鉄道、旅、食べ物、トイレ、牛乳などのルポやエッセイ、取材記事を各種媒体でたくさん楽しく書いています。

現在の主な連載は、東洋経済オンライン今夜も終電ダッシュ 」です。

執筆に限らず、イベント事にも積極的に出演しています。

ウェブサイトはこちら です。

執筆、出演のご依頼、ご相談などご連絡はCONTACT からお願いします。


【自己紹介】

1988年生まれ、福井県福井市出身、神奈川県川崎市在住。

慶應義塾大学卒業。

在学時は鉄道研究会に在籍。

出版社勤務を経て現在に至る。

2015年1月:JR全線完乗。


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2017年07月26日(水) 22時12分06秒

「鉄道旅行ナイト」でのたのた喋ってきたよ

テーマ:出演関連
先日ご案内した「鉄道旅行ナイト」@東京カルチャーカルチャーが7月23日に無事に始まり、そして終わりました。
私はというと、イベントに備えてしこしこプレゼン資料を作成した次第です、下記のような環境で。

いつも以上に秘密基地っぽくなってますね。
 
左のノートパソコン(今このブログを書くのに使っている)は、実家に余っていたのでもらってきたのですが、なんと悲しいことに「パワーポイント」が入っていませんでした。
一方で、右のタブレット(サーフェスRT)には入っているわけでして。
ちみちみと素材をノートパソコンで作ってタブレットに移すという、大変効率のよろしくないことをしていました。
ついでにいうと、このためにマウスとACアダプタ付きUSBハブまで購入してしまいました。

しかしこんなだらしない環境とも近いうちにお別れ予定です。
なぜなら、新しいパソコンを買う予定があるからです。
ただ、ほしいスペックのものだとそこそこ値が張るので、裏ルート(実家が電器屋なもんでして)で何かおいしいものを手に入れたい所存です。

最も、正規ルート(普通に普通の値段で買う)でも、裏ルート(電器屋パワーを使う)でも、どちらにせよこのままだとパソコン(まじもんの本体)だけ手に入って、モニタがない状態になります。
今は「モニタくらいなんとかなるやろ」とか言ってますけど、おそらくパソコン手に入ったタイミングで大いに焦ることでしょう。
いざとなったらHDMIでテレビにつなぎます。

さて、「鉄道旅行ナイト」当日です・
出演者の特権として「人のいない会場」を見ることができます。

 
 


何が楽しいとかは特にありません。
単純にミーハー心が刺激されるだけです。

今回は出演者が多いことから、さくさくと進めるべく、少しフライング気味に始まりました。
そしたらちょうど「出演者の皆さんです!」みたいなタイミングで個人的な事件がおきました。

知人から電話がかかってきたのです。
「どっから会場に入ったらいいのかわかんないんだけど!」と。

慌てん坊の権化のような私は当然取り乱しましたとも。
 
 


しかし改めて見ると、本当に登場人物多いですね。
右から順番にご説明します。

・ナビタイムの人(吉永さん)
・ナビタイムの人(寺尾さん)
乗りつぶしオンラインの中の人
・駅すぱあとの人(三上さん)
・駅すぱあとの人(鈴木さん)
・駅すぱあとの人(広戸さん)兼大学鉄研の先輩(広戸さん)
・わし
デイリーポータルZの人(西村さん)
デイリーポータルZの人(井上さん)
・カルカル店長(横山さん)

一人だけ圧倒的無名感……!

法人の方は結束が固くて、それだけで心折れそうになりました。
ナビタイムの人はおそろいのポロシャツ着てるし、駅すぱあとは美人広報が来ているし。

あまりに不憫だったからなのかなんなのかわかりませんが乾杯の音頭をとらせてもらったりしました。
本来そんなキャラクターではないので、「ええ?わわわわわたしですか!!!!」となりましたとも。

あと、始まる前に知人から「差し入れ」として、白バラ牛乳(1リットル)をもらっていて、お陰さまで1人だけ他の人と違うのを飲むことができました。こういうところをアピールポイントに頑張ります(牛乳は、イベント終了までに飲み切りました)。

