもりもり食べた取材

過日、三河方面に出掛けました。
日頃の行いが幸いしてか、超ド級の好天で、あまりにも気持ちが良すぎたので、帰りたくないなーと心底思いました
この感情は、帰らなくてはならない場所が別にあるから出現するものなので、逆説的ですね。
ちなみに今回の目的地では、えらい方の前で私だけアイスを食べるという行いをいたしてきました。それも2個。
アイスを1度に2個食べるって、なかなか機会がないですよ。しかもえらい方の前で。

写真は、帰りたくなくなった私のまなざしです。

 

 

足柄駅で乗り換える

「乗りものニュース」で「足柄駅で小田急からJRに乗り換えたら、なぜか7時間も要した件」という記事を書きました。
内容を簡単に説明すると、足柄駅で乗り換えした、ただそれだけです。
ちなみに日本に足柄駅は2つありまして、一つは神奈川県小田原市にある小田急の足柄駅、もう一つは静岡県小山町にあるJR御殿場線の足柄駅です。
この2つは、足柄峠を挟んで、徒歩でおよそ25キロ離れており、徒歩接続を試みた次第です。

編集部からほとんど冗談みたいに「やらんか」と言われたのがきっかけです。
足柄といえば「金太郎」が有名で、神奈川県側も静岡県側も「金太郎のふるさと」アピールしていたり、足柄城跡という遺跡があったりと、鉄分というよりも街(?)歩き要素の強いウォーキングとなりました。

なお記事中では触れてませんが、JR御殿場線の足柄駅近くには「あしがら温泉」という日帰り施設がありまして、これが非常によかったです。
休憩所には蕎麦屋が入っていて、「券売機で食券を買うと既製品の蕎麦、カウンターで直接お金を支払うと手打ち蕎麦(食券より200円くらい高い)を提供します」という謎システムでした。

 

以下、時系列に写真を並べます。

同じようなキャプションが2つあるのは、足柄が神奈川と静岡にまたがっているからしょうがないんですよ。

 

足柄駅(神奈川県)

 

金太郎(大雄山線)

 

金太郎橋

 

金太郎のふるさと(神奈川県)

 

感動の越境

 

金太郎のふるさと(静岡県)

 

ご褒美富士山

 

金太郎(足柄駅(静岡県))

チャリで参りましたが得意芸です

過日、朝から夜まで房総半島で遊んでいました(ほんとうは取材)。

 

 

 

 

行かない間に私の脳内房総半島は縮小を続け、こうして実際に訪れることで「ほやほや、房総半島ってめっちゃでかいんやった」と再認識する次第です。
アクアラインを経由して川崎から木更津に至るバスに乗ったのですが、アクアラインに入るまでが30分と長く、実際の高速道路走行時間なんてものの15分ほどなんですね。

 


私は出先でレンタサイクルを利用する人間で、今日は片道6.5キロコースを敢行し、訪問先の人から「え、あそこから自転車で???」と驚かれました。
高校時代、愛用の越美北線が不通になったことから自転車通学を余儀なくされ、そのときが片道13キロコースだったこともあり、多少の距離をママチャリで移動するのは平気です。
過去の経験はこんなふうにも生きてくるようです。
もしかしたらタクシーにする選択肢もあるのかもしれませんが、ウソっぽくなるというか、文章をうまく書けなくなりそうで、極力避けたいと思っています。
あとは色々あって、徒歩も別途10キロくらいありました。

 


自転車をこいだ後に飲んだ、謎の大変おいしいやつ  


なんでかわかりませんが、私は取材に行くとよく歩きよく自転車を漕ぐので、年がら年中取材に出ていれば、そのうち元の体型に戻れるんじゃないかなぁと期待しています。
帰りは、魚屋がやってる駅前食堂に入って海鮮丼を食べたところ、なかなかよかったです(写真は1,000円の海鮮丼定食)。

 

 

 

 

あと、本屋側の乗り場が3番から始まるとめずらしい駅に出会い、しみじみと興奮しました。

 


