おはようございます
昨日はすっかり冬に季節が戻ったような寒さでしたね。今日も1日寒さは続きそう。一度暖かくなって、またこうして気温が下がるときは、体調管理が大切です。油断してカゼなどひかないよう、気をつけましょうね。
春は芽吹きの季節ですが、この時季は顔にもあれこれ出やすいもの。湿疹や肌荒れ、そして吹き出もの。冬場に溜め込んだ毒素が外へ出てくるなんてことを言ったりもしますけど、原因はやっぱり季節の変わり目の体調不良でしょうか。
吹き出ものは、毛穴に皮脂や老廃物がつまって起こります。その皮脂が炎症を起こして、痛みが出るとにきびと呼ばれます。原因にあげられるのは、ストレス、不摂生、食べすぎ、脂っこいものや甘いものの摂り過ぎ、紫外線の刺激、化粧品や薬品の刺激、ホルモンバランスの変化など。
「早食い・大食いは胃潰瘍のもと?」 でご紹介したように、皮膚はからだの外側で、粘膜はからだの内腔で、それぞれ外界と接する場所。体調不良が出やすい場所です。粘膜に症状が出てしまうよりは、吹き出ものとして、目に見える場所に出てきてくれてるほうが、ある意味わかりやすくて安心。それでも、早く治すに越したことはありませんね。
そこで今日は、吹き出ものを治す、そして防ぐためのツボをご紹介します。吹き出ものは、口内炎 と同様、熱性の症状。そして、顔面の症状でもあるので、合谷 と曲池 を使います。便秘を伴っている場合は、天枢 を追加しましょう。
① 合谷 は、反対側の手ではさむようにして、親指の腹で、もみほぐすように刺激しましょう。ちょっと痛いけど気持ちいい程度の強さで、10~15回くらい。
② 曲池 は、反対側の手でひじを支えるようにして、やはり親指の腹で、軽くもみほぐすように刺激します。ちょっと痛いけど気持ちいい程度の強さで、こちらも10~15回くらい。
③ 天枢 は、両手の人差し指から薬指までの指の腹を使って、ツボ周辺を軽く15~20回くらいさすりましょう。
そして、旬を迎えたちょっぴり苦い食材たち、山野草でからだのおそうじ すると、吹き出ものの予防にもなりますよ。昨夜、フキをニンジンと厚揚げとで煮て、美味しくいただきました。まさに春の味でした。
一天一笑、今日もいい1日にしましょう。
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