様々な症状に効くツボ 合谷 | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


ゴールデンウィークも終わっちゃいましたね。お出かけになった方は、お疲れが残っていませんか?車を運転された方は、目の疲れがつらくありませんか?ブログを楽しまれた方は、肩こりになってませんか?


今日はそんな方たちにおすすめのツボをご紹介します。そうした症状に、「養生保健のツボ 足三里」 も使えますが、その足三里と並ぶ万能ツボとして、とてもよく使われるのが合谷です。「歯と歯茎のケアに使えるツボ」 で、足三里とともに一度登場しています。


☆ ツボの位置


春月の『ちょこっと健康術』-合谷


親指と人差し指の間のいわゆる水かきにあります。親指と人差し指の谷間で、写真の赤●のあたり、人差し指の中手骨に向かってグッと押すと、ちょっと痛いけど気持ちいい場所、それが合谷です。


☆ 効用


歯痛に効くことは「歯と歯茎のケアに使えるツボ」 でご紹介したとおりですが、ほかに、疲れ目目のかゆみ顔の吹き出物やおでき頭痛疲労ストレス肩こりのどの痛み腹痛下痢便秘などの症状を緩和してくれます。


三陰交とともに使うと、PMS月経不順などにも効用があります。三陰交については、「女性特有の悩みに効くツボ(三陰交)」 を見てくださいね。


また、てんかん、小児のひきつけ、シミ、ソバカス、抜け毛などに対しては、合谷へお灸をするとよいと言われています。


☆ ツボの押し方


親指の腹を使って、気持ちいいと感じる強さで押しましょう。息を吐きながら2~3秒押して、息を吸いながら親指を離します。これを10~15回くらい繰り返します。


☆ お灸のしかた


せんね〇灸タイプの家庭灸の場合、台座のシールをはがして使いますが、べったり貼りつけないようにしましょう。落っこちない程度にふわっと乗せると、熱くなりすぎるのを防ぐことができます。そして、熱さを感じたら、はずしましょう。そうすれば火傷しなくてすみますし、効用としても十分ですから。


今日もいい1日になりますように。


春月の『ちょこっと健康術』-スィートピー