箇条書きみたいな文章なのは、続きと詳細を本誌でご覧いただきたいからです。

ミルクを運びませんか

先日、銀座に出向いたついでに天賞堂に寄り道したところ、トミーテックの「富別簡易軌道はまなす号」が割引となっており、迷わず購入しました。

 


富別簡易軌道は架空の簡易軌道という設定ですが、どう見ても浜中町営軌道がモデルです。
ミルクタンクが付属するというおいしさもあり、発売当初より「買わなあかん!」と謎の使命に燃えていました。
なんで今頃買ったかというと、すっかり忘れていたからです。

本当は秋の「軽便鉄道模型祭り」で購入するつもりだったものの、「今日は展示だけです!」と言われてしまったことで、ここまで入手が遅れました。

 

 

富別簡易軌道シリーズは、無蓋車付きのあおぞら号もあるのですが、こちらはあいにく売り切れで。
簡易軌道と言いつつも、仕様はNゲージなのがいいですね。
あおぞら号を買うのに合わせて動力ユニットも入手して、ちゃんと走らせようと思います。
鉄コレはこれまで、地元の「えちぜん鉄道」しか集めていませんでした(すべて動力化済み、パンタも金属のに変えてる!)。
好きが増えるにつれて、欲しいものも増えるので危険ですね。

このあと、銀座ついでに福井の郷土料理店、焼き鳥の秋吉に行きました。
首都圏にも秋吉はあるものの、ほとんにどはフランチャイズですが、ここはなんと直営店。
値段は若干東京補正が入っているものの、ふるさとの味であることには変わりありません(秋吉の工場は、実家の近くにある)。

 

ブログをさぼるのを、なるべくやめます。

複数の方から「ブログはもうやめたのか」とご意見を頂戴しました。

当人としてはまったくそんなつもりもなかったのですが、気づいたら最後に書いたのが昨夏だったというびっくりに陥っております。

時の流れは高速です。

今後は、少しずつ、復活していこうと思っております。

なお、最近どういうところで書いているかはこちらをご参照くださいませ!
 

旅立つ列車を見送った悔しさを憶えているか

過日、久しぶりに遠くへ行く列車を見送りました。
乗れないもどかしさをぼた雪のごとく、粛々と積もらせる夜を続けていたことが私の原点にあります。

 


見つからなかった受験番号、突如いなくなってしまった身内、出版社勤めゆえ書けなかった原稿。
ないない尽くしですが、皮肉にもこういったものが私を私として生かしてくれるのだろうと、今ならわかります。

 

【8月編】最近書いたのぼろぼろ一気に紹介します

また得意のおさぼりをした結果、お知らせがたまりました。

よろしくご査収ください!

①「鉄道ジャーナル」2018年9月号で連載「ミルクを飲みに行きませんか」第6回を書きました

2018年7月21日発売「鉄道ジャーナル」2018年9月号で連載「ミルクを飲みに行きませんか」第6回を書きました。

 


第6回は岩手県葛巻町の「くずまき高原牧場」です。
葛巻町というのは東北随一の酪農地帯でして、町としての酪農への取り組み、そして公共の観光牧場である「くずまき高原牧場」の役割などなど、お話をたくさんお聞きしました。
牧場は入場無料なので、みなさん遊びに行ってください! 想像以上に楽しいところです。
「焼肉食べ放題&牛乳飲み放題」という、牛さんオンパレードご飯がいただける焼き肉レストランも絶賛営業中です。
話は変わりますが、最近は、全然予想していない方面から執筆依頼をいただくこともたまにあり、「どこで誰が読んでくださってるかわからんもんだな」というのを強く感じています。
私があられもない格好で独り黙々と書いたものが、名前も知らない人たちに読まれること。
執筆の喜びはここにあるのかもしれません。

 

 

 

②「月刊fu」2018年8月号にコラムを寄稿しました 

「福井新聞」の折り込み雑誌「月刊fu」2018年8月号(7月23日発行)に連載エッセイを寄稿しました。
感動のフィナーレに当たりますよ!