ところで今回のテーマ、「ニッチ」で「王道」な「鉄道旅行」というものでした。

「ニッチで王道って……! どっち?????」と思った私は、その思いの丈を各種SNSに投稿していました。
ネット弁慶はするもんじゃないです、店長様がばっちりウオッチなされていました。

それで肝心の私の発表ですが、「ふるさとはもっと遠きにありて思ふもの」という内容でした。
要は「遠回りして帰省する」ということですよ。
 
服の色が変わっていることにお気づきでしょうか。
席替えをしたわけではなく、ずっと左から4番目なのですが、服の色が緑になっているのがわかりますでしょうか。
ナビタイムに取り込まれたわけではありません。

私は3月に台湾に行き、そこで「自分へのお土産」としてTシャツを購入しました。
そのときは「海外にいる」という浮かれた気分も手伝って、「これめっちゃいいやろして!」と勢いで買ってしまったわけですが、冷静になるとまるでイケていなくて、一度も袖を通さずに、ずっと部屋に飾っていました。

それがこれです。
 
 

今回のイベントタイトルが「鉄道旅行ナイト」だったので、「このイベントのためにあつらえられたようなTシャツだ!」と感動して、自分の発表のタイミングで着替えました。
時間がなくて、このTシャツについてアピールまったくできなかった点が心残りです。
またカルカルに出させてもらえたらそのときも着用しようと思います。
ご期待下さい。
 
当日は、知り合いより「沼津土産」を差し入れにいただきました。
ラブライブ!のキャラクターがあしらわれたお菓子です。
しかし私はラブライブ!門外漢なので、「うめえうめえ」の感想しかありません。ごめん!
 


なお、当日の様子は、togetterをご覧いただくのが一番よいかと思います。
ここからどうぞ

来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。
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2017年07月25日(火) 22時53分09秒

「旅と鉄道」2017年9月号に寄稿。ポロリはないけどおまけはあるよ!

テーマ:掲載関連

表題のとおりです。

 

私を鉄道趣味という沼に引きずり込んだ二大巨頭に「鉄道ジャーナル」と「旅と鉄道」があります。

今となっては「旅と鉄道」は発行元も発売元も変わってしまいましたが、しかしこんなことが勝木書店で立ち読みしていた高校生時代には予想できなかったですよ(「鉄道ジャーナル」のほうには結構前に書いている)。

「旅と鉄道」とはだいぶ前からお付き合いがあり、本誌だったり、あるいは発行元の天夢人が作るムック本の手伝いを裏でちみちみとやってはいたのですけど、紀行文としては初めての寄稿です。

 

以下、誌面に影響を及ぼさない範囲のことを書きます。

 

今回は、1泊2日にみなかみに行ってきました、新幹線で。

みなかみというと、鈍行列車の乗り継ぎポイントとしては何度も降り立ったことがある以外は、昨秋日帰り温泉に行ったことがあるくらいでした。

なので新幹線で行ったのは初めてだったのですが、おそろしく近いですね。

東京からだと60分ちょっとですよ。座った瞬間に到着してしまうようなもんだろう。

 

今回はカメラマンの方が同行だったのですが、編集部との打ち合わせは以下の通りでした。

 

私「今回、どなたとご一緒するのでしょうか」

 

編「新幹線で隣の席に座ってるから」

 

「めっちゃ怖い人やったらどうしよう……」などと泉のごとく溢れだす不安とともに東京駅に向かったところ、全部杞憂でございましたよ。

むしろめちゃくちゃいい人過ぎて、たどたどしい私で申し訳ないですの勢いでした。

 

さらにいうと、優れた人格者というのは、仕事も完璧にこなすわけでして。

私は文章の人間なので、写真についてあれこれと申し上げることはできないのですが、「こ、これがプロの仕事や!」と感激してしまいました。

世の中には圧倒的な才能を持った人がいるもんですね。

素直に「すごい!」と思う一方で、「それに比べて私ときたら……」と落ち込みます。そういう仕様の人間なもんでして。精進します、本当に精進します。

 

どんな旅をしたかは誌面を見ていただければわかるので、そちらにお任せします。

 

「当日は水着持参で」と言われておったのですが、その真相も記してあります。

 

 

 

