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ご存じ大前研一さんの、あーそーですよねぇ~
日本に安住しているだけじゃ仕事なくなっちゃいますよねぇ~
なんて改めて気づかされた一冊、自分の名前で稼ぐことを考えない
サラリーマンからすると、グサグサと
突き刺さってくる内容盛りだくさんではないか
個の時代にふさわしい一冊です
どっかのネットの記事で年収500万円しか稼ぐことのできなかった方々が
どうしてそーなっちゃったかを自己で分析されていたりしたのですが
私の率直な感想として、いいなぁ、年収500万円かぁ~と
愚直に努力をしている人と、スキマ時間に喫茶店でサボっている人と
長い目で見ていければ、どちらがどうなるかなんて一目瞭然
でも、スキマ時間にサボっていても、年収500万円稼げるなんて
今だったら、今の若者からすれば、パラダイスじゃないか
なぁ~んて、収入が右肩あがりになりづらい世の中になっていると
そんな雰囲気を持たざるを得ないのではないかと感じます
でも、稼がないといけないんですよ
家庭を持っていると、子どもがいると、何ていっても金がかかる
特に養育費ですよ、養育費
ひとりで生きているのであれば、まぁ自分のことを考えるのでしょうが
家族がいると、家族全体のことを考える
こういうと、また家族を言い訳にしてなんてよく指摘を受けるのですが
どんな状況であれ、収入をあげることがしづらくなってきたということは
間違いない事実なのであります
そんな中、確実に収入をあげている方がいる、それも苦しそうじゃなく
むしろ楽しんでいる、そんな光景をこの目で
目の当たりにしているもんですから
日本にいてもきっちりと稼ぐ力を身につけることはできるんだと
改めて思うわけであります
著者の本をたくさん読まれている読者の方々は大変多いのでしょうが
この本の指摘というのは、一切情がないというか
ズパッと判断している
友人だからとか有識者だからとかって遠慮なく著者の言い分を伝えており
読みごたえがあるというのは、今までの著者の本と遜色はありません
ユニクロの柳井さんやソフトバンクの孫さんに対しても、ご自身の意見を
バズっと指摘していたりもするので、読んでいて痛快な気分になりました
特に、教育の分野に言及されているところが印象的でした
教育は、その国の根幹を担うところでありますから、そこに提言をされている
たとえば、東大の秋入学の話なんかも切り捨てていたりして
本質は何か本当の意味での稼ぐ力を
身につけるとはどういうことか
個人レベルで再度考え直してみるいいきっかけにもの
なるのではないでしょうか
そのキーワードは、やっぱり「グローバル化」
TOEFLやTOEICなどにも話はいき
ご自身で学長をされているBBT大学の話
やっぱり教育は大事だし、英語、身につけないとなと思うわけで
で、最後に激しく同意したいのは「偏差値の全廃」というところ
偏差値は便利なモノサシであるというところに、純粋な素直な国民性の
日本人にはピッタリといったところかもしれませんが
あり得ないですよね学校ごとに個性はあるものだと思いますから
人の人生を一定のモノサシで計るなんて
ホントあり得ない
それをおかしいと私も学生時代に指摘できていませんでしたが
人の親となって、これだけ時代が変化しているというのに
未だに偏差値という便利なモノサシで自分の進路を決めようとする
そんな学校教育ってどうなんだと疑問に思うわけであります
偏差値が高い、確かに頭がいいという指標になるとは思いますが
それだけが頭のいいという指標ではない
スポーツの分野なんかで才能を発揮している人は
勉強の時間が取れないから
いつもテストの点は悪かったような、私も高校時代にスポーツ推薦で
入学してきた同学年を思い出しましたが、テストの点が悪いからと
オリンピックを目指している学生を頭が悪いと断定するのは
どう考えてもおかしなことであると思うんですよね
いや、ホント、国がなんとかしないとなれば
親がいろいろ調べて環境を整えていくという行動を
個別にしていく必要があるのかなと
便利なモノサシなんかで
人生が決められるわけがないと
それは就職時も同じだし、考えて考えてスキルを身につけて
グローバルな人材に自らがなると、稼ぐとはそういうことでしょうかね
英語なぁ~、やんなきゃなぁ~
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