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巨大地震サバイバルマニュアル
それでは、大地震が日本を襲った場合には'私たちはどのような対応をとるべきなのだろうか?
まず、地震と防災に関する正確な知識と情報を把握しておくことが重要だと'渡辺氏は強調する。
これまでにもた-さんの地震予知といわれる情報が流されている。
だが'そうした情報は冷静に受け止めなければならない。
「現代の地震学では'何日何日に地震が発生するかを予測することはできません。
ですから、目時を指定した地震予知の情報は'まったく科学的根拠のないものです。
そうした情報を信じてパニックにならないことです」
また、これまでいわれてきた地震の際の注意事項にも'間違ったものや古い情報にもとづ-ものが多いのだ。
大地震の際にどうすべきなのか。
渡辺氏は'いざというときのサバイバルマニュアルとして'次の5つを挙げている。
サバイバル① 火を消すより身を守れ
「地震が起きたらまず火を消せ!」
そう教えられている人は多い。
地震の際の常識と思われている。
しかし、このスローガンは'現代の生活には当てはまらないものだ。
関東大震災はお昼の準備をしていたとき地震が襲ったため、多くの火災を引き起こした。
そのため、まず火を消すことが重要といわれてきた。
だが、いまの都市生活では'暖房やお風呂は電気やガスでまかなわれている。
直接火を扱うのほう台所のガスコンロくらいだろう。
しかし'最近の都市ガスやプロパンガスにはマイコンメーターがついており、震度5以上になると自動的にガスの元栓を止める仕組みになっている。
だから地震のときにあわててガスコンロに近寄って'火を消す必要はない。
むしろ、そのときにひっくり返ったお湯や油を浴びて大やけどを負ってしまう危険があるのだ。
それよりもまず、自分の身を守ることに意識を向け、確実に安全な場所避難することを優先させるほうが重要だ。
サバイバル② 特電を急がず'救急活動をせよ!
最近では'地震が発生した際に出る「帰宅難民」という言葉が知られるようになり'被災時の帰宅マップが売られている。
実際に大地震が起きれば'都心部には'帰宅したくてもできない帰宅難民が大勢あふれかえるだろう。
そうした人たちは自宅へなるべく早く帰る努力をするようにいわれている。
だが'ここで少し待ってほしいとう渡辺氏は注意を促す。
ターミナル駅周辺などでは'多くの建物が倒壊し、たくさんの負傷者が出ているだろう。
だが'警察も消防も自衛隊も'すぐには対応できない。
もしも自分がけがをしていないようならへなるべくそうした被災者の救助・救護活動に協力してほしいのだ。
阪神・淡路大震災では'建物の倒壊で生き埋めになっても助かった人の8割以上が'まわりの人たちに助けられたという。
まずは生き埋めになっている人たちへけが人の救出をするように心がけよう。
家族の安否が心配であれば'電話で確認できるシステムがすでにできている。
もしこの段階で家族と連絡がとれなかったり'家族にけが人が出ていたのなら、急いで帰宅するべきだが、そうでないなら救出活動に加わるようにしたい。
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