なお、誌面には、私のうつりこんだ写真もいくつかあるのですが、添え物ポジションになっています。

名前も消えそうなほど小さいです。

 

旅行雑誌というのは、よほどの有名人でもない限り「どういう見てくれのやつが書いたのか」「どんな名前のやつが書いたのか」なんていうことよりも、「そこはどういう場所なのか」が優先されるべきだと思うので、そのような扱われ方が大層嬉しかったです。

読んでくれた人が「おもしろい」と思って、そこで初めて「誰が書いたのか」を気にしてくれるような、そんな文章を書けることが目標です。

 

とはいえ、プロカメラマン氏が色々私を撮ってくださっていて、それは非常にありがたいことでした。

最後にちょっと公開して終わりにします(ご本人と編集部には了解いただき済み)。

なんか写真だけ並べると、思い出作りに行ったみたいになってますね。

 

 

 

 

 

 

 

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2017年07月05日(水) 22時59分34秒

悩みの種を発芽させることにたけている

テーマ:ブログ
 


5月の北海道乗りまわし取材旅行に続き、先月も唐突に「取材」名目の旅行に行ってきました。

取材旅行なので、私はどこぞで文章を書きます。
もっとも、すでに書き終わった上に、細かい作業も終了しているから、こうしてのろのろとブログの投稿ができるんですよ。詳細は発売時期にうるさくご案内します。

もともと悩むことに生きがいを感じている人間ですが、最近は上記と関連して、いろいろとくねくね考えることが出てきました。
こんがらがってきたので、書いてすっきりしようと思います。

① 薄幸な人生のはずなのに、うまくいきすぎてて怖い
半年前に出版社を退職して以来、書く機会を少しずつもらえるようになりました。
それは本当にむせび泣くほど嬉しくてありがたくて光栄なことなのですが、果たしてこれがずっと続くのだろうかという不安があります。そうそう物事はうまく進むわけなかろう、と。

しかしですね、さいころの運だめしでぞろ目が出たから「書かせてもらえる」というもんでもないことだとは、最近薄々分かってきました。
今目の前にある原稿1つひとつのクオリティ次第で、「次」が生まれるわけで、そうすると私にできることはなにもないですね。1つずつ真面目にやるだけでしょう。
とはいうものの真面目に書いたとて、「文章がひどい」、「つまらん」と思われたら、あかんわけで。
最近は、「わしの文章っておもしろいかな」、「そもそもちゃんとした文章になっているのか」という自作の不安におそわれています。
「これから色々お願いしたいといったけど、やっぱりなかったことにしてください」と言われたらどうしよう、というのが目下の悩みです。
結果、「日本語まずくなかった?」、「読み物として大丈夫だった?」としつこく聞く、うっとおしい人間になっている今日この頃です。被害者は今後もしばらくは増えそうな気がします。
自分で思っていた以上に、私は自信がないみたいです。

② 仕事なのに楽しい
仕事だけど、旅行なので、楽しいです。
もっとも、仕事だからといって楽しかったらあかんことなんて何にもないのに。
どこで覚えてしまったのか、「仕事とはかくも精神的、体力的に大変つらいもの」と無意識に考えてしまっているようです。
自分自身による自分自身への刷り込み教育と、実際のところが一致していなくて、「いいんかな……、いいんかな……」とびびっています。
さらにもっというと、ご存知のように(巧拙さておき)文章を書くことが私は大好きです。
取材旅行は、帰ってきてから文章を書くことになるのですが、これもやっぱり楽しいわけで、やはり「いいんかな」状態になっています。

列車に「乗り」、文章が「載る」というのを初めて経験したのは大学生の時でした。
当時はただただ、「なんてこれは楽しいことなんだ!」と思っていたわけで、歳の下手な重ね方をして「仕事」という謎用語を詰め込んでしまうからいかんのかもしれません。あと、気が小さのも影響していますね。

③ プロというのがよくわからない
「プロの文章とは~」という話を編集の人から聞いて、それ以来もやもやしている事項です。
そんなこと言われても私はたった1人しかおらんわけで、どんな文章を求められても、私の文章しか書けんのです。
そのときに私は「聞くは一時の恥」根性で、「プロの文章ってなんですか」と尋ね、編集の人から「なんでもないことを面白く書く」ことだ」と教えてもらいました。
おおそれは確かに! と言われた瞬間は腑に落ちたのですが、後になってみると、それはプロの文章というよりも、質の高い文章を意味するようにみえてきてしまい、結局いまだ藪の中です。
自信がなくて気が小さいので「プロ」ということばが出てくると、ちびります。