 

 

1回目が「旅」、2回目が「地元」ときたので、3回目は「取材の裏話」を書きました。
たぶんバランスが取れてるはずです。

 

 

まっとうに地元で「エッセイ」という形で書かせてもらったのは、今回が初めてでした。
福井県でも、特に越前市には足を向けて寝られませんね(堀編集長のご自宅があるから)。
足を向けられない方面が順調に増えてきているのですが、これからどうやって寝たらいいのでしょうか。

 

私は福井でも田舎のほうで育ったので、福井イントネーションで激流のように喋る人間です。
しかし、そんなもんを関東で使うと「何言ってるか全然わからん」となることが分かっているので、ある程度抑えています。
とはいいながら、自分の想いをなんのつっかえもなく表現するには、今でも福井弁が最適です。

何が言いたいかというと、地元のほうが言いたいことがうまく言える、ということで、今回の連載は好き放題に書き散らかしました。
どうぞご笑覧ください。

 

③「旅と鉄道」2018年9月号で「山の絶景編 中央本線、大糸線で山の絶景へ」を書きました

 

2018年7月21日発売「旅と鉄道」2018年9月号にて、紀行文「山の絶景編 中央本線、大糸線で山の絶景へ」を書きました。

 

 

東京で梅雨明けが盛んに報じられていたころ、中央本線も大糸線も大雨でしたよ。
見えてなくても「雄大な後立山連峰の絶景が視界に広がり云々」と書くのが優等生なのかもしれませんが、それなら別にわざわざ取材に行く必要はありません。
気象条件も含めて忠実に文章に落とし込んだので、どうぞよろしくお願いします。

なお、「山の絶景もあるなら海もあるだろう」と思われた方、大正解です。
「海の絶景編 山陰本線、おいしい絶景旅」は、鉄旅タレントの木村裕子さんが担当されています。

余談ですが、取材では木曽森林鉄道の保存鉄道にあたる「赤沢森林鉄道」にも行きました。
ここすごく楽しいですね。
道東の簡易軌道にお熱を上げている身なので、親和性が高いのかもしれません。
軽便、ナローといわれる分野は、夢中になり始めると危険な気がしているのですがこのままだと、少しずつ沼地に足を突っ込みそうです。

 

 

 

 

④季刊「JR EAST」2018年8月号にエッセイを寄稿しました

 

2018年8月1日発行、季刊「JR EAST」2018年8月号にて、エッセイ「それは不意打ちのように訪れる」を書きました。
「JR EAST」とは、字面で大方予想はつくと思いますが、JR東日本の社外広報誌です。
つまり今回がオフィシャル雑誌デビューということになります。

 



最初にこのお話をいただいたとき、にわかには信じがたく、「色んな人に断られてはちやにたどり着いてしまったということでしょうか…?」と質問してしまいました。

「JR EAST」は「新幹線のグランクラス」に設置されているそうなので、どうぞ皆さま、グランクラスに乗車してください。
まさか本人より先に文章が乗ることになるとは夢にも思いませんでしたよ。

 

 

⑤乗りものニュースで連載2回目を書きました。

 

「乗りものニュース」の連載「鉄路の脇道」第2回が2018年8月2日付で公開されました。
前回、「私はこうしてJR完乗してしまった」を書いたので、今回は「JR完乗したらこんな旅をするようになった、心持になった」を書きました。

途中までは無料ですので、非会員の方は途中まで、会員の方におかれましては、最後までご覧いただけると幸いです。

※「乗りものニュース」の会員特典
・ 広告がでなくなる
・ こまごまと頁送りしなくてよくなる
・ はちやの記事が全部読める!!!!

 

⑥「鉄道ジャーナル」2018年10月号の特集で「航跡にたゆたう」を書きました

2018年8月21日発売「鉄道ジャーナル」2018年10月号は、連載「ミルクを飲みに行きませんか」をお休みしています。
離婚が結婚した人だけの特権であるように、休載も連載の特権ですね。
と言い切れる図太さがあればいいんですけども。

 

 

そのかわり、というかここからが本題です。
紀行文「海峡ゆったどきっぷで訪ねる青函エリア 航跡にたゆたう」を書きました。

連載を休まず、はちや名義の記事を2つ書くという選択肢もありましたが、時間的にどう考えても厳しく、甘い道を選んでしまいました。
休載はこれっきりにして、2つでも3つでも書かせてもらえるならいくらでも! の心構えでいようと思います。

