おはようございます
「中高年に急増していて、放っておくと失明することもある」とかって、最近テレビ番組のいくつかで取り上げられていた加齢性黄斑変性症(かれいせいおうはんへんせいしょう)。そんなに騒ぐほど増えてるの?そんなに失明の危険性が高い病気なの?
テレビがセンセーショナルに取り上げると、がたくさん浮かぶ、へそまがり春月。調べなくちゃ…と思っていたら、アイ・クリア 先生がブログに書かれてました。どんな病気か、予防にどうすればいいかなど、先生の記事 を読んでくださいね。先生、目の話題ではいつもお世話になってます。
テレビの話だと、紫外線→変性→失明って調子でしたけど、黄斑変性症になったからといって、即失明につながるというワケじゃないようです。しかも、紫外線だけが原因ってワケでもない。
喫煙、ストレス、食事も影響するとなれば、目の生活習慣病と言えそうですが、難病情報センター の解説によれば、いくつかの遺伝子異常もみつかっているらしく、遺伝的な素因も考えられるようです。
また、九州で調査したところ、1988年からの9年間で、患者数が約2倍に増加していたとのこと。人口比率から日本全国に換算すると、推定患者数が約37万人から約69万人に増加したことになるらしい。これは急増と言えるかもしれませんね。
70代以降に多い病気ですが、早い人で40~50代で発症するようです。簡単なチェック法として、アムスラー検査というのがあるので、気になる方は日本眼科学会 のページをご覧くださいませ。
黄斑変性が加齢による老化であるなら、疲れ目を放っておくのは、発症リスクを高めることになります。頭痛やくび・肩のこり、全身倦怠など、他の不快な症状を予防するためにも、こまめに手当てしたほうがよさそうですね。
目の疲れをとるには、外眼筋ストレッチ 、目のツボ押し 、くびのツボ押し 、温冷タオル湿布 、温冷浴 、ホットアイマスク などご紹介していますので、ご参考にどうぞ。
リフレクソロジーでは、「足が教えてくれること」シリーズのNo.1 や目の疲れに足ツボもみ でご紹介したように、目の状態は足の第2指、第3指に出ます。
あらためて少し詳しく描くと、赤で表示した部分が目の反射区になります。黒い線は、足指つけ根の関節です。反射区をしごくような感じでもむと、視界が明るくなりますよ。
反射区の手当て、もし痛ければ、よほど目が疲れてる証拠です。痛さに涙が出たら、それはそれで目が潤って、一石二鳥ですけどね(笑)。
一天一笑、今日もいい1日にしましょう。
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