こうしてあらためて羅列してみてわかりましたが、どれもこれもが些少なことですね。
「のくてえな、楽しいんやったらほれでいいが何があかんのや」という福井弁が聞こえてきそうです。
蚤の心臓を露呈するのは、これで終わりにして、平常運転に戻ります。
着地点を考えずにしみしみ書いていたら、本当にすっきりしたのでびっくりしました。
恥も外聞もないので、書き捨てておきます。










 
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2017年07月02日(日) 23時10分15秒

「鉄道旅行ナイト~ニッチな鉄道旅好き大集会!」@東京カルチャーカルチャーに出ます

テーマ:出演関連

表題のとおり、トークライブに出ます。

 

日時:2017年7月23日(日)18時~

場所:東京カルチャーカルチャー(@渋谷)

 

詳細は、公式サイトをご覧になるのがよいと思います。

 

公式サイト

 

当初出演のお話をいただいたときは、こんな仰々しいもの(イベントの正式名称は「【 カルカル10周年祭り!】鉄道王道企画!旅と鉄道イベント! 鉄道旅行ナイト~ニッチな鉄道旅好き大集会! 」)だともつゆ知らず、二つ返事で了承してしまいました。

そもそも出演者が

 

・ 駅すぱあと→法人
・ 乗りつぶしオンライン→自分がJR全線完乗するに際してお世話になったウェブサイトの中の人
・ デイリーポータルZ→東京カルチャーカルチャーを運営しているニフティ関係の人

 

・ 私→だれ

 

という状態で、少なくとも鉄道趣味に関してはアブノーマルな嗜好がない私は一体どうしろと。
他の出演者の方を拝見していると、「硬派な王道枠か?」と思ってしまいます。

 

なお、すでに私のプレゼン予定ネタが明らかになっていますが、果たしてその通りにいくとは限りません。

ご不明点がある方はお問い合わせください。

趣味はノーマルですが、一生懸命お喋りするので、多くの人にお越しいただけるともう本当にめちゃくちゃ嬉しいです。

 

あと、余談ですが、東京カルチャーカルチャーの人から「イベントページ作るのに、写真何枚かほしい」と言われ、手に変な汗を書きながら「とっておきの自撮り写真コレクション」をご送付申し上げたところ、1枚も採用されませんでした。
ちょっと恥ずかしかったです。

 

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2017年06月19日(月) 21時27分58秒

雑誌『新潮45』2017年7月号に寄稿しました

テーマ:掲載関連

また例によって更新が止まっていますね。

ヤン坊マー坊以降の動向をどこかで書かねばなりません。

 

ヤン坊マー坊のあとに、北海道に4日間「取材旅行」という形で出かけました。

編集者同行というやつですよ。

 

その結果が6月17日発売の『新潮45』2017年6月号への寄稿です。

10頁もいただいてしまいました。

10頁をもう少し分かりやすい表現に直すと、原稿用紙約30枚分で、

私はこれまでにそんな分量の多いのを書かせてもらったことはなかったのですが、

実際に書きはじめてみると、「足りん!」というのが感想でした。

 

「足りん!」というのは非常によくないことで、

本来であればきちんと示された分量に収めてこそプロなわけです。

自分自身の未熟さを大変痛感しました。

 

発売日前日に届いた掲載号。

 

私の独りよがりな思い込みですが、お堅い出版社ほど「献本」をきちっとしている印象があります。

 

私は1月まで出版社にいたのですが、「献本作業」にはだいぶ気を使いました。

 

この日は見本誌が入ってくるから献本作業をしなきゃいけない日だ……と予定に入れておくのはもちろんのこと、

送付先の確認(著者+執筆に際してお世話になった人たち)に一生懸命でした。

 

ポストからこれを取り出しつつ、ふとそんなことを思い返してしまいました。

 