「鉄道ジャーナル」では初めて旅モノになります(ミルクもかなり旅寄りではありますが)。
あと、タイトルは初めて自分でつけました。
さらに、先月号までは「だってあのジャーナルやで!」と(自分にしては)お行儀よく書いていたものの、いよいよそれができなくなってしまい、夜中のラブレターよろしく自由に書き散らしました。

なお、書きぶりについては編集部より「こんな風に書けるんやったら最初からこうしとけや!」とご好評をいただきましたので、今後は基本的に今号のテイストで書いていく予定です。
ちょっとした裏話でした。
※編集部の方は、こんなに荒い言葉を使いません。

 

 

 

 

本当はもう少しあるのですが、今日はここまでにしておきます。

また、忘れたくらいに一気に更新します。

 

最近、日々の動向についてはFacebookで書いていることが多いです。

取材に行ったこととか、出かけたこととか、食べたものとか。
「はちやの動きが気になる」という殊勝な方がおられましたら、フォローいただけると幸いです。

 

☆Facebookはここ☆

 

 

最近書いたのぼろぼろ一気に紹介します

このところ、「こんなの書きました!」の投稿しかしておらず、当該ブログの存在意義が揺らいでいました。

そこにきて「こんなの書きました!」の投稿すらしておらず。

 

そもそも、仕事用のWebサイトでちくちく更新してて、ほとんどこっちは転載してるだけなんですけどね。
さぼってるうちにいくつかお知らせが増えたのでまとめてご案内します。

①月刊「fu」にコラムを寄稿しました。

2018年5月22日発行「月刊fu」2018年6月号にコラム「独り旅の一期一会。」を寄稿しました。
福井県にあまり縁のない人は「fuってなんなの」とお思いになることでしょう。
地元で圧倒的シェア(確か8割とかそのくらい)を誇る「福井新聞」に折り込まれる雑誌です。

 


今月号から福井県関係者が順番に執筆する「リレーcolumn とはずがたり」というコーナーが始まりまして、栄えある第1回目を頂戴してしまいました……!
ちなみに「月刊fu」の編集長は堀さんという方なのですが、すごくおもしろい人です。
編集部に遊びに行ったとき、「はちやさんコーヒー飲みます?」と尋ねられたので「はい!アイスコーヒーください!」と申し上げたところ、熱いのか冷たいのかぬるいのかよくわからないコーヒーを出してくださいました。
あと、「これ、編集部のみなさんでどうぞ」と持って行ったお土産を、すべて堀さんが平らげてしまいました。
そういう方がまとめていらっしゃるので、福井新聞というカチカチの媒体に折り込まれていながらも「月刊fu」はおもしろさいっぱいです。

編集長が「むしろ拡散して」とおっしゃったので、そのまま以下に載せます。

 

 

②旅と鉄道増刊7月号「青春18きっぷの旅2018」で巻頭ルポを書きました

6月19日発売、旅と鉄道増刊7月号「青春18きっぷの旅2018」に巻頭ルポを寄稿しました。
タイトルのとおり、青春18きっぷ特集の増刊号です。
誌面は、ルポのほかにいろんな18きっぷ旅の行程案が掲載されており、それぞれに「難易度」が5段階で付されているのですが、そのなかでは「最高難易度」という設定になっています。
どの辺が難易度高めなのかは、記事中でご確認ください。

 


ちなみにこの手の取材というのは、あらかじめ行程がしっかり決められていて、それに沿って進めていくことになるのですが、「いや、こっちのほうがおもしろいだろう」と取材途中で勝手に変更を加えています。
もともと行程を作ったのが自分なので、それをちょっと変えてもさして問題にはならんだろうと思ってのことです。
きっとやりすぎてそのうち怒られます。

