ジュセリーノの予言/テレビ東京「史上最強の預言者ジュセリーノ 未来を変える5つの警告」製作班
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地球温暖化生存マニュアル



ジュセリーノの予言するように2008年、日本は2007年を上回る酷暑を記録するのだろうか?


そうでなかったとしてもうこれから先ますます猛暑の傾向を強めていく可能性は高い。


少なくとも熱中症などの健康被害の不安は取り除かれるわけではない。

それならば、この暑さにどう対処していくかは考えておくべきだろう。


そこで立正大学の福岡教授に'もしも、これまでの観測記録を上回るような暑さが訪れた場合に'まず気をつけるべきことを教えていただいた。


生存マニュアル① ワンサイズ上の大きめの恩を着る


厳しい夏の暑さに対処するには'ゆったりとした服装が一番。

身体に張り付ようなぴったりとしたものは避けるほうがいい。
ワンサイズ上の服を選ぶと'布地と肌のあいだに空気の層ができる。

この空気が'熟の伝わり方を低く抑えてれるのだ。

また、白い服は日光を反射し熟を吸収しつらい。

逆に黒い服は熟を吸収しやす-'表面温度が白い服と1 5度も違ってくることがある。

夏は白くてゆったりしたワードローブをそろえておこう。


生存マニュアル② ひとにぎりの塩をポケットに持ち歩こう



塩分は人間の身体にとって必要不可欠な成分だ。

だが'汗をかくとその塩分も一緒に身体から流れ出てしまう。

日頃から塩をひとつまみくらい持ち歩くようにして'水分の補給時に一緒にとるように心がけよう。

ただし、高血圧の心配がある場合はtとりすぎに注意が必要だ。

塩をそのままなめるのではな-'スポーツドリンクなどでも補給はできる。

また、梅干は持ち歩くにも便利で'夏パテ防止に効果的。

戦国時代には戦場での携帯食として非常に重宝された。


生存マニュアル③ 頭より首・膿の下を冷やす


熱中症を防ぐには'体温を上げないように気をつけることが重要。

上昇した体温を冷ますには'太い血管を冷やすといい。

暑くなってくると、額に濡れタオルや冷却シ-トなどを当てたりするが'もっとも効果的なのが首や膳の下の血管の集まっている部分。

ここを冷やすと身体も頭もスッキリとする。


生存マニュアル④ 氷よりも濡れタオル


身体を冷ますには'濡れタオルなどより氷のほうがいかにも効果がありそうに見える。

だが'氷は表面だけを冷やそうとする性質がありへあまり効果がない。

その上、冷たすぎると頭が痛くなってしまう。

それよりも濡れタオルのはうが身体を冷やす効果が高い。

濡れタオルは全体的にゆっくりとも上がった体温を気化熱で奪ってくれる。


生存マニュアル⑤ サマータイムを導入する


サマータイムは'日本でも1948年から3年間だけ導入されたが、不評のために中止された。


だが'欧米やオーストラリアやニュージーランドへブラジルなどでは現在も続いている制度。


昼間の時間が長くなる夏のあいだ、時刻を1時間早め、朝のうちの暑くならない時間から仕事をはじめて、夕方早くに終わるようにするものだ。


だが'福岡教授の提唱するサマータイムは'朝は1時間早い時間に仕事をはじめるが'夕方の終業時間も1時間遅くする。


その分、スペインやイタリアのように昼休みを長-とろうというものだ。


この時間帯は平均すると、1日のうちでもっとも気温が高くなり、熱中症の発症も多い。


そんなに暑いときに働いても効率は上がらない。


しっかり休んでから午後の仕事にかかるほうがいいのではないだろうか。


このスタイルなら、ある日突然、国中の時計を早める必要もない。


フレックスタイムを活用すれば'個人レベルや会社レベルで実行できるだろう。