写真だと分かりにくいのですが、写真は右から順番に「藤井四段」、「眞子様」、「誰やこれ」となっております。

写真の位置が少し下目なのは、まあそういうことでしょう。

並べてもらえてるだけでもおそれ多いです。

 

私はブログをマイペースに続けていますが、

元々の発端は、このブログでした。

ブログのメッセージ機能でNHKのディレクターの方が連絡をくださり、

そして北海道を旅する番組が生まれました。7年前のこと。

そこから色んなご縁があって、書かせてもらえたりなんぞするようになり、

最終的には「もっと書きたい」という欲が、こわれた噴水みたいに溢れ出るようになってしまったわけです。

 

ありがたいことに月刊誌なので1カ月は書店に並べてもらえます。

ご覧いただけますと幸いです。

 

 

 

 

 

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2017年06月01日(木) 19時43分48秒

雑誌『Pen』2017年6月15日号に載りました

テーマ:掲載関連
おかげさまで最近原稿に追いかけられていて、それこそ夢にまで見るようになってしまいました。

本日発売の雑誌『Pen』2017年6月15日号に、ちびっとだけ載りました。
雑誌の取材受けたのっていつぶりだろうかってくらいに久し振りです。


私はというと、ついにあのテーマについて喋ってしまいました。



飲んだら乗らない、乗るなら飲まない

このフレーズでおなじみの牛乳です。
どうぞご笑覧ください。




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2017年05月09日(火) 22時41分53秒

【福井に帰らせていただきますスペシャル1日目】長浜湖畔でヤン坊マー坊の本気を知る

テーマ:帰省編

5月2日から7日まで、長めの「実家に帰らせていただきますスペシャル」をしました。

福井に帰るのは年末年始です。

 

初日の2日は琵琶湖のほとり、長浜に滞在。
東海道新幹線ひかり号に品川から乗り、米原で下車するという至って普通の経路で来てしまいました。
このひかり号ですが、停車駅はのぞみの停車駅に、豊橋、岐阜羽島、米原を加えただけなので、私は「実質のぞみ」と呼んでます。

さて、なぜ私が長浜で降りたのか。
その理由は主に2つあります。
1つ目は、滋賀県に泊まったことがなかったからです。
JRを全線完乗しているので、行ったことのない都道府県はありませんが、泊まったことのないところはいくつかあり、滋賀県はそのうちの1つでした。
福井に近すぎるというのが要因です。
ちなみに同じく福井の隣である石川県には、出版社勤務時代に出張で何度も泊まってます。
これがなかったら金沢の夜を知らずに生きてしまっていたでしょう。

もう1つの理由は、滋賀の、それも湖北界隈に並々ならぬ関心を寄せていたからです。
私は福井で生まれ福井で育ちましたが、母方のルーツは湖北にあります。
国鉄OBの祖父が伊香郡(現在の長浜市)の出身で、実際にそのキャリアも旧中之郷駅から始まっています。
ちなみに祖父の生まれ育った家は今も残っていて、たまに様子を見に行ったり墓参りに行ったりしますが、墓に刻んである名字がどれも同じで、「な、なんて血の濃いエリアなんだ……!」といつもビビってます。見渡す家々皆親戚状態です。
下手したら私は滋賀県出身になっていたかもしれません。

大義名分はさておき、まったく予定がありませんでした。
長浜には旧長浜駅舎を利用した「長浜鉄道スクエア」という資料館もありますが、ここをはじめとした観光施設はすでに一通り回ったことがあり、2周目に入るのもなあ、と悩んでいました。
それで最初は、琵琶湖でも見て呆けているのがよかろう、などと落ち着きのない自分には絶対できない無理な目的を作ってみたりもしました。

しかしこんな私にインターネットは教えてくれます、「おもしろいのあるよ」と。

サドルが一番低いところに設定されたまま錆びて調整できなくなった宿のママチャリを漕ぐこと5分、果たしてそこにはヤンマーミュージアムがありました。

このミュージアム、大変すばらしいところで、学生時代に訪れていたら今頃私はヤンマーの社員だったかもしれません。

長浜のまちなかに突如現れる。大人600円。

 

