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水が石油より高価になる
今後世界中を巻き込む世界大戦のようなものは起こる可能性はあまりありません。
しかし'パレスチナやアフリカですでに起きているような'民族や部族の対立が激化して紛争につながるケースはた-さんあります。
もっとも心配すべき戦争は環境戦争です。
これが一番危険です。
そして環境をめぐる戦争が'水や食糧の不足に端を発する国家同士の戦争に発展していきます。
そこでは'バイオ兵器やケミカル兵器も登場してきます。
とくに深刻なのが'水をめぐる紛争です。
水が石油よりも高価なものになっていきます。
1000ミリリットルの水が石油1バレルと同じ値段になる。
そのとき、ブラジルのよぅな大量の水資源を持っている国がカギを握ります。
でも私たちはその水資源を汚染させています。
汚染によって飲み水が不足していくのです。
2011年ごろからは、「水資源を争う戦争」が起きをす.
水をめぐる紛争はアフリカの部族間ではもう起きています。
それがどんどん増えていく。
地球で安全な水が減っていき、アフリカやアジアの水資源の乏しい地域で紛争が起こります。
そして、私は水不足で命を落とす人たちの夢も見ました。
強い日差しにさらされ'暑さによって脱水症状を起こしてしまい'やがて意識を失っていきます。
人間の身体の60-70パーセントは水でできています。
それがなくなると'生きていくことはできません。
いま地球の人口は60億人以上いますが'牛は30-40億頭。
人間が1日に必要な水は3リットルといわれていますが、牛は1日に25リットルも水を必要としています。
いつか、人間が飲む水か'家畜が飲む水かを選ばなければなりません。
そして対立を起こすのです。
日本でもたくさんの飲料水を輸入しています。
しかし、この状況は危険です。
大切にしなければ'失うことになります。
水が腐り、飲めない状態になる。
私たちはそのことをもっと考えるべきなのです。
現代では'海水を真水に変えて飲料水にできる技術がありますが'海水も汚染されて飲めなくなります。
日本のまわりの海も'とても深刻な汚染が進んでいます。
魚も毒まみれになっていく。
人間が海の上を歩いて渡れるようになるというジョークもあります。
しかし'それは笑いごとでも何でもありません。
ゴミが海面をびっしりと覆いつくし、人が乗っても沈むことがなくなってしまうのです。