これまで「旅と鉄道」に寄稿するときは「文・蜂谷あす美」という位置づけだったのですが、今回は「旅人・蜂谷あす美」に昇格していました。
旅人になると、どうやらプロフィールを載せてもらえるようです。
編集の人がいい感じに作ってくださったので、今後流用しようかと企んでいます。
あと、「文」の時は「はちやの後ろ姿」がちらっと写り込む程度でしたが、「旅人」になったことで、あちこちに写るようになりました。

ママチャリで疾走する姿とか、貴重だけど需要がなさそうなマニアック写真が並んでいます。


ちなみに写真は、鉄道カメラマンとして第一線で活躍されている米屋こうじさんです。
仕事中に「サインください」「一緒に写真撮ってください」とミーハーの根性を発揮してきました。

 

③「鉄道ジャーナル」2018年8月号で連載「ミルクを飲みに行きませんか」第5回を書きました

2018年6月21日発売「鉄道ジャーナル」2018年8月号で連載「ミルクを飲みに行きませんか」第5回を書きました。
第5回目は、白バラ牛乳でおなじみ、鳥取の大山乳業に行ってまいりました。

 

 

前回が島根の木次乳業だったことを覚えている人もいるかもしれませんが、こうして2回続けて山陰紀行なのは、つまりそういうことです。お察しください。
対応してくださった中の人が、大山乳業および白バラ牛乳への熱い思いを語ってくださり、変楽しい取材となりました。
おかげさまで「なんで鳥取の人は『みんな』白バラ牛乳アピールするのか」がつまびらかになりましたよ。
なお、連載第3回で浜中に行ったときは、往路の釧路―羽田便に「天候調査中」が点灯しましたが、今回も往路の「鳥取ー羽田便」に「天候調査中」が点灯しました。
ことの顛末は誌面でご確認ください。

ところでこの連載について「一人でやってるのか?」と尋ねられることがたびたびあります。
そのとおりです。
「じゃあ次は○○牛乳にしましょう」の打ち合わせはするものの、行程づくりも、取材申請も、実際に現地に赴くのも全部一人です。
つまり非常にお気楽な形態であるということですね(カメラマン同行を嫌がってるわけではないです……!>お世話になってるカメラマンの皆さま)。
一方で、一人で行くと写真も自分で撮る必要があり、これだけは本当に毎回申し訳ないというか、恥ずかしいというか、どうしたものかと悩んでます。
おもしろい文章を書けるようになりたいと渇望するのと同時に、写真もまじでなんとかせなあかんなとこの頃はとみに思うようになりました。

 

④「月刊fu」2018年7月号にコラムを寄稿しました(あ、1か月経過してますね、①から)

「福井新聞」の折り込み冊子「月刊fu」2018年7月号(6月25日刊行)でまた書きました。
当初は「上と下の2回で」というお話でしたが、今月分のゲラには「中」と書いてありました。
編集長から「やっぱりおもしろいで、もう1回書いてや」とお代わりしてもらえたわけです。
こういうことを言ってもらえると、文章書く励みになりますね。嬉しくて泣きそうです。
しかしこうして自在に連載回数を変えられるのは、編集長というポジションゆえでしょうか……。


前回は「旅」をネタにしたので、今回は「帰省」について書きました。
分量は少なめですが、かなり自由にやらせてもらえているので、通常の紀行文に比して好き放題に書き散らかしています。

⑤乗りものニュースで連載エッセイ「鉄路の脇道」始めました

乗りものニュースさん、最近の鉄道系ウェブメディアでは勢いあるな~」と眺めていたところ、中の人から「書かせてやっても構わんぞ」とお声がけいただきまして、今月からぼちぼちと軟派な鉄道エッセイを書くことになりました。
「鉄路の脇道」という大変素朴な連載名ですが、本日公開された記念すべき第1回目は

「地方の高校生が大学鉄研に入ってJR完乗を目指した話」

となっております。
冗談のような攻め方ですね。
タイトルは編集部のものなので、完全に向こうにお任せしているのですが、今後どういう感じで展開されていくのか、私自身も気になるところです。