ヤン坊マー坊のベンチがあるよ。


展示エリア入ってすぐのところに最新鋭のコンバインが展示されており、係員のおじさんが「これ、1000万円ね」とにこにこしながら教えてくれました。

 

1000万!とおじさんが嬉しそうに言ってた。

 

高級車の運転席からの景色。

 

それから、ショベルカー体験コーナーにて、子供がやってるのを見ていいなあと思っていたところ、係員のおじさんが「やってみる?」と声をかけてくれました。

 

ショベルカー体験。写真撮ってくれたのは係員のおじさん。おじさんしかいない。 

 

他にもレジャーボートの運転シミュレーターがあったり、「プレス体験」でヤン坊マー坊の缶バッジが作れたり、大変ハッスルしてしまいました。いい大人なのに。
ちなみに係員は全員おじさんで、ヤンマーのOBかな?と推測した次第です。
おじさんたちはヤンマーのキャップや首から下げた身分証に、プレス体験で作った缶バッジをじゃらじゃらとつけていて、かなり楽しそうでした。
レジャーボート体験の隅に「ここからは60分まちです」の札が置いてあったので、明日からは混雑しそうですね。

 

混むときは1時間待ちのレジャーボート体験。

 

成績はBだった。あかんやろう。

 

プレス体験と称してお土産づくり。


あと、ヤンマー創業者の山岡孫吉は祖父と同じ伊香郡の出身だということ、ヤンマーというのが「オニヤンマ」に由来してることなど、もろもろと教養チックなことも学んできました。

 

屋上にはビオトープ。奥にある屋根の部分は足湯。

 

足湯用に限定タオル。200円。

 

宿の自転車で長浜市内を爆走。これは長浜タワー。

 

長浜違い。

 

これは長浜でなくて、敦賀のお土産屋さんだ!

 

夕方の琵琶湖。滋賀県が設置している「外来魚回収いけす」という名前のゴミ箱があって、滋賀県は外来魚に対して容赦ないなあと思った。

 

夜ご飯は長浜っぽいものが食べたくて、鯖そうめんこを食べましたが、これが想像以上に想像通りの味だったことに驚きを禁じ得ませんでした。

見た目通りの味。

 

夜はおとなしく伊吹牛乳飲んで寝ました。

 

駅直結の平和堂。

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2017年05月08日(月) 23時44分46秒

錦川とことこディープ未成線めぐりで騒ぐ大きなお友達

テーマ:旅に出たんだい!

「次は私鉄完乗やね」と言われますが、狙っていません。
一方で、未乗路線に積極的に乗りたいのはもちろんだとも。

 

4月15日、16日で可部線および錦川鉄道に乗ってきたのですが、そのうち錦川鉄道について書きます。

可部線は純情な完乗の更新が目的で行きました。こちらについては、いずれどこぞでお披露目します(紙媒体の可能性が8割。残念なことになったら、ここにしたためますね^^)。


錦川鉄道は岩国の2駅隣である川西から終点錦町(にしきちょう)をつなぐ全長32.3キロの第三セクター鉄道で、旧国鉄岩日線(岩国の「岩」と島根県にある日原駅の「日」)にあたります。

車両は第三セクター鉄道でおなじみ、新潟トランシスの軽快気動車が採用されているのですが、内装(含トイレ)が木目調に仕上がっていて、それだけで新鮮味がありました。これいいですね。トイレも内装がちょっと違うだけで、随分雰囲気違いますよ!

 

色合いで随分イメージ変わるものだ。

 

ずっと右手に錦川。


終点の錦町に到着したのちは、さらに別の乗り物に乗りました。
その名も「とことこトレイン」。
ただこれ、まったくもって鉄道でもなんでもなくて、ゴムタイヤの遊覧車です。

 

ならばなぜトレインなのか。

旧国鉄岩日線は、その名に「日」を冠していることもあり、日原まで「岩日北線」としてつなげる予定で絶賛工事中でしたが、昭和55年にそれが凍結となりました。
現在、完成した路盤のうち錦町から約6キロ分、雙津峡温泉(そうづきょうおんせん)までは「岩日北線記念公園」として整備されており、とことこトレインというのは、その6キロを走っているのです。

