誰でもリーダーになれる３つの約束＠和田裕美

自分への約束
部下への約束
環境整備をする

誰でもリーダーになれる３つの約束/和田裕美: ￥1,365; Amazon.co.jp

ご存じ「陽転思考」の和田裕美さんの新刊で
メルマガを拝見していて、とてつもなく魂のこもった一冊だなぁと
いう印象を受けていたせいか、書店でみかけたときには
あっさり手にとって購入していました

著者が営業をされていたときに世界142ヶ国中第二位の成績を
収めていたことは、すっかり有名になっているところかと思いますが
その成績を上げるウラでは、リーダーとして苦悩する姿が
これでもかっと思うくらいに悩まれていた様で
この本を通じて感じることができます

「隣の芝生は青く見える」とかいいますが
みなさん、本当に苦労されているんですよねぇ

過去にも、リーダーとは選ばれし人がなるものだと思っていて
私も、学生時代にリーダーとなった経験は記憶にないのですが
決して、リーダーになるのは決まった人というわけでもなく
リーダーは、誰でもなりえるのです
そう、逆に考えると、誰かがなるそれがリーダーと

いうことだったりするのではないでしょうか

仕事においても、リーダーがいて部下がいて
それぞれの立場において任務を全うしているような
そんな感じなのではないかと思うのですが
まぁ、人間関係というのはいろいろあるもので
人に好かれていたほうが円滑に進んでいきますが
決まってそうではないケースも多々あるのではないかと感じたりします

今、リーダーでなかったとしても
自分がリーダーとして周りのみんなと一緒に業務をこなそうとしていて
自分に対しての信頼がまったくなかったら
ついていかないですよねぇ
やっぱり、人間同士で何かをするということは
そこに信頼を得るということは不可欠なのではないか

と思うのであります

その信頼を得るということに関して
特段、裏技みたいなものがあるわけでもないし
大金を積んで買収するみたいなマネをしても意味ないし
着々と、日々の行動によって少しずつ得ていくものなんだろうと
この本を読みながら、つくづく感じました

中には、苦手な人とかやる気がない人なんか
私も関わりたくないって思いがちですが
まぁ、そんなんじゃ、真のリーダー足りえるところではない
そんなところなのではないかと思います

こういった類の話に、一発逆転みたいなミラクルは
限りなく起きてはくれないわけで
確実に、どのようなことを

日々の積み重ねでして行けばいいのか
その羅針盤になりえる一冊だったのではないかと思いました

そう、だから、選ばれし人がリーダーになるというわけではなくって
誰だってリーダーになることがあるわけですから
現在、リーダーの人は書かれていることを実践していって
現在、リーダーでない人は、いずれくるリーダーになる日の準備として
あぁ、リーダーじゃなかったら不要なスキルというわけではないですから
そういった意味では、すべてのビジネスパーソンに通じる
大事な要素が詰まった一冊ということがいえるのではないでしょうか

事実はひとつ、答えはふたつ

著者の「陽転思考」という考え方が好きです

詳細は、『人生を好転させる「新・陽転思考」』に書かれていますが
物事を捉えるときに、マイナスの部分だけにフォーカスするのではなく
そこに少しだけある「ヨカッタ」に視点をあわせてみる
そう、生きててよかったって思えることが
人生の幸福感を最大限にあげてくれる一番の要素だったり
まぁ、そんなことを考えますね