⑥「横濱」2018年夏号に寄稿しました。

7月6日発売の雑誌「横濱」2018年夏号の特集「京急線が好き。」に寄稿しました。
この雑誌は、横浜市と神奈川新聞社の共同編集という体になっており(発行は神奈川新聞社)、事実上の横浜市オフィシャル雑誌といえます。
こう説明するとくそ長いので、ご存じない人に対してはいつも「東京人っていう雑誌あるやろ、あれの横浜版みたいなもんやで」とご案内しています。
大まかにはあってるとおもうのですが、識者の皆さまいかがでしょうか。

 


タウン誌で鉄道特集をやると、場合によっては今一つな感じがでることもありますが、そこはさすが横浜市。
編集する人も、写真撮る人も、(はちやを除いた)書く人も、この分野のその道に秀でている人ばかりなので、安定感が抜群です。
「横浜市民が読者対象」という、いつもとは異なる視点の良質な京急特集だと思ってください。
なお、「横濱」は季刊誌なんですけど、割合頻繁に鉄道特集しています。
そんな経緯もあって私自身、7年ぶりに寄稿させてもらいました。

私が寄稿した、「避暑地の名残を探す旅に出た」は、京急富岡駅付近を、好きにほっつき歩いて、そして好きに書いたものです。
「避暑地の名残を探す旅に出たけれど」というタイトルのほうが正確かもしれません。
詳細は、中身を読んでいただければわかりますので、ハマっ子の皆さまを中心に、どうぞよろしくいお願いします。

ちなみに今回の文章は、初めて「スケジュール的にどうにもならなくて福井の実家で書いたもの」になります。
だから何だということは特にありません。

 

なんか、まとめて書くと「たくさん書いてる人」みたいに見えますね。

「鉄道ジャーナル」2018年7月号で連載「ミルクを飲みに行きませんか」第4回を書きました

2018年5月21日発売「鉄道ジャーナル」2018年7月号で連載「ミルクを飲みに行きませんか」第4回を書きました。

 


第4回目は、ついに、あの、私が「うめえうめえ」と愛飲している「木次牛乳」の製造元・木次乳業に伺ってしまいました。

愛情が前のめりになりすぎていたので、「もしも担当者が冷たい人で、『なんで鉄道雑誌がうちに来たの? 畑違うよね?』と詰問されたり、すごく事務的な対応されたりしたらこの先どうやって木次牛乳と付き合っていけばいいのだろう……」と不安を抱えつつ、木次駅から木次乳業本社までの2.5キロを歩きました。

結果だけを申し上げると、まったくもって杞憂であり、「牛乳連載やっててよかった。牛乳好きでよかった。これ以上の役得が世の中に存在するはずがない!」と帰りの木次線に乗り込んでいました。感動で溶けるかと思いましたよ。

詳細はぜひとも誌面をご覧ください!

なお、紙幅の都合上、書ききれなかった思い出もたくさんたくさんあります。

初めて降りた木次のまちで、あふれんばかりの魅力に触れ、列車は「乗るもの」であると同時に「降りるもの」であることを認識した次第です。
乗って終わりではなくて、下車して街を訪ねてこそ、鉄道の旅は楽しくなる気がします。

 

 

 

 

「小説新潮」2018年6月号で「山手線「駅スタンプ」の暗号」を書きました

2018年5月22日発売「小説新潮」2018年6月号に「山手線「駅スタンプ」の暗号」を寄稿しました。

 

 

取材中も、書いているときも、ゲラのやり取りをしているときも、いつもどおりでした。
でも、自分の名前が目次で、耽読している小説家の方々と並んでいるのをみてしまったことで、いろんな感情が振り切れ、何をどう説明したらいいのかわからなくなり、こうしてただ文字数を増やすためだけに文章を書く人間になっています。

 


新潮社の媒体であるうえに鉄道特集なので、松本清張作品のなかでも特に大好きな作品のタイトルから拝借した言葉を本文中に入れてみました。
編集の人も校閲の人も気づいていないと思います。
全体を通して駅スタンプの暗号に迫る物語になっていますが、はちやの暗号もひっそりと差し込まれていますので、ご笑覧いただけますと幸甚です。

 


ウェブサイトでの名前の扱いに感涙し、画像キャプチャを撮りました。

 

 

 

 

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