つまり、当該とことこに乗るだけで未成線めぐりができてしまうというわけです。おいしい! おいしすぎる!
もっとも、お客さんのほとんどは「未成線見学したい」という欲望にまみれた大きいお友達ではなく、当該とことこを今ある形で楽しみたいファミリー層ばかりでしたけどね。
ちなみに、なんでこんなに私がやたら説明をだらだら書いているかというと、当該とことこトレインがめちゃくちゃ面白かったからです。詳細は写真でどうぞ。

 

錦川鉄道の終点、錦町駅からとことこトレイン乗り場へは歩いて3分ほど。

 

愛知万博で「グローバル・トラム」として活躍した電気自動車は、転職(あるいは天下り)して錦川鉄道でとことこトレインというお役職に。

 

6キロの道のりを40分かけてはしる。なお、錦川鉄道に乗ってきた人のとことこトレイン乗車代は往復1000円。安い。

とことこトレインの車窓。もしかしたらここには駅があったかもしれない。しかし「この地に永久に列車は走りません」と沿線案内のアナウンスは言った。

 

未成線トンネル。地元の人たちによる蛍光石アート。ここは降りて見学タイム。大変よかった。

 

終点の雙津峡温泉では、いつものようにお風呂タイムが入ります。

 

オフロード! 寒いギャグです。


憩の家」というデイサービス施設のような名前の日帰り温泉に入り、併設されてるお食事どころでヤマメと地元の豚肉鉄板焼きを食らいました。

 

ヤマメちゃん!

 

この後、豚肉とおじさんが出会う。

 


さて、ここでおじさんが登場します。
これうめえな! と豚肉を食べていたところ、施設の1番えらいんじゃないかと思われるおじさんが突然現れて、「この鉄板焼きはね、こういう食べ方もおいしいんだよ」と言い、おもむろに鉄板上の豚肉に醤油を掛けました(醤油はおじさんがどっかから持ってきた)。
確かにおいしかったので全然構わないのですが、もしも当方が「醤油苦手なんですけど」とかだったら、ちょっと悲しい思い出になってるところでしたね。

おじさんはどうも暇だったようで、「帰りもとことこトレイン? 送迎バスあるよ」と言ってくれました。
ただ、とことこトレイン乗り場は目の前で、送っていただくほどではなかったため、丁寧にお断りしてしまいました。

なお、この地域は蛍が生息しているそうで、おじさんいわく「錦パレス(憩の家の並びにある温泉宿泊施設で、おそらく憩の家とお仲間関係)に泊まったら、毎晩でも蛍の生息地に案内するよ」とのことでした。
蛍の季節に錦パレスに宿泊するというのは大変魅力的ですし、おじさんに案内してもらったほうが、たくさん蛍見られておもしろそうなんですけど、そんな何泊もすることはできないと思います。

風呂とごはんという、いつものコースを堪能したふくよかな体は、再びのとことこトレインと錦川鉄道で岩国市内まで運ばれ、西岩国で降ろされました。
なぜ西岩国で下車したかは写真参照ください。

 

初めての西岩国駅。

 

 

そして錦帯橋を見学し、橋の袂にあるソフトクリーム屋に20分並ぶという珍しい行動にでたのち、岩国錦帯橋空港から羽田空港に戻って旅行は終わりました。

 

錦帯橋のソフトクリーム屋「小次郎商店」に並ぶ人たち。私もめずらしく並んでみた。

 

 

チーズソフトクリームにチョコレートソースのトッピング。うまい。企業努力のたまもの。

 

 

いわずと知れた錦帯橋。

 

まだまだきれいな岩国錦帯橋空港からさようなら。

 

1泊旅行なうえに、広島空港で始まり岩国錦帯橋空港で終わるという、日数的にも移動距離的にも短い旅行でしたが、下手な3泊とか4泊の旅行よりも充実し過ぎていたように思われます。
それは乗った箇所も訪れた場所も少ない一方で、それぞれの場所で十分に時間をとっていたからからでしょう。

確かに「乗った路線数や距離数」と「旅行の充実度」が比例関係にあった時期もありました。
しかし、「たくさん乗ったこと」というのは、記録に残れども思い出にはなりにくいです。

私の場合は目標をつくってしまうと、それにのめりこんでしまうきらいがあり、「私鉄完乗」を目標にすることで、「たくさん効率よく1日で回ろう」旅行が始まってしまうことは火を見るより明らかです。

執筆の方向性との兼ね合い、そして何より「楽しいかどうか」という観点から考えると、今後も今回のような旅行を続けていくことになりそうです。

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2017年05月07日(日) 23時54分35秒

スイッチの小川会長と駅メロ大家の塩塚さんへのインタビュー記事を書いたよ@東洋経済オンライン

テーマ:掲載関連

この連休を朗らかに地元およびその周辺で過ごしまして、先ほど帰宅しました。

鉄道とは特に関係のない面白いことがもろもろあったので、それはのろのろとここにも載せていこうと思います。

 

そんな連休のど真ん中、5月5日に、東洋経済オンラインの連載の新しい記事が公開となりました。

テーマはずばり駅メロです。


業界最大手の制作会社スイッチの小川会長と、最大の作編曲数を誇る塩塚さんのご両人にインタビューを敢行した豪華バージョンでお届けいたします。

インタビュー内容については、余すところなく記事に落とし込んだつもりですが、「これは私の文章に落とし込むよりも、ラジオかトークイベントでやったほうがよかったんでないのか?」と思いました。
それほどまでにぽろぽろと面白い話が。

 

「こういうこと聞いてもいいかなドキドキ」した質問事項も漏れなく含まれており、かなり楽しいものに仕上がっていると思います。

 

記事はこちらからどうぞ

たった10秒で起承転結「駅メロ」の奥深い世界

 

余談ですがインタビュー形式の記事を書くのは生まれて初めてでしたが、話を聞きながらさらに追加の質問ができるというのはいいですね。
実際に話を伺うまでは何が飛び出すかわかりませんし。

ご一読いただけると幸いです。

 

インタビュー当日。左から小川会長、1人飛んで塩塚さん。

真ん中の人は左手の場所がちょっとおかしいです。

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2017年04月30日(日) 22時59分31秒

紀行文を求める旅に行く

テーマ:ブログ

黒い縁取りはちあきなおみの喝采で、赤い縁取りは私の速達だ。

速達という形式で手紙を受け取った経験は初めてで、「なんやこれ! どうしたらいいんや……。そもそも速達って380円もするんか!」などと大いにたじろいた。

 

さらにいうと送り主である新潮社の編集者某氏とは、4年前に紀行文でお世話になって以来年賀状のやりとりがあるだけだったので、ますます取扱いに困った。

「後は行くだけ。連絡乞う。」で括られた当該速達に対し、「お手紙ありがとうございましたメール」を返信したが、果たしてこれは正しい大人の対応だったのだろうか。

 

それからおよそ1週間後、すけべ心とミーハー心くらいしかない先日の私はというと、「やったね、またあのおしゃれ新潮社に侵入できるわい!」とうきうきしながら神楽坂を歩き、いざ侵入!というタイミングで某氏に取り押さえられ、新潮社前を華麗に通過して飲食店に向かった。

 

飲食店到着後、開口一番に「そそそそ速達ってびっくりしましたよ! なんか誰か不幸があったんかと思って開封するのめちゃくちゃ緊張してまいました」と福井のイントネーションで疑問を投げかけた。
すると、「ああ、急ぎでないときはいつも手紙にしてるの。急いでたらメールか電話するんだけどね。だから返事はメールでよかったんだよ」という実にあっさりした回答をいただいた。ごもっとも。

 

4年前に書いた紀行文のタイトルは「私の親鳥 東急東横線」というもので、わずか15枚ほどの短いものだった。
今回は広大で長大になる予定で、始まる前からすでに脈拍数は上昇気味である。

書くために行く、こんな目的の旅もあるのだ。

「遠足」と表現して「仕事」と言い直された夜だった。

 

そんなわけで、きっと忘れた頃にお知らせをすると思います。よろしくお願いします。

書きたい分野について、「書かんか?」と言ってもらえるのは本当に嬉しくてありがたいことですね。

喜びのあまり大手町で迷子になりました。元定期券ユーザーなのに。

 

ちなみに4年前にお世話になったのは、こんな雑誌です